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「リボーンの棋士」5巻の感想~ストーリーの3つの見どころ~

 
「リボーンの棋士」5巻の感想
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梅澤 浩太郎
1987年12月生まれ。群馬県在住。「スキルを進化させつづける人になる」を目標・理念として活動中。私の過去の経験や学んだことをまとめた電子書籍「失敗しない思考法」を今だけ無料でプレゼント中。「将棋マッチ」にて、将棋を教える仕事もしています。

「リボーンの棋士」5巻の感想

「リボーンの棋士」の5巻を読みました。

本巻ではまったく予想していなかった
ストーリー展開があって、
とても面白かったです。

その見どころを3つにまとめました。

ネタバレがあるので注意してください。

ちなみに冒頭のイラストは自作です。

 

「リボーンの棋士」については
こちらの記事もどうぞ↓

「リボーンの棋士」の第5巻

「リボーンの棋士」の5巻はこちら↓

 

4巻までのストーリーで
アマ竜皇戦で優勝した主人公の安住。

5巻ではいよいよ
プロ棋戦の竜皇戦に挑みます。

私は物語がどう進むかを予想しながら
読んでいたのですが、
まったく予想外の展開となりました。

私が考える本巻の見どころは
以下の3つです。

①バイトをクビになった
②師匠との対局
③意外な観戦者

 

これらについて順番に見ていきます。

見どころ①バイトをクビになった

まず、
安住がバイトをいきなりクビになった
のがすごく意外でした。

 

いちおう、伏線らしきものはありました。

バイトに休みを入れ過ぎて
バイト先の店長からよく思われていない、
という会話があったのです。

ですが、本当に辞めさせられるとは。

 

なぜ意外に感じたかというと、
カラオケ店のバイト先というのは、
安住にとって新しい生活の象徴だったから。

奨励会を年齢制限で辞めさせられたあと
どうすればいいのかと悩んで、
ようやく手に入れた生活です。

それを捨てるとなれば大事件。

安住が本気でプロを目指すために
決心をしてバイトをやめるのならともかく、
クビになって終わりにさせられるとは
予想していなかったのです。

 

まあ実際には
すぐにコンビニでバイトをすることになったので、
将棋と関係のないバイトという意味では、
カラオケのときとあまり変わりませんでした。

今度のバイト先のコンビニの店長は
将棋に理解がありそうで、
安住にとってはラッキーでしたね。

それを言うなら、
そもそも店長が将棋を知っていたからこそ
バイトも採用されたわけですが。

あの店長、
盤に並べていたとはいえ
11手詰に挑戦していたのですから
なかなかの実力者です。

 

 

安住のことが気になっている森さんとは、
バイト先のカラオケ店で出会いました。

安住が辞めたことで
森さんの出番がなくなってしまうかもと
少し心配しました。

実際には、
カラオケ店を辞めても
森さんとの縁は切れなかったようなので、
そこはひと安心です。

 

 

新しいバイト先が
将棋関係ではなかったというのも
重要です。

安住の生活が苦しいのであれば、
将棋関係のバイトを追加して
かけもちすればいいのではないかと
私は思っていました。

将棋を人に教える仕事をすれば、
安住は真剣勝負とは違ったやり方で
将棋に関わることができます。

 

ただ、「リボーンの棋士」では、
人に将棋を教えるという仕事には
スポットが当たりません。

そうではなくて、
あくまでも真剣勝負を戦う棋士を目指す
というストーリーであることが
改めてはっきりしました。

見どころ②師匠との対局

安住が師匠と対局することになったのには
本当に驚きました。

その手があったかと。

竜皇戦でプロと戦うことは
前からわかっていたことですが、
その相手は若手棋士になるのではないか
と私はなんとなく思っていました。

それには理由があります。

 

 

物語の中の竜皇戦は
現実世界の竜王戦をモデルにしています。

竜王戦ではアマチュアが参加するのは
ランキング戦の一番下のクラスの6組。

6組は奨励会を抜けてプロになった棋士が
最初に入る組なので、
若手棋士が多いのです。

 

安住はつい3年前まで
奨励会にいました。

若手棋士であれば
奨励会のころから安住と何らかの関係が
ある人が多いでしょう。

例えば、
「アイツに負けたせいでプロになれなかったんだ!」
というような相手とか。

そういう若手棋士と対戦すれば
話が盛り上がるので、
そうなる気がしていたのです。

 

