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LP制作案件で初心者がハマる7つの落とし穴

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LP制作案件で初心者がハマる7つの落とし穴

LP(ランディングページ)を制作する案件は、高単価で稼ぎやすいのが特徴です。私自身、Webライターになって2年目には、1件あたり15万円、20万円、30万円といった単価でLP制作の仕事を受けていました。とはいえ、簡単に稼げるわけではありません。

私はこれまでに「LP制作の仕事をしたい」というライターさんの相談をたくさん受けてきました。そうして多くの人を見る中で「こうすると失敗する」「こうすれば成功する」というパターンがかなり明確に見えてきたのです。初心者がハマる落とし穴は7つあり、以下の通りです。

  • 文章だけで勝負しようとする
  • 知識を追い求める
  • 高額講座を過信する
  • いきなり仕事を取ろうとする
  • LPだけで成果を出そうとする
  • 依頼されたら何でも受ける
  • クライアントの言いなりになる

これらの落とし穴について詳しく解説していきます。落とし穴さえ避けられれば、LP制作で稼ぐことに一気に近づきます。クライアントに喜んでもらえる質の高いLPを納品して、高い報酬を得られるでしょう。ぜひ最後までお読みください。

ボリュームたっぷりなので、あとで読み返せるように、このページをブックマークしておくのもおすすめです。動画で視聴したい場合は以下をどうぞ!

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目次

前提: LP制作が稼ぎやすい理由

LP制作が稼ぎやすい理由は「クライアントが利益を得ることに直結しているから」です。ここで用語を整理すると、LPとは「ランディングページ」の略です。訪れた人に特定の行動をしてもらうためのページを指します。

スクロールして読む縦に長いページに、申し込みボタンが置かれているのが、LPの一般的な形です。LPの中でも、商品を販売するためのページは「セールスレター」と呼ばれます。

クライアントは広告を使うなどして、商品を買ってくれそうな人を大量に「セールスレター」に集めます。あとはそのセールスレターを読んだ人の一部が商品を購入すれば、クライアントは利益を得られるのです。1枚のセールスレターから、数百万円や数千万円、あるいは数億円といった売上が生まれます。

このとき、セールスレターの良し悪しによって、ページを訪れた人が商品を購入する確率、つまり購入率が変わります。たとえば、成約率が1%と2%で、1%のズレが生じたとしましょう。もし成約率1%でそのセールスレターの売上が1000万円だったのであれば、2%になると売上は2000万円になります。

このように、1000万円もの売上を作る、あるいは失う可能性を左右するのがセールスレターなのです。こう考えると、セールスレターやLPの重要性がわかってもらえるかと思います。

セールスレターが売り上げを左右する

そして、こうしたことをクライアントもわかっているからこそ、ライターに高額な報酬を払ってくれるのです。ライターに何十万円か払ったとしても、それでいいLPが手に入るなら、余裕で元が取れるわけです。

一方で、Webライターが書く機会が多い「メディアに掲載する記事」の場合、記事の質はクライアントの利益にはあまり影響しません。しかも、記事の場合は質だけでなく「量」が重要になる場合が多いです。だからこそ、クライアントは1記事あたりにあまりお金をかけないし、それはライターから見ると「稼げない」のです。

こういう特徴があるので、もっと稼ぎたいWebライターがLPに目をつけるのは、正しいことだといえます。ただし、注意が必要な点もあります。それでは本題である「7つの落とし穴」を順番に解説していきましょう。

1. 文章だけで勝負しようとする

まず1つ目の落とし穴は「文章だけで勝負しようとする」です。ここでお伝えしたいことは、こちらの3つです。

  1. LP制作は関係者が多い
  2. ひとりでやれば報酬アップ
  3. ツールを使えばLPは作れる

1-1. LP制作は関係者が多い

LPにおいて文章は大事ですし、ライターは重要な役割を果たします。しかし、LPではライター以外にも、制作に関わる人がいます。それがデザイナーとコーダーです。この3者が協力して1つのLPを作るのが一般的な体制です。

LP制作に関わる人

役割分担は以下のようになっています。

  • ライターが文章を用意する
  • デザイナーがLPのデザインを整える
  • コーダーがLPが機能するようにコードを書く

これがLP制作の一般的な流れで、分業体制になっているわけです。なおLP制作では、ライター、デザイナー、コーダーを取りまとめるディレクターがいる場合も多く、さらに関係者が増えます。この後の説明の前提となりますので、そういうものだと理解しておいてください。

1-2. ひとりでやれば報酬アップ

クライアントがLPの制作費としてお金を支払ったら、それをそのままライターが受け取れるわけではありません。なぜなら、他にも制作に関係した人がいるからです。

クライアントからもらったお金は、みんなで分配する必要があります。そして、LP制作を請け負っているのが会社であれば、会社に残る利益も確保しないといけません。そのため、お金は以下の5者で分け合います。

  • ライター
  • デザイナー
  • コーダー
  • ディレクター
  • 会社

これだけ関係者が多いと、クライアントが何十万円も払ってくれたとしても、ライターの取り分は数万円だったりします。すると「せっかくのLPの仕事なのに思ったほど稼げない」となりがちです。これが初心者がハマりやすい「落とし穴」なのです。

ではもし、ライターがデザイナーとコーダーの仕事もできるようになったら、稼ぎやすさはどう変わるでしょうか。まず自分ひとりでやるので、デザイナーとコーダー、ディレクターに支払う報酬はいらなくなります。そして個人事業主として仕事を受けるなら、会社も関係ありません。

