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「永世乙女の戦い方」2巻の感想~天野香織は何者なのか~

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「永世乙女の戦い方」2巻の感想、天野香織

こんにちは、梅澤です。

「永世乙女の戦い方」の第2巻が
発売になりましたね。

私もさっそく読んだので、
その感想を書きます。

本巻では物語のカギを握ると思われる
天野香織が本格的に登場して、
ストーリーがこれからどう展開していくのか
見えてきました。

ネタバレがあるので注意してください。

冒頭の天野香織さんのイラストは
マンガをお手本に自分で描きました。

 

「永世乙女の戦い方」の他の巻の感想も
合わせてどうぞ↓

目次

「永世乙女の戦い方」の第2巻

「永世乙女の戦い方」の
第2巻はこちらです↓

 

第1巻は物語の初期設定や
登場人物たちの紹介だけで
ほぼ終わってしまいましたが。

この第2巻からは
いよいよストーリーが動き出したな
という感じです。

アナスタシアや亜久原初音といった
新キャラクターも登場して、
彼女らはマイナビ女子オープンの本戦に出場するそう。

さらに、
主人公の早乙女香や角館塔子、
奨励会員の須賀田空も
そこに出場するということで、
キャラクターがそこに全員集合。

つまり、
今後のストーリーは
マイナビ女子オープンの本戦トーナメントを軸に展開
していきそうです。

 

まだ本戦トーナメントの組み合わせは
まったく明らかにされていませんが、
香が誰とどんな順番で対戦することになるのか
楽しみです。

マイナビ女子オープンの本戦で優勝すると、
天野香織とタイトルを賭けて戦う
ことができます。

物語としては
香が優勝するのがわかりやすいですが、
どうなるでしょうか。

 

アナスタシアは小学生ということですが、
まるで「りゅうおうのおしごと!」みたいだな
と思ったのは私だけではないはず。

女子高生の話かと思っていたら
女子中学生や女子小学生まで登場してきて、
なんだかよくばりですね。

天野香織の強さ

1巻では謎に包まれていた
天野香織ですが、
2巻ではずいぶん出番が増えて
どんな人物なのかわかってきました。

天野さんの将棋の強さについて改めて整理すると、
こうなっています↓

・女流七大タイトルをすべて保持
・対男性棋士の勝率七割超え
・銀河戦では男性棋士に5連勝中
・他棋戦もふくめるともっと連勝中

 

現実の将棋界では過去にない
とんでもない強さです。

ここまで強いと気になるのは、
どうして奨励会を辞めたのかということです。

天野さんはかつて奨励会にいたのですが、
奨励会を辞めた理由については
まだ語られていません。

棋士にこれだけ勝つ実力があったのであれば、
プロ棋士になることもできたはず。

奨励会には年齢制限がありますが、
天野さんが現在24歳であることを考えれば
年齢制限は関係なさそう。

では何が理由なのかと予想すると、
やはり気になるのは病気のことです。

天野香織の病気

1巻では、
当時高校生だった天野が
「10年経ったら、私死んじゃうと思うから」
という不可解な発言をしていました。

2巻での様子を見ると、
天野は何らかの病気であることがわかるので、
あれは病気で死んでしまうという
意味だったのでしょう。

自分の師匠と合うときも
ベッドの上で休んでいるところを見ると、
かなり重い病気のようです。

 

ただ気になるのは、
登場人物たちが天野の話をするとき、
病気のことを話題にしていないこと。

天野さんの病気のことは、
一般には秘密にされていて
ほとんど知られていないのかもしれません。

とはいえ、
秘密にしようとしてできるものなのか、
という疑問はありますが。

天野さんが取材を受けるときに
「30分以内」という条件がありましたが、
女流のタイトル戦の対局は
長ければ朝から夕方までかかります。

七つのタイトルを独占していながら
病気で弱っていることを隠しつづけるというのは
普通に考えればムリに思えるところです。

 

あと、
1巻から私がずっと気になっているのが
天野さんが常にしている手袋

これも病気のせいだとは思うのですが、
手の皮膚がボロボロになっていて
人には見せたくないとか
そういう理由なのでしょうか。

このあたりの謎は、
これからだんだんと
明らかにされていくのでしょう。

角館塔子との関係

天野さんは将棋が強い一方で、
香がどこまでやれるか試して楽しむ
「性格が悪い」面もあります。

自分の魅力で人を操っていて、
ちょっと恐い感じがするところ。

天野さんと香が対面するのが
どんなシーンになるのか、
大きな見どころですね。

 

天野さんは「性格が悪い」かと思えば、
子どもっぽいところもあるのが
おもしろいです。

最後の塔子との電話は
天野さんがボケて塔子がツッコミを入れて、
漫才みたいでした。

このシーンで気になったのが、
塔子が天野さんに対して
タメ口だったこと。

天野さんの方が塔子より年上で、
しかも天野さんの方が立場も上だというのに
どうして対等っぽい仲なのか

この理由にも注目しています。

まとめ

「永世乙女の戦い方」の2巻を読みました。

前巻から大きな存在感があった
天野香織が本格的に登場して、
彼女が何者なのかがわかってきました。

ただ、まだまだ謎に包まれた存在なので
これからどう謎が明かされていくのかが
注目です。

物語全体としては
マイナビ女子オープンの本戦の戦いが
これから盛り上がっていきそうで、
そちらも楽しみです。

 

「永世乙女の戦い方」の他の巻の感想も
合わせてどうぞ↓

 

 

 

「永世乙女の戦い方」2巻の感想、天野香織

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