なので、
師匠と対戦することになるとは、
まったく予想していませんでした。

たしかに竜王戦の6組には
若手棋士だけでなはくて
ベテラン棋士も多いです。

竜王戦は下のクラスに落ちる「降級」もあるので、
かつては活躍した棋士でも
実力が衰えてくれば
アマチュアが出場する6組に入ることになります。

物語の中の竜皇戦も
しくみは同じなのでしょう。

 

 

「リボーンの棋士」の中では
今まで師匠と弟子の関係
ほとんど登場しませんでした。

それは安住だけではなくて、
他の登場人物たちについても
そうだったのです。

だから、読者である私もいままで
「安住の師匠」という存在のことを
まったく考えていませんでした。

だからこそ、驚いたわけです。

 

そして、その師匠は、
才能のある弟子を
プロにしてやれなかったことに
苦しみを感じていました。

その師匠の心情が
本巻では正面から語られています。

 

こういったことが
マンガの中で描かれるのは、
とても貴重ですね。

というのも、
マンガの主人公というのは
たいていの場合、
途中で壁にぶつかりながらも
最後は成功するものだから。

ところが、
主人公がプロになれなかったところから
物語が始まっている
というのが
「リボーンの棋士」のとても珍しいところ。

そんな物語だからこそ描くことができる
師匠の姿が表現されているのが、
すばらしいと思います。

見どころ③意外な観戦者

安住と師匠の対局の
観戦者たちの顔ぶれにも驚きました。

まず、研究会のメンバー
3人も来ていたこと。

2巻で登場した彼らですが、
3巻や4巻ではまったく出番がなかったので、
このままいなくなってしまうのかと
思っていました。

こうしてまた出てきてくれるのは、
これまでの物語の積みかさねが
感じられていいですね。

特に奨励会員の宇野さんは
このマンガでは貴重な女性登人物なので、
出番があってうれしいです。

 

 

そして、研究会のメンバーが
朝から安住の将棋を
検討しに来ているというだけで、
安住がみんなから認められて
応援されていることがわかります。

なにしろ竜皇戦は
持ち時間が5時間もあるのです

終局は夜の10時ごろになったりしますから、
朝から観戦していれば
それだけで1日が終わってしまいます。

 

そして、
長時間を覚悟して検討に来た
研究会メンバーたちは、
同門の棋士たちよりも
安住のことを理解していました。

そのことが、
私には強く印象に残りました。

 

特に早くもプロ入りを決めた堺くんのセリフ。

「安住から恨まれているかも」
などと話す同門の人たちにこう言います。

ぶっちゃけ、
安住さんはそんなことに
こだわってないと思いますけどね。
別に安住さん被害者でもないんでもないし、
プロになれなかったのは
自分の責任ってわかってるでしょ。

そして宇野さんから、
「あんたわかってんじゃん」
と言われると。

 

この場面、私はすごく好きです。

それと同時に、
私も同門の人たちと同じようなことを
言ってしまうことがあるなと反省しました。

「学生のときあいつはこうだったから、
どうせ今もこうだろう」
みたいな話です。

 

昔はどうであれ、
いまのその人のことは
きちんと話をしたりしなければわからないです。

その人について先入観は持たずに
「いまの姿」をきちんと見るように
気をつけないといけませんね。

 

 

ちなみに本局の観戦者として
森さんが描かれていないのは残念なのですが、
これは仕方ありません。

将棋会館の控室は
関係者以外は入れないものなので。

1回戦のアマチュアの対局であれば
動画中継もないでしょう。

アマ竜皇戦のときとは違って、
森さんとしては
応援したくてもしにくい状況です。

 

 

それから、
この対局の観戦記を担当するということで
新たに登場したのが保科七段

この人のモデルは誰なのか、
昔から将棋界を見ている人には
すぐにわかります。

2015年に亡くなった
河口俊彦さんですね。

 

物語の中では保科七段は
安住の師匠の伊達七段よりも年上で
「棋界のご意見番」という立場。

プロ棋士のことを知りつくしていながら
若手と話すときも偉ぶらず、
味があっていいキャラクターですね。

保科七段が「語りべ」として登場したことで、
師弟対決がより深みを増しました。

まとめ

「リボーンの棋士」の第5巻。

とても面白くて、
その見どころは以下の3つです。

①バイトをクビになった
②師匠との対局
③意外な観戦者

 

これらによって
ストーリーは私のまったく予想のしていなかった
展開となりました。

観戦者たちが見守る中、
師弟対決はどんな結末をむかえるのか。

次巻も楽しみです。

 

 

「リボーンの棋士」については
こちらの記事もどうぞ↓

 

 

 

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