するとすごいことに、5者いたはずの関係者がライターひとりになるのです。こうなると、クライアントが支払ったお金を、ライターが独り占めできます。

ライターひとりでできるようになったら

これができれば、ガンガン稼げるようになります。私が実際にやっていたことです。LPを仕事にしたいと考えているライターさんと話していると「自分はライターだから文章だけ書くのが仕事なんだ」と思い込んでいる人が多いと感じます。

でも、文章だけ書いて高い報酬を得られるのは、経験豊富な実力者だけです。初心者がいきなりはできません。「お金を稼ぎたいなら、文章以外のこともやって、報酬を増やしたらいいと思います。

1-3. ツールを使えばLPは作れる

デザインもプログラミングもできない人でも、LPを作ることは可能です。なぜなら、ツールを利用すればいいからです。私がおすすめするのが、LPtoolsカラフルというツールです。これらを使えば、ライターでも簡単にLPを作れます

使うのはWordPressのブロックエディタです。自分のブログを持っているライターであれば、問題なく操作できるでしょう。ツール内には「お客様の声」や「ファーストビュー」など、LPでよく使われるブロックが搭載されています。それらのブロックを組み合わせてLPの構成を作って、文字や画像を変更するだけで、すぐにLPが完成します。

しかも、LPまるまる1枚分のテンプレートが豊富に用意されているので、それらを使えばブロックをどう組み合わせるかを考える必要すらありません。LPを作ることは、たぶんあなたが想像しているよりも簡単です。

なおLPtoolsはWordPressのプラグイン、カラフルはWordPressのテーマという違いがあります。プラグインであるLPtoolsのほうが扱いやすくて、機能も豊富なのでおすすめです。価格は3万円程度です。もっと安く済ませたい人は、カラフルを使うのもいいと思います。こちらは1万円程度なので、より手軽です。

これらのツールについては、以下の記事で詳しく比較しながら解説しています。ぜひ読んでみてください。なお私のブログからLPtoolsを購入してくれた方には、「LPtools開花講座」という私のオリジナル動画講座を特典としてお付けしています。

2. 知識を追い求める

2つ目の落とし穴は「知識を追い求める」です。ここでお伝えしたいことはこちらの3つです。

  1. 知識だけでは書けない
  2. ゼロから書こうとしない
  3. 1つの書籍や教材を何度も学ぶ

2-1. 知識だけでは書けない

LPの仕事をしようとするライターの多くがやることが、セールスライティングを学ぶことです。でも、これが実は危険だといえます。もちろん勉強はするにこしたことはないのですが、そこで満足してしまうことが多いのが危険なのです。

セールスライティングを勉強すると、どう書けば人を行動させられるのかがわかります。世の中にあるセールスの種明かしを聞いている気になって、とてもおもしろいです。しかも、学ぶための書籍や教材やYouTube動画が山ほどあります。

ただし悲しいことに、いくら勉強したとしても、それで自分がセールスコピーを書けるようになるかというと、それは別問題です。ちょっと想像してみてください。書籍やYouTube動画や教材でセールスライティングをたっぷり勉強した人を、「じゃあ書いてみて」とまっさらな紙の前に座らせたとして、それで書けるかという話です。どうでしょう、書けなさそうだなとイメージできるのではないでしょうか。

勉強しても書けるようになるかは別問題

私が多くのライターさんを見ていて、この落とし穴にハマっている人は多いと感じています。

2-2. ゼロから書こうとしない

LPを作るなら、他のLPのマネをしましょう。すでに世の中には、多くの人を実際に行動させているLPが山ほど存在します。そうしたLPのマネをして書くのが、最も成果につながりやす、労力もあまりかからない方法です。

逆にゼロから自分で書こうとしても、労力がかかる割に成果には結びつきにくいので、やらないようにしましょう。実際、活躍しているセールスライターでさえ、他のLPを参考にして書いています。それを考えれば、初心者がゼロから書こうとするのはおかしいというのは、わかってもらえるかと思います。では、他のLPをマネする手順を紹介すると、こちらの通りです。

  • 参考になりそうなLPを探す
  • メインでマネをするLPを決める
  • マネしながら書く

まず「①参考になりそうなLPを探す」です。探し方がわからないと思うので、すごく便利なとっておきのサイトをお教えします。それが「LPアーカイブ」です。こちらのサイトには大量のLPが集められていて、業界や見た目のイメージなど、さまざまな条件で絞り込んでLPを探せます。自分が作りたいLPに近いものが見つかるでしょうから、どんどんストックしていきましょう。

次に「②メインでマネをするLPを決める」です。ストックしたLPの中から、メインでマネをするLPを1つ決めます。選ぶ際にはLPのジャンル、対象とする人の年齢や性別、読者に促す行動、このあたりが自分が作りたいLPと似ているかをチェックしましょう。

最後に「③マネしながら書く」です。マネをしながら、いらないものを削ったり他のLPの要素を取り入れたりして、LPを作っていきます。注意点としては、まったく同じ文章を書いてはいけません。それをすると盗作になってしまいます。そうではなくて、「ここで読者の悩みに共感するんだな」「ここで限定特典を紹介するんだな」など、書く内容や順番をマネするのが正解です。こうしてマネをしつつ、言葉や画像を置き換えていけば、それだけでわりと質の高いLPができあがります。

