
私は地元で勉強会&交流会を企画し、無事に開催できました。初めての試みを終えられてほっとしています。今後はこの会を月1回のペースで継続していくつもりです。
そこで第1回を振り返っての反省点や今後に向けての工夫を、書き残しておくことにしました。放っておくとすぐに忘れてしまうものですからね。
私が開催した場所は群馬県渋川市にある公民館です。同じように地方で勉強会や交流会を始めようとしている人にとって、参考になる部分は多いかと思います。役立ててもらえたら幸いです。
会の準備段階で書いた前回の記事はこちらですので、あわせてお読みください。
勉強会&交流会をやってみの結果・気づき・工夫3選
実際にやってみて、どういう人を集められたか結果が出ましたし、いろいろ気づきもありました。3つの視点からまとめます。
- 参加者は7名、もっと集めたい
- 勉強会は「塾の授業」スタイル
- 交流会は自分で回した
1. 参加者は7名、もっと集めたい
第1回の参加者は7名でした。参加してくださった方々には本当に感謝です。
とはいえ、本当はもっと集めったかったところ。34人が定員の部屋ですので、余裕はかなりあります。募集を始めたのが開催日の2週間前というの遅いタイミングだったので、人を集めるのに苦労するのは覚悟していました。
参加者7名中6名は私の知り合い。埼玉県から来てくれた人もいました。初めてのイベントでは、やはり知り合いにしっかり声掛けをしていくのが大事になりそうです。イベントを主催したい人は個別の声掛けを必ずしましょう。
面識のない1名は長野県から来てくれた方でした。「こくちーずプロ」を見たとのこと。こういったもともと面識のない人の参加を増やしていきたいところです。
それに埼玉県から来てくれた人もいました。長野県と埼玉県からの参加者がいるのに、渋川市在住は私以外にはいなくて、びっくりしました。
群馬県で交流会といえば、前橋市や高崎市での開催ばかりなので、渋川市なのはアピールポイントのつもりだったのですが。せっかく渋川市で開催しているのですから、市民の方にも来てほしいところです。
あとは集まってくれてた人は、デザイナーやライターなどクリエイター職の人が多かったです。募集ページは店舗を持っている人をターゲットにして作ったので、意外でした。店舗の経営者には平日午後という時間帯がよくないのか、そもそも勉強会や交流会には興味がないのか。問いを持って様子を見ていきます。
2. 勉強会は「塾の授業」スタイル
会の前半は1時間の勉強会。ホワイトボードに字を書きながらしゃべるスタイルでやりました。私は大学のときに塾講師のアルバイトで、黒板にチョークで書きながら授業をしていました。そのやり方です。

始める前に「今日はどんな話を聞きたくて来ましたか?」と聞いて、それに答える内容を盛り込みました。ある程度は話す内容をメモしておいて、それに付け足しながらその場でしゃべりました。ときどき「◯◯さん、これわかりますか?」と当てたりしながら進めて、おおむね好評だったと思います。
あらかじめスライドを作っておくことをも考えたのですが、面白くないのでやめました。今はスライドも簡単にAIで作れますし、最近のセミナーはそんなスライドばかりです。それにスライドを用意してしまうと、その内容にとらわれて柔軟性が失われてしまいます。
せっかくリアルな会場でやるからには、その場で参加者と一緒に即興で生み出していきたいです。これには講師の力量が必要なのですが、私ならできます。このスタイルで勉強をやることが、私にとってもっとも大変で、いちばん挑戦しがいがあります。
あとは勉強会の終わりに集合写真を撮りました。「この会の様子を伝えるために写真を使わせてほしい。写真NGの人はいますか?」と参加者のみなさんに聞いて、了承をとってあります。勉強会&交流会を続けていくと、写真が宝物になるという話もしました。「あのときはこの人がいたよね」と思い出が蘇ってくると思うのです。
写真NGの人がいればその人に撮影してもらおうと思ったのですが、全員OKだったので、持参した自撮り棒で撮りました。10年ほど前に買って、あまり出番がなかった自撮り棒が、ここで役に立ちました。

3. 交流会は自分で回した
会の後半1時間は交流会。これは「ご自由に交流してください」と放置せず、私が介入して回していくスタイルでやりました。
まずテーブルを寄せてスペースを作った後、最初に自己紹介の時間を取りました。一人ひとりに前に出てもらって「名前、住んでいる場所、どんな仕事をしているか」を話してもらう形です。参加者のひとりが帰らないといけないとのことで、先に自己紹介をして全員と名刺交換してもらうという臨機応変な対応もしました。

