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【保存版】Webライターが直接営業で高単価案件を獲得する4ステップ

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Webライターが直接営業で高単価案件を獲得する4ステップ

低単価な案件で疲弊しているWebライターにおすすめなのが「直接営業」です。取り入れるだけで、一気に単価を高められる可能性があります。

私はこの記事で紹介する方法を応用して、文字単価4円や記事単価5万円といった案件を獲得。結果として、Webライターになって1年で月収40万円を達成しました。しかも、私のやり方を教えてサポートしたライターさんも、次々に案件を獲得できたのです。

これらを実現した知識やノウハウを、出し惜しみすることなくすべてお伝えしていきます。具体的に解説したので、記事を読みながら手を動かすだけで直接営業ができるでしょう。直接営業の4ステップは以下の通りです。

  • 専門分野を決める
  • 営業先のメディアを探す
  • ブログにサンプル記事を書く
  • 営業文を書いて送る

濃厚な長い記事ですが、ぜひ最後までお読みください。後で見返せるように、ブックマークしておくのもおすすめです。

公式LINEではWebライターとして稼ぐのをサポートする強力な特典を、無料でプレゼントしています。期間限定ですので、以下のボタンから、いまのうちに必ず受け取っておいてくださいね。

目次

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前提: 直接営業をやるべき3つの理由

Webライターの案件はクラウドソーシングやXなどでも探せますが、直接営業も必ずやるべきです。その理由は以下の3つです。順番に解説していきます。

  1. 高単価で受注しやすい
  2. 書きたいメディアを選べる
  3. サンプル記事を作って営業できる

1. 高単価で受注しやすい

用語を最初に説明しておくと、ライターが書く記事を最終的に必要とする企業のことを、エンドクライアントと呼びます。

クラウドソーシングやXの案件では、エンドクライアントとライターの間に、他の関係者が入る場合が多いです。つまり、依頼が以下のように流れます。

・エンドクライアント
  ↓
・記事制作会社
  ↓
・ディレクター
  ↓
・ライター

こうした流れの中で、制作会社やディレクターは当然利益を得ます。すると、記事がほしい企業が支払ったお金のうち、一部しかライターに入ってきません

ところが、営業して直接エンドクライアントとつながれば、流れは以下のようにシンプルになります。

・エンドクライアント
  ↓
・ライター

すると直接ライターにお金が入ってくるため、高単価になりやすいのです。

2. 書きたいメディアを選べる

クラウドソーシングやXでは、執筆するメディアが事前にわからないことが多いです。メディアを知ってから「この怪しいサイトで書くのはイヤだな〜」と思った経験がある人もいるでしょう。

あるいは記事がどこに掲載されるのか、わからないまま書きつづける案件もあります。そういう案件だとモチベーションがわきにくいですし、記事の質を高めるのにも限界があるのです。

一方、直接営業の場合は「このメディアで書きたい!」と思って応募するため、モチベーションは上がるし、やりがいもあります。しかも自分が好きで得意な分野のメディアを選ぶので、書くのが苦にならず、楽しみながら執筆しやすいです。こうした要素は、長くライターを続けるうえでとても重要です。

特定のジャンルで執筆経験を積むことで、知識が増えて、専門性がますます高まっていきます。すると自分にしか書けないような専門的な記事が書けるようになり、単価もさらに上がりやすいでしょう。

3. サンプル記事を作って営業できる

直接営業するメディアを決めた後は、じっくり準備する時間があります。公開済みの記事が見られることと時間に余裕があることを生かして、サンプル記事を用意したうえでの営業が可能です。

サンプル記事とは「そのメディアに掲載されることを想定して自分のブログに書いた記事」のことです。営業時に「私はこんな記事を書けます」とサンプル記事を見せることで、採用される確率が大幅にアップします。