2-3. 1つの書籍や教材を何度も学ぶ

さきほどは「ゼロから自分で書こうとせずにマネをしましょう」という話をしました。ただし、うまくマネをするためには、ある程度の知識が必要です。というのも、知識がないと「なぜこの文章が必要なのか」を分析できず、ポイントを外したマネをしてしまうからです。

知識を学ぶなら、1つの本や教材を何度も学ぶのがおすすめです。何度も学ぶ必要があるのは、1回では身につかないからです。どんなに良い書籍や教材を買っても、内容を消化して実践できなければ意味がありません。何度も読んだり見たりしましょう。

他の書籍や教材にまで手を広げると「知識を追い求める」状態になるので、それはダメだというのは、これまでにお伝えした通りです。あくまでも、1つに絞って繰り返し学ぶのが肝心です。

私のおすすめ書籍を1冊お伝えしておきます。それは「セールスコピー大全」です。この書籍は、内容が難しすぎなくて、実践しやすいのが特徴です。それでいて重要な本質を網羅して学べるので、初心者の人にぴったりだといえます。ぜひ買って勉強してみてください。

3. 高額講座を過信する

3つ目の落とし穴は「高額講座を過信する」です。LP制作やセールスライティングの講座はたくさんあります。「講座に入れば自分もLP制作の案件で稼げるようになる!」と思い込んでいる人が多いのですが、それは勘違いです。ここでお伝えしたいことはこちらの3つです。

  1. けっきょく自分の行動量しだい
  2. 講師から直接教われる機会は少ない
  3. 案件紹介は実態を見よう

3-1. けっきょく自分の行動量しだい

私は高額な講座自体を否定するつもりはありません。ただ、私自身も人に教えていて感じるのですが、どんな講座であれ、成果が得られるかは本人がどれだけ行動するかによります。講師の実績がすごくて、教材がいくら充実していたとしても、稼げるようになるとは限りません

私はこんな相談を受けたことがあります。相談をしてくれた人は定年退職を控えていて、手に職をつけて退職後はセールスライターとして稼いでいきたいとのことでした。そして、有名なセールスレターの高額講座に入ったそうです。でも、課題についていけずに途中で挫折したとのこと。

そこで別のセールスレターの高額講座にお金を払って入って、今度は卒業はできました。しかし、案件の紹介とかがあるわけではなく、取り組む仕事がまったくない状態。2つの講座に大金を払ったのに何も進んでいる気がしなくて、どうしたらいいでしょうか、という相談です。

けっこう大変な状況ですが、こういった話はよく聞きます。私はその人には、この記事で書いているように「勉強ばかりしていないで実践しましょう。まずはLPを自分で作ってみてはどうですか」という話をしました。

講座に入ろうと入るまいと、実践の経験は必須です。「ペン1本で何千万円も稼げる」みたいなうたい文句で、人を集めている講座はたくさんあります。そういった講座に入るだけではダメで、自分の努力が必要なことは、覚えておきましょう。

3-2. 講師から直接教われる機会は少ない

「講師がすごい人だから」と高額講座に入ったとしても、実は講師と話す機会はほとんどないことがあります。すごい人であるほど忙しいので、これはある程度は仕方がない面があります。収録された動画を見て学習するのがメインだったり、やり取りするのは実績のないスタッフだったりして、講座の価値を感じられないことは珍しくありません。

私自身、過去に講座にはいくつも入って学んできました。入ってよかったと思えるのは、講師と直接話して、自分の考え方やマインドを「それじゃダメだよ」と正してもらえる講座です。逆に言うと、そういう機会がないのであれば、講座に入るのではなく書籍や教材を買って、自分で学べばいいのではと思います。基本を学ぶにはそれで十分ですし、費用を抑えられます。

「知識を追い求める」の落とし穴で話したように、まずは1つの書籍や教材で学んで、ほかのLPをマネして作ってみたらいいと思います。それで「もっと学ぶ必要がある」と思ったら、それから高額講座に入れば十分です。

高額講座に入る前に

ちなみに基礎を勉強するのには書籍もいいのですが、ツールに特典として付いている講座もおすすめです。さきほど紹介したLPtoolsカラフルのどちらにも、LPを作るときにどんなことに気をつけるべきかを解説する動画が付いています。そうした特典動画は、ツールを使うことを前提に解説されているので、観たらすぐに実践できるのが特徴です。

3-3. 案件紹介は実態を見よう

「案件紹介があります!」という話を期待して講座に入ると、痛い目にあう可能性が高いです。受講生のどれだけの割合に本当に仕事が回っているのか、そして紹介された案件から稼げている金額はどれくらいなのか、実態を見ることが大事です。それらを見たうえで、講座に入るかどうかを検討しましょう。

というのも、受講生を集めようとして講師側が言っていることと、実態が違うという話はよく聞くからです。「ライターが不足しています!」「仕事が自分のところに大量に来ているので、それを回します」。そんなふうに言って、受講生を集めている講座は多いです。

しかし、考えてみてほしいのですが、実力がない人に本当に仕事を回してもらえるでしょうか。もし講師が案件を紹介して、その案件に取り組んだライターがろくな仕事をしなかったら、講師が責任を問われます。だから、おいそれと案件は渡せないのです。

けっきょく、講師のところに仕事の依頼が来ているのは本当だとしても、講座の受講生がその仕事に取り組めることは少ないのです。案件を紹介するとしても、講師としては問題を起こさないと見込まれる、実力のある受講生を優先します。