全員の自己紹介後には、自由に話す時間です。10分くらい同じ人と話したところで、私が「話す人を替えてくださーい」と声を掛けて、相手をチェンジしてもらいました。今回くらいの人数規模だと、これをすることで、それぞれが全員と無理なく話せました。

このやり方だと、話が盛り上がっていても中断されるので、人によっては嫌だと感じるかもしれません。ただ、交流会に慣れていなくて、同じ人とずっと話してしまう人はいるものです。それだともったいないので、私から働きかけてみました。
次回以降に向けた5つの改善点
勉強会&交流会はこれから毎月やるつもりです。よりよい会にするために、改善する点をまとめました。
- 早めに告知して人を集める
- 申し込みページを偶数月と奇数月で運用する
- アンケートからの意見を反映させる
- 「渋川マーケ勉強会」と命名
- 渋川マーケ勉強会のページを作る
1. 早めに告知して人を集める
今回、告知が開催日の2週間だったのは、参加者が少ない要因になったと思います。その結果、私と面識のない参加者は1名のみでした。
面識のない人に参加してもらう手段として頼りにしてるのが「こくちーずプロ」への掲載です。早めに募集開始して、長い期間掲載することで、この会を知ってもらいやすくなります。
そこで次回7月とその次の8月については、すでにこくちーずプロに掲載済みで、申し込める状態にしてあります。それぞれ開催日の「1ヶ月前」と「2ヶ月前」に申し込み受け付けを開始しているわけです。これによって申し込む人が増えるかどうか、注目していきます。
私が個別に声掛けをした人の中でも「行きたいけどもう予定が入っているから行けない」という人が数人いました。そういう人も7月や8月は参加してくれるかもしれません。
あとは参加者が、友人や知人を連れてきてくれる流れを作りたいところ。そのためには、会の満足度を高めていく必要があります。
2. 申し込みページを偶数月と奇数月で運用する
私が思いついて導入した、独自の工夫があります。それが「偶数月」と「奇数月」に分けて運用することです。
私は「UTAGE」というツールを使って「申し込みページ→決済→自動送信メール」という流れを作っています。一度作ってしまえば、自動で仕組みが回るので楽です。この流れを「2、4、6、8、10、12月」と「1、3、5、7、9、11月」の2セット作っておくのです。
そうすることで、6月のために作った仕組みをそのまま8月に流用できます。勉強会&交流会が終わったら、すぐに日付などの情報を2ヶ月後のものに書き換えるだけで、すぐに申し込みを受け付けられるのです。これによって、作業量を減らせました。
ちなみに私も使っている便利なツール「UTAGE」については、以下のページで詳しく解説しています。
3. アンケートからの意見を反映させる
勉強会&交流会が終わった後、当日の夕方に参加者にメールを送りました。次回の申し込みページを送りつつ、アンケートに回答をお願いしたのです。質問項目を多くしすぎてもいけないと思い、以下の4つに絞りました。
- お名前
- この勉強会&交流会を友人や知人にどの程度おすすめしたいと思いますか?(0〜10で選択)
- 上記の回答の理由を教えてください
- 勉強会&交流会について、梅澤に伝えたいことを何でも自由にお書きください
「おすすめしたいと思うか?」という質問は「NPS(ネット・プロモーター・スコア)」という指標で使われます。詳しく知りたい人は調べてもらえたらと思いますが、今回はこれを使ってみることにしました。
「満足したか」といった質問よりも「どの程度、人におすすめできるか」のほうが、率直な意見がもらえる気がしました。あとはその理由も聞くことで、私もどこを改善したらいいか考えられます。
名前を書いてもらうかどうかも、重要な判断です。今回、私は名前を書いてもらうことにしました。「あの人がこういう感想・意見だった」とわかったほうが、より改善につなげやすいと考えたからです。
ただし、名前を書くことで批判的なことを書きにくくなる可能性があるので、難しいところです。
アンケートの回答率を上げるために、会の前にあらかじめアンケートを送っておくのもアリだと思いました。「すでにお送りしてあるアンケートに回答してください」と現地で呼びかけられますし、その場で書いてもらうこともできますからね。
4. 「渋川マーケ勉強会」と命名
公民館の部屋を予約するときの申請書に「団体名」という欄があります。団体名なんてないので空欄にしていたら、公民館入口のスケジュールの掲示や、部屋の前の張り紙に私の名前が使われて、イマイチな感じになりました。