ライター歴が浅い人や見せられる実績が少ない人でも、サンプル記事で勝負ができるのがポイントです。つまり「自分はまだ実績がないから直接営業はムリ」というのは、大きな間違いです。

むしろ実績では勝負できない初心者ほど、直接営業をやる価値があるといえます。サンプル記事の作り方は、この後で詳しく解説していきます。

補足:持っておいてほしいマインド

「直接営業の良さはわかったけれど、やっぱりなんだか怖いです」こんな人もいるかもしれません。そんな人に持っておいてほしいマインドが、以下の2つです。

  1. 営業はクライアントのためでもある
  2. 営業とは言っても文章を送るだけ

1. 営業はクライアントのためでもある

メディアを運営する企業は、つねに良いライターを探しています。そうした企業がすると、ライターが自分から「書きたいです!」と来てくれるのは、すごくありがたいです。

もしライターが足りているのであれば、営業が来ても無視するだけのことですから、遠慮する必要はありません。

営業は自分のためだけにやるものではなく、クライアントのためでもあるという意識は持っておきましょう。

2. 営業とは言っても文章を送るだけ

営業にはいろいろ種類があって、アポなしで企業に突撃する「飛び込み営業」や個人の家に押しかける「訪問営業」もあります。これらをやれと言われたら、私も「ちょっと嫌だな、大変だな」と思います。

でも、この記事でおすすめしている直接営業では、メディアのライター募集フォームやお問い合わせフォームから、営業文を送るだけです。人と一言もしゃべらなくていいのです。

緊張するような場面はないですし、不採用でも連絡が来ないだけなので、傷つくこともありません。営業を怖がっている人も、1回やってみれば「こんなものか」と思うはずです。

文章を送るだけですから、へんに身構えずに、さっさとやってしまいましょう。

STEP1. 専門分野を決める

特定の分野で実績や専門知識をためていくことで、営業の成功確率が高まり、単価も上がりやすくなります。おすすめの専門分野の決め方は、以下の3つです。

  1. 本業の経験があるジャンル
  2. 知識や実体験があるジャンル
  3. これから深く勉強したいこと

1-1. 本業の経験があるジャンル

本業で長年にわたって時間を費やしているジャンルを、ライターでも専門にするのはおすすめです。

その分野では、ものすごい知識やスキルが蓄積されています。本業として働いた経験がないライターに比べたら、圧倒的に質の高い記事が書けるでしょう。しかも、知識が豊富なので、リサーチに時間もかかりません。

「自分では普通だと思ってることが実はすごい」のがポイントです。これぐらい誰でも知ってるしとか、別にこれぐらい普通じゃんって思ってることが、詳しくない人から見ると大きな価値があることがよくあります。見過ごさないように注意深く過去を振り返りましょう。

社会人経験が長い人ほど、チャンスは大きいです。強みになるジャンルさえ見つかれば、ネットのWebメディアはあらゆる分野にあるので、営業先のメディアを探し出すのは難しくありません。

1-2. 知識や実体験があるジャンル

Webライターとして経験がある人なら、いくつかの分野で、すでに執筆経験があるかと思います。その中から、今後専門にしていくジャンルを選ぶのも良い決め方です。

すでにある執筆実績をアピールできるので、新規案件を獲得しやすいのが、この決め方の特徴です。例えば「転職ジャンルで執筆した経験があります」とアピールすれば、転職ジャンルのメディアで採用される確率が上がります。

Webライター案件を経験済みなので「こんなはずじゃなかった」となる確率が少ないのもポイントです。

ジャンルを決めて案件をやってみたら、想像していたのと違うことはよくあります。たとえば、リサーチ時間がやたらかかってしまうとか、何か細かいルールがいっぱいあって嫌だとかです。事前に経験があれば、ギャップを感じにくいでしょう。