案件紹介の実態

つまり、案件を実際に受けられるのは、講座の中でもトップ層の人だけです。そして、講座の中でトップ層に入るような人は、自力でも案件を取れます。つまり、講座に入らなくてもうまく人が、さらに加速してうまくいくだけです。

だから、「自力で案件を獲得する自信がないから、講座に入って案件を紹介してもらおう」と思うのは危険です。さきほど紹介した、私に相談してくれた人と同じようになる可能性が高いでしょう。

4. いきなり仕事を取ろうとする

4つ目の落とし穴は「いきなり仕事を取ろうとする」です。「知識ばかり学ぶのではなく仕事で実践したい」という気持ちはすばらしいのですが、いきなり案件を取ろうとしも成功しにくいでしょう。その前段階として、自分のLPで実績を作るのがおすすめです。この落とし穴に関してお伝えしたいことは、こちらの3つです。

  1. 自分のLPで実績を作ろう
  2. 数字を見て現実に向き合おう
  3. 架空のLPで満足するな

4-1. 自分のLPで実績を作ろう

LP制作でいちばん大変なのは、最初の案件を獲得することです。実績がなければ案件を獲得できない、でも案件を獲得できなければ実績が作れない…、となってどうしようもなくなる場合が、よくあります。そんなときの解決策が、自分でLPを作ってそれを実績にすることです。

ツールを使ってLPをあらかじめ作っておいて、案件を取りたいときには「私はこんなLPが作れます」とサンプルとして見せます。そうすると、クライアント側もイメージができるので「こういうLPを作ってもらえるなら依頼しようかな」と思ってくれるわけです。自分のLPを作った実績は、案件を獲得するための強力な武器になります。

自分でLPを作って実績にする

どんなLPを作ればいいのか、具体例を2つ紹介します。1つは自分のメルマガやLINEへの登録を促すLPです。メルマガやLINEは、誰でもすぐに準備できます。あとは「メルマガに登録してね!」あるいは「LINEに登録してね」というLPを作っておきます。

登録者限定の無料プレゼントを用意しておいて、その内容を紹介するLPを作ると、LPのボリュームが充実していいでしょう。なお無料プレゼントも、限定公開の記事を書いたり動画を撮影したりすれば、お金をかけずに用意できます。

ただし、メルマガやLINEを作るとなると手間がかかるので、面倒だと感じる人もいるでしょう。そこでもう1つのおすすめのLPは、アフィリエイト商品を紹介するLPです。何かアフィリエイトできる商品を見つけて、訪問者がその商品を買いたくなるようなLPを用意しましょう。

自分ならではの視点やその商品を使ってみての実体験を盛り込めば、オリジナルな内容のLPが作れるはずです。もしそのLPから商品が購入されれば、アフィリエイト報酬で稼げるという利点もあります。

自分のLPを作ることについては、以下の記事で詳しく解説しています。LP制作に関心のあるライターさんには間違いなく役立つ内容なので、ぜひあわせてご覧ください。

4-2. 数字を見て現実に向き合おう

さきほど自分の実績となるLPを作ろうとお伝えしました。このLPを作っておくと、実績になると同時に、自分のメルマガやLINEの読者が増えたり、アフィリエイト報酬で稼げたりする可能性があります。一石二鳥なので、うまくいくかもと思うとワクワクしますよね。

しかし実際には、そのLPからはほとんど成果が得られないでしょう。これには理由があって、初心者が作ったLPだから、質が低いというのがまず1つ。あとは、そもそもLPにアクセスを集められていないからというのが、もう1つ大きな理由です。

でも、LPから成果を得られない経験をすること自体に、大きな意味があります。私自身が過去を振り返ってもそうなのですが、初心者のうちはLPさえ作れば、成果が得られるような気がしてしまいます。でも実際には、LPを作って公開しただけでは、望む成果は得られません。LPの質を高めて、LPへのアクセスを増やさなければ、何も起こらないのです。

それは知識として知るだけではダメで、自分で経験してみないと、本当の意味ではわかりません。実際にLPを作って公開してみて、「メルマガへの登録者0人」とか「紹介した商品の購入者0人」とか、実際に出た数字を見ることが大事です。

そういう現実を突きつけられると、すごく悔しいんです。でも、その悔しさを感じたうえで「じゃあどう改善すればいいのかな」と考えることで、LPを作る実力がつきます。そうやって改善して、最初は0だった登録者の数字が1とか2になると、飛び上がるほどうれしいものです。そういった経験は、何物にもかえられない貴重なものです。

4-3. 架空のLPで満足するな

講座のカリキュラムでは、練習として架空の商品でLPを作ることがあります。それがあれば、クライアントに見せるサンプルとして使えます。見せられる実績が何もないのに比べたら、ずっと良いでしょう。ただし私としては、架空のLPを用意したことに満足せずに、自分のLPを作ってほしいです。なぜかというと、理由はこちらの3つです。

  • ライターは実力を示しにくい
  • 成果の数字が見られない
  • 傷つくことがない

まず「①ライターは実力を示しにくい」についてです。架空のLPの問題点として、「講座で指示されて作ったんだろうな」という印象を与えてしまうことが挙げられます。載っている文章もテンプレとして最初から用意されたものかもしれない」と、クライアントは警戒しやすいです。すると「自分の実力を示す」という目的が達成できません。