そこでこの会の団体名を「渋川マーケ勉強会」と命名しました。「渋川」は名前に入れたくて「渋川勉強会」にしようかとも思ったのですが、「マーケティング」の略称も盛り込んであります。
こくちーずプロにも「事務局」という欄があり、何と書こうか迷っていました。団体名が決まったことでこちらも「渋川マーケ勉強会」とできます。
「渋川マーケ勉強会」が歴史を重ねて、多くの人に知ってもらえるように、これからもがんばっていきます。
5. 渋川マーケ勉強会の専用ページを作る
いつ見ても渋川マーケ勉強会の最新情報が載っていて、申し込みができるページがほしいと思いました。そのページのURLを誰かに送れば、数ヶ月後にもずっと申し込みができるようなページです。
そこで公式ページを作りました。とりあえず最低限の情報だけですが、これから過去の勉強会の内容を載せるなど、以下のページの内容を充実させていこうと思います。
勉強会の内容3点メモ
勉強会でどんな話をしたか、私自身のメモをかねて簡単に紹介します。勉強会の内容はやりっぱなしで捨てるのはもったいないので、複数回ぶんをまとめて教材にして売るなど、活用できないかなと考え中です。
- ホームページとSNSの使い分け
- 最近のSNSの変化:アルゴリズムの支配
- メルマガとLINE公式アカウントの利点
- 話題のSNS「サブスタック」
1. ホームページとSNSの使い分け
ホームページとSNS、そしてGoogleマップ。この3つを最低限やるべきものとして紹介。それぞれターゲットが異なる点を解説しました。
- ホームページ:顕在層 SEO 指名検索で情報が出てくるようにする
- Googleマップ:比較層 MEO 近くのお店を検索したとき情報が出てくるようにする
- SNS:潜在層 存在を知ってもらう、興味をもってもらう
なおSEOはキーワードを選ぶことで、比較層や潜在層にもアプローチできます。
2. 最近のSNSの変化:アルゴリズムの支配
3年ほど前までは、多くのSNSで、フォローしている人の投稿がタイムラインに表示されるのが当たり前でした。しかし現在では、SNSのプラットフォームのアルゴリズムが選んだ投稿が表示されるようになっています。
これはTikTokが大成功し、それを多くのSNSが真似したためです。これによってフォロワーの数は以前ほど価値がなくなり、代わりに投稿ごとのインプレッションやエンゲージメントが重視されるようになりました。
この環境では、毎日投稿をしてもあまり表示されないため、価値が薄れています。それよりも、アルゴリズムに推奨してもらえるような質の高い投稿をすることが重要です。
3. メルマガとLINE公式アカウントの利点
SNSのフォローの価値が薄れたことで、メルマガと公式LINEの価値がますます高まっています。主な利点は以下の4つです。
- 情報を届けるタイミングを選べる プッシュ型
- 何度も接触できる ファン化、リピーター
- ステップ配信が使える 教育、潜在層から顕在層へ
- 届ける対象を絞れる
メルマガの利点としては、メールアドレスが資産になり、長文が読まれやすいことが挙げられます。メルマガと公式LINEの比較については、こちらの記事(YouTube動画付き)で詳しく解説しています。
4. 話題のSNS「サブスタック」
サブスタックは最近話題のSNSです。メルマガを軸にしていて、フォローした人の投稿だけが表示される設定にできます。
SNSがアルゴリズムに支配された現在、他とは違う立ち位置で注目を集めています。マネタイズがしやすいのが特徴です。また、noteと比べると多機能で、音声配信やコミュニティ機能も使えます。
私自身、サブスタックについては教材を買って勉強しました。とくにイケハヤさんのBrainは、情報が網羅されているのに安価なので、詳しく知りたい人におすすめです。
まとめ
初めて勉強会&交流会を開催して、気づいたことをお伝えしました。「自分も勉強会や交流会をやりたい」という人の参考になったなら幸いです。私自身も挑戦と工夫を重ねて、またブログ記事に書こうと思います。
私の勉強会&交流会にも実際に参加できます。参加してみたい人は、以下のページからお申し込みください。