架空のLPを実績として見せるのは、デザイナーであれば一定の効果があると思います。たとえ講座で指示があったとしても、デザインを実際のページの形で見せられている時点で、それなりの実力があると示せるからです。その点が、コピペできてしまうライターの文章とは違います。

次に「②成果の数字が見られない」です。架空のLPは機能しないため、メルマガやLINEの登録者数や購入者数など、成果の数字が出てきません。すると、LPを改善して数字の変化を見ることができず、成長につながりにくいのです。

最後に「③傷つくことがない」です。架空のLPからは数字が出てこないので、「まったく成果が得られなかった」という結果を突きつけられることはありません。がっかりすることはないわけです。それはいいことのように思えるかもしれませんが、実際には案件をこなすのに必要な精神力が鍛えられません

案件では、作ったLPが期待された成果を出せなくて、クライアントに文句を言われる可能性があります。でも、文句を言われるのを怖がっていると、無意識に心理的な壁を作ってしまって、いつまでも案件を取れないことがあります。実際、私は多くのライターさんの相談に乗っていて、そういう心理面での壁がある人を何人も見てきました。

傷つくことを避けていては、案件をバンバン獲得できるようにはなりません。自作のLPなら失敗しても人から責められることはないのですから、ぜひ失敗して落ち込んでみてほしいです。

5. LPだけで成果を出そうとする

5つ目の落とし穴は「LPだけで成果を出そうとする」です。少しレベルが高い話になってきますが、ここを押さえられると、LP制作で大きく稼げるようになってきます。お伝えしたいことはこちらの3つです。

  1. 前後との一貫性を持たせる
  2. 複数のLPを使い分ける
  3. メルマガやLINEと組み合わせる

5-1. 前後との一貫性を持たせる

LPを訪れた人の行動には「流れ」があり、その中でLPはあくまで「点」に過ぎません。LPを訪れた人は、いきなりLPにアクセスしたわけではなくて、どこか別の場所からやってきているはずです。その流れを意識しなければ、いいLPは作れません。

たとえば、広告から集客しているなら、どんな広告なのかによってLPの内容を変え必要があります。例として「いまなら半額セール中!」という広告を出して、この広告をポチッと押したときにLPが表示されるとしましょう。この場合、LPではまっさきに半額セールの詳細を書かないといけません。なぜなら、セールの情報がなければ、訪問した人は期待はずれだと感じて、すぐにLPを閉じてしまうからです。

また別のパターンとして「英語がペラペラになる驚きの方法とは!」という広告なら、表示されたLPではその方法がどんなものなのかを、最初に書かないといけません。こんなふうに、良いLPを作ろうと思ったら、読者がどんな期待を持ってLPを訪れているのかを知っておく必要があります。そして、LP内のボタンからから決済ページなど他のページに飛ぶのであれば、そこでも期待を裏切らずスムーズに移行できるように配慮が必要です。

このように、LPは単独ではなく、全体の流れの中で考えることが大切です。もし流れがわからなければ、自分からクライアントに聞かないといけません。前後の流れを知らなければ、いいLPが作れるわけがないので注意しましょう。

5-2. 複数のLPを使い分ける

お伝えしているように、どんな流れで訪れた人を対象にするかによって、最適なLPの内容が変わってきます。だから、集客する導線が複数ある場合はLPを分けたほうがよいです。たとえば、広告やSNSなどで商品の安さをアピールするなら、安さをアピールしたLPを作ります。一方で、同時に「画期的な方法ですよ!」とアピールするなら、その方法を伝えるLPを別に作るわけです。

また、対象にする人を絞れば絞るほど、より相手に刺さるアピールができて、LPは効果的になります。記事のライティングでもよく言われる「ペルソナを決める」ということです。同じ商品であっても20代の人と60代の人では、何をアピールすると効果的かは変わってきそうですよね。

たとえば、筋トレグッツを売るとしたら、20代の男性には「ムキムキになって、女性からモテますよ」と伝えたらよさそうです。一方で60代に売りたいなら、転びにくくなってケガを予防できますよ」と伝えたら効果的でしょう。

読者に適した内容

こんなふうに、LPは目的に応じて複数用意して、使い分けるものです。これはある程度、売上規模が大きい商品であれば、たいていどの会社でも行っています。

だからLP制作の依頼を受けたら、そのLPをどう使うつもりなのか、クライアントによく聞いてみましょう。場合によっては、複数のLPを作ることを提案したほうが、クライアントのためになります。しかも、LPを複数作るとなれば報酬も大きくなりますから、自分にとってもうれしいです。

こんなふうに、LPの前後の流れを意識すると、目の前のLP1枚だけに集中していたのでは見えなかったものが見えてきます。視野を広く持っておくことが大切です。

5-3. メルマガやLINEと組み合わせる

LP制作の仕事をしていると、ただ「LPを作って」と言われるだけでなくて、「この商品をどう売るか一緒に考えてほしい」といった相談を受けることがあります。そんなときにLPだけで成果を出そうとすると、可能性を狭めてしまってもったいないです。

提案できるようになっておくといいのが、LPと「メルマガやLINE」を組み合わせて、売る仕組みを作ることです。商品によっては、広告などでLPを見せていきなり販売しようとしても、なかなか成約しないことがあります。たとえば、80万円の英会話スクールを広告からいきなり買ってもらうのは大変です。

そういった場合には、まず広告で出す最初のLPで、無料のメルマガやLINEに登録してもらいます。そして、メルマガやLINEで登録してくれた人とコミュニケーションを取って、信頼性を高めながら商品が必要だと感じてもらいます。そのうえで販売用のLPをメールやLINEで送って、商品を買ってもらうのです。

メルマガやLINEを組み合わせる

こうした仕組みを作れば、広告からいきなりは買ってもらいにくかった80万円の英会話スクールでも、購入してもらいやすくなります。こうした仕組みを作る場合、「登録用と販売用でLPが2枚」と「メルマガやLINEの文章」が必要になります。これらを作る仕事を丸ごと巻き取れれば、ライターの報酬は大幅にアップします

私自身、過去にこうした仕組みを作る仕事を30万円で受けたことがあります。クライアントの商品をたくさん売れるようになって、しかもライターの報酬も増えるという、双方にとっていい提案なので、こういう選択肢があることは知っておいてください。

なお、こうした仕組みについては、以下の記事で詳しく解説しています。さきほどもこの記事を紹介しましたが、ぜひあわせてご覧ください。

6. 依頼されたら何でも受ける

6つ目の落とし穴は「依頼されたら何でも受ける」です。案件には受けないほうがいいものもあります。お伝えしたいことはこちらの2つです。

  1. 見た目重視の案件は避ける
  2. 知識がないクライアントを選ぶ

6-1. 見た目重視の案件は避ける

見た目重視の案件はデザイナーのほうが得意なので、ライターは避けたほうがよいでしょう。一言でLPといっても、本当にいろいろなページがあります。LPの中には、つねに画像が画面いっぱいに表示されていて、文字は小さく入っているだけのような、イメージ重視のものもあります。そして、そういうLPに憧れて、同じようなものがほしいと思っているクライアントも少なくないのです。

イメージ重視のLPを求めているクライアントの仕事をライターが受けると、満足してもらえるLPを納品するのにすごく苦労します。しかも、苦労したわりにクライアントの望み通りのLPに近づかない場合が多いです。だからこそ、見た目重視のLPが求められているのかは、早めに察知して、そういった案件だとわかったらさっさと手を引くのが大切です。

おすすめしたいのが、正式に案件を受注する前の相談の段階で、どんな完成イメージなのかクライアントに参考のLPを出してもらうことです。それを見て「こういうデザインは自分には無理そうだな」と思ったら、正直に「私はデザイナーではないので対応が難しいです」と伝えて、辞退しましょう。私自身、参考のLPを出してもらった時点で、依頼をお断りしたことは何度もあります。

LP案件の辞退

自分で判断するのが難しければ、自分が作ったLPをクライアントに見せて「こういうLPなら作れます」と言うといいでしょう。それでクライアントが「こういうデザインのLPでもOKです」と言えば受注すればいいですし、「こういうLPでは物足りない」ということなら、お断りすれば問題ありません。

なお、デザイナーさんに協力してもらって、LPを完成させるという方法もあります。ただし、デザイナーさんとの意思疎通やスケジュール管理が必要になるため、案件を無事に完了させる難易度は格段に上がります。クライアントの期待と自分の力量を見極めたうえで、依頼を受けるかを判断することが大切です。何も考えずに依頼を受けると危険ですので、気をつけましょう。

6-2. 知識がないクライアントを選ぶ

LPを作りたいと思っているクライアントの中には、マーケティングの知識があまりない人が多くいます。そうした人から依頼を受けるのがおすすめです。なぜかというと、知識がないクライアントを相手にしたほうが価値提供ができて、満足してもらいやすいからです。

たとえば私は「いま広告を出しているけど効果が薄い。LPというのを作るといいと聞いたから、作ってくれ」といった感じのクライアントから相談を受けたことがあります。詳しく聞いてみると、ネット広告の会社から電話で営業を受けて、100万円ぶんの広告出稿の契約をしてしまったとのことでした。ネット広告に詳しくないので、「お客さんがたくさん来ますよ」という言葉を信じてお金を払ったわけです。

でも、その広告会社が出している広告の誘導先は、なんと「会社のホームページのトップ画面」だという話でした。広告をクリックした人にしてみれば、ホームページのトップ画面に飛ばされても、いったい何をすればいいのかわかりません。すぐに離脱されてしまい、成果につながらないでしょう。広告内容に合わせてLPを用意しておかなければ話にならないのです。

そこで私は相談してくれたクライアントに「LPが必要ですよ」という話をし、さらにメルマガを組み合わせた仕組みを提案して、実際に作りました。結果として、クライアントには喜んでもらえて、報酬もしっかりもらえたのです。こんなふうに、ライターがクライアントに提供できるのは、LPそのものだけではありません。知識を教えて最適な提案をすることで、クライアントに価値提供ができて、結果として稼げるのです。

ライターがクライアントに提供できること

もしかしたら「マーケティングに詳しくない自分には無理です」と思われるかもしれません。でも、考えてみてほしいのですが、クライアントはあなた以上にマーケティングのことがわかっていないのです。この記事を読んで内容を理解できているのであれば、その知識を教えてあげるだけで、クライアントに「この人はすごい。頼りになる」と感じてもらえます。知識があるかないかというのは、相対的なものです。ぜひ自信をもってクライアントと話して、いろいろ提案してみてください。

なお補足しておくと「知識がないクライアント」と言っているのは、決してバカにしているわけではありません。クライアントはご自身の分野については豊富な知識と経験を持っている、尊敬すべきプロです。ただし、人生の時間は限られているので、どんな人でもすべての分野に精通することはできません。

だからこそ、誰でも苦手な分野についてはプロの力を借りるわけです。自分でLPを作って運用しているライターは、一般の人から見ればすごいマーケティングの知識を持っているプロです。頼りにされたら助けてあげて、対価として堂々と報酬をもらいましょう。

7. クライアントの言いなりになる

最後に7つ目の落とし穴は「クライアントの言いなりになる」です。クライアントの要望に応えることは大事ですが、言いなりになってはいけません。微妙なバランスが必要なのですが、ここで失敗してしまって、案件をうまく完了させられないライターさんも多いと感じます。落とし穴にハマらないようにするために、お伝えしたいことはこちらの2つです。

  1. プロとして案件を主導する
  2. 安易に修正しない

7-1. プロとして案件を主導する

依頼を受けて取り組むからには、たとえ初めてのLP制作案件だとしても、あなたはプロです。そして、自分よりマーケティングの知識がないクライアントから依頼されたなら、何をするにも自分がリードする意識を持ちましょう。主導するというのは、クライアントに「何日までにこれをやってください」と指示して、動いてもらうという意味です。

たとえば、LP制作では「お客様の声」が必要になる場合が多いです。これはライターが勝手に書くわけにはいかないので、クライアントに準備してもらう必要があります。しかも、ただ「お客様の声が必要なので集めてください」と言っただけでは、経験がないクライアントは行動できませんし、ほしいものとズレたものを用意される恐れがあります。だから、クライアントに動いてもらうには、まずお客様の声が掲載されたサンプルのLPを探してきて見せて、イメージをつかんでもらう必要があります。

そのうえで「こんなふうに文章と写真をもらってください。書いてくれそうなお客様はいますか?」と聞いて、どのお客様に声を掛けるかまで、具体的に話を詰めないといけません。私も経験がありますが、ここまで手取り足取りやらないと、クライアントは本当に動いてくれないのです。こういうことを積み重ねて、LP制作が滞りなく進むように、あらゆる手を尽くしていきます。

案件を主導する

だから、クライアントから何かを言われるのを待っている場合ではないわけです。この点が、記事を執筆する案件と大きく違うところです。記事執筆の案件であれば、たいていディレクターがいて、その指示に従って進めれば問題ありません。しかし、LP制作案件はまったく違います。記事執筆の案件に慣れていると失敗しやすいので、注意しましょう。

7-2. 安易に修正しない

「安易に修正しない」は、LP制作の仕事をきっちり完了させるために大事なポイントです。記事であれLPであれ、ライターの仕事をしていれば、修正依頼はつきものです。いったん書いたらクライアントに見せて、問題があれば修正します。

ただ気をつけないといけないのが、LPはクライアントに無用な口出しされやすい、ということです。なぜかというと、LPで販売する商品には、クライアントは深い思い入れを持っているからです。そのため、LPの細かい文言やデザインが気になって、修正したくなってしまうようです。

ただし、クライアントの言いなりになっていると、修正依頼が無限に続いてしまうことがあります。文章にもデザインにも「絶対の正解」はないので、いじろうと思えば、どこまでもいじれてしまうのです。だからこそ「クライアントの要望に従うのは、必ずしも良いことではない」というマインドをもっておきましょう。

そもそも大事なのは、LPを訪れた人に商品の購入などの行動をしてもらうことです。そして、そのためにどんなLPを作るべきかは、クライアントよりもプロであるあなたのほうがよく知っているはずです。だから、クライアントの言うことに従って修正したら、LPがどんどん悪くなってしまう可能性が高いでしょう。

本当にクライアントのためを思うなら、細かい直しは言わせなくていいんです。何か修正してと言われても、明確なミス以外は「これでいいんです。プロである私を信頼して任せてください」と言いましょう。それが言えるくらいに、一生懸命考えて作るべきです。

ただ「私はまだ初心者ですし、自信満々なことは言えませんよ」と思う人もいるでしょう。そうした気持ちは理解できます。私もLP制作の最初の案件は、自分がやっていることが正しいのかわからなくて不安でした。そんな不安な人にお伝えしたいのは「誰にも正解なんてわからない」ということです。全力でLPを作ったなら、あとは「これでいいんだ」と信じましょう。

また、こうも考えられます。クライアントはLPを作ること以外にも、たくさんやるべきことを抱えているはずです。それなのに、あなたの不安な気持ちに付き合わせて、LPの修正で何度も時間を使わせるのは、クライアントにとっても大きな損失です。だから細かい口出しをさせないことは、あなたの義務でもあるともいえます。はったりでもいいから、自分が作ったLPに自信を持つことが大事です。

以上が「LP制作案件で初心者がハマる7つの落とし穴」の内容でした。

LP制作案件の獲得方法3選

「そもそもLP制作の案件をどうやって取ったらいいのかわからないので、それを教えてください」。こんな人も多いかと思います。そこで、LP制作案件の獲得方法を3つ紹介しておきましょう。

  1. 記事を書いている案件で提案する
  2. ランサーズやココナラで出品する
  3. リアルな場で営業する

1. 記事を書いている案件で提案する

Webライターであれば、記事執筆の案件でクライアントさんとのつながりがあるはずです。そのクライアントがLPを持っていなかったり、これから新しいことを始めようとしていたりしたら、「私にLPを作らせてもらえませんか?」と提案してみましょう。

その際には、「こういうLPが作れます」と自分で作ったLPを見せましょう。そのLPを見てクライアントがいいなと思えば「じゃあやってみて」と言ってもらえるはずです。実績がない最初のうちは、報酬はあまり高く期待しなくていいと思います。むしろ「このLPは私が作りました」と実績として見せる許可をもらえるなら、無報酬でもやる価値があります

クライアントの立場から考えると、まったく知らない人にLP制作を依頼するよりも、すでに信頼関係ができているライターに発注したほうが安心ですし、やり取りもスムーズです。そのため、この案件獲得方法は成功確率が高くておすすめです。

ちなみに余談ですが、記事執筆という比較的低単価な仕事をとっかかりにしてクライアントとの関係を作れるのは、Webライターの強みです。まず記事執筆の案件で信頼してもらって、それからLP制作など他の案件も任せてもらう。この流れをマスターすると、どんどん稼げるようになります。

2. ランサーズやココナラで出品する

ランサーズやココナラでは、自分が提供できることに値段を付けて公開しておいて、購入されるのを待つ機能があります。ランサーズでは「パッケージ」と呼ばれています。そこで「LPを制作します」というパッケージを出品しておくと、仕事を取ることが可能です。私自身、ランサーズのパッケージからいくつもLP制作案件を受注しました。

出品する場合の大きなメリットが「ライターが強い立場になれる」ことです。つまり、LPを作ってほしい人からお願いしてきて、ライターがそれに応じる形になるため、ライターが案件全体を主導しやすいのです。「私のやり方が気に入らないなら、他の人に依頼したらどうですか」と言えます。

一方、クラウドソーシングサイトでも出品形式ではない案件では、クライアントが募集をかけて、1つの案件に大勢のライターが応募するケースが多いです。その場合、ライターを選ぶ立場であるクライアントの力が強くなります。そうした案件だと疲弊しやすいので、クラウドソーシングサイトを使うなら、私は出品形式での仕事の獲得をおすすめします。

とはいえ、出品形式で仕事を獲得するのも簡単ではありません。ライバルに埋もれず、クライアントから依頼をもらうには技術が必要です。そこで私は実体験を盛り込んで、以下の有料教材を作りました。

クラウドソーシング攻略5ステップ

2023年5月に作ったものなので情報が古くなっている部分が一部ありますが、十分にお役に立ちます。よければ購入してご活用ください。

3. リアルな場で営業する

LPはあらゆるビジネスで必要なものですが、ネットに詳しくない人はLPを持っていない場合が多いです。そうした人とつながれれば、「私はLP制作ができますよ」というだけで「じゃあお願いしようかな」と仕事がゲットできる可能性があります。

ネットに詳しくない人とつながりたかったら、リアルで営業するのがいちばんです。交流会や懇親会などのイベントに参加して、出会った人と話をして、相手がどんな仕事をしているのかを興味を持って聞きましょう。そして、LPを作ったほうがよさそうだったら、LPを使ってどう売上を伸ばせそうなのか教えてあげましょう。

このとき、自分が作ったLPをスマホで見せてあげれば、LPがよくわからない人にもイッパツで伝わります。あとは「私が作りましょうか?」と言うだけです。営業という堅苦しいものではなく、困りごとを解決してあげる感覚です。実際、こういった方法で仕事を取っているライターさんの話はたくさん聞きます。べつに難しいことではなくて、誰でも気軽にできることなので、ぜひやってみてください。

LP制作で成功するために必要なマインド

LP制作で成功するために必要なのは「クライアントに喜んでもらおうとする気持ち」だと私は思います。これは「精神論だ」と思われてしまいそうなのですが、実際のところ大事です。私は昔、この気持ちがなかったせいで、Webビジネスでうまくいきませんでした。

なんとかクライアントの力になりたいと思うからこそ、こんなLPにしたらいいんじゃないかと、いろいろなアイデアが湧いてきます。そして指示を待つのではなくて、自分から案件を主導して動かしていけます。結果として、いいLPができて成果が得られて、クライアントも喜んで感謝してくれるのです。すると自分の評判がよくなって、いい仕事がどんどん入ってくるようになります。

これがもし「自分が稼げればいい」としか考えていなかったら、うまくいかないでしょう。クライアントに喜んでもらおうという気持ちがないから、LPの質が上がりません。するとLPは成果を生み出せなくて、クライアントは不満を持ちます。そうなると評判が悪くなって、仕事がなくなるのです。

だから「記事執筆よりも稼ぎやすいLPの案件をやりたい」と思うのは、最初のきっかけとしてはいいのですが、それだけではいけません。ビジネスの大原則は「価値提供したぶんだけ、報酬が得られる」です。だから報酬を手に入れたかったら「クライアントからお金を奪おう」みたいな気持ちでいたら、絶対にダメです。

自分が持っているものをすべて与える、なんならいまは持っていないものまでかき集めて与える、という気持ちでやりましょう。すると結果として、LP制作で稼げるようになっていきます。「奪うのではなく与える人になる」というのが大事なことですので、意識していきましょう。

まとめ:LP制作案件で初心者がハマる7つの落とし穴

  • 文章だけで勝負しようとする
  • 知識を追い求める
  • 高額講座を過信する
  • いきなり仕事を取ろうとする
  • LPだけで成果を出そうとする
  • 依頼されたら何でも受ける
  • クライアントの言いなりになる

これらの落とし穴に気をつけて、LP制作案件に取り組んでいきましょう。クライアントを稼がせて喜んでもらいつつ、ライターも収入を上げていけますよ。

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LP制作案件で初心者がハマる7つの落とし穴

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