1-3. これから深く勉強したいこと

経験や実績もないジャンルを選ぶのは、本来は厳しいです。たとえば、未経験でいきなり「不動産ジャンルの執筆をやりたい」と営業しても採用されにくいでしょう。

しかし、この記事で紹介する営業方法なら十分に案件獲得が狙えます。なぜなら、ブログにサンプル記事を書いておけば「案件の経験はありませんが、私が書いたブログ記事はあります」と見せられるからです。その記事を見ればライターの実力はわかるので、採用を検討してもらえます。

注意点として、素人っぽさをし出さないようにしましょう。「金融特化ライターになりたくて勉強中です」といったことは、営業文などに書いてはいけません。その分野を専門にしたいなら「自分はこの分野の専門ライターです」と堂々としていましょう。

執筆経験がないとしても、工夫してアピールすることも大切です。たとえば金融ジャンルだったら「株式投資をしたことがあります」とか「親から相続を受けた経験があります」といったことなら言えるはずです。アピールできることを探して、営業文に盛り込んでいきましょう。

専門分野はいったん決めた後でも、しっくりこないと思えば、何度でも変更していいものです。あまり迷いすぎず、最初は仮でもいいので決めていきましょう。

STEP2. 営業先のメディアを探す

手当たり次第に営業していくのは、効率が悪いのでおすすめしません。かけた労力に対して最大のリターンが見込める、営業先の見つけ方をお教えします。内容は以下の5つです。

  1. 営業先リストの項目9選
  2. チェック①ライターを募集しているか
  3. チェック②記名記事があるか
  4. チェック③メディアの特徴
  5. 特別なプレゼント

2-1. 営業先リストの項目9選

営業先を探す際には、Googleスプレッドシートやエクセルでリストを作りましょう。そして、良さそうなメディアが見つかったら、リストに情報を追加していきます。

集中して探すと、良さそうなメディアはたくさん見つかるはずです。あるいは、リサーチの際に見かけたメディアをメモしておいて、あとでチェックしていくと、意外とあっさりとリストが埋まっていくでしょう。

メディアがある程度たまったら優先順位をつけて、高いものから順に営業していきます。こうすることで、成果につながりそうなメディアに、効率よく営業が可能です。

なおネット上には、記事が更新されなくなったまま放置されているメディアがたくさんあります。営業してもムダである可能性が高いので、そういったメディアへの営業は避けましょう。

優先順位をつけるために、以下の9つの項目は営業先リストに書いておくのがおすすめです。

  1. メディア名
  2. メディアトップページのURL
  3. ライターを募集しているか
  4. ライター募集または問い合わせページのURL
  5. 募集内容の詳細と選考フロー
  6. 記名記事があるか
  7. メディアの特徴
  8. どうやってそのメディアを見つけたか
  9. 最終確認日

この中で以下の3項目はとくにチェックが必要なので、補足して解説していきます。

  • ライターを募集しているか
  • 記名記事があるか
  • メディアの特徴

2-2. チェック①ライターを募集しているか

ライターを募集しているメディアなら、採用される確率が高いといます。クライアントが求めているライター像に当てはまっていれば採用されるでしょう。

他の応募者もいれば競争にはなりますが、少なくとも自分の応募文は読んでもらえると予想できます。良さそうなメディアが見つかったら、ライター募集のページがないか探してみましょう。

募集ページが見当たらない場合は、そのメディアはライター募集をしていないと判断できます。その場合は、どのメディアにもたいてい設置されている「お問い合わせフォーム」から営業文を送るしかありません。

ライターを募集しているなんて言っていないところに「ここで書かせてください!」と押しかけるわけなので、採用確率は低いです。営業文をまったく読んでもらえないとしても、文句は言えません。募集があるかないかによって、期待される反応がぜんぜん違うのです。

ですので、まずはライターを募集しているメディアに優先して営業しましょう。その後で余力があれば、募集していないメディアにも営業するのが、正しい優先順位です。

2-3. チェック②記名記事があるか

記名記事とは、筆者の顔写真や名前が掲載されている記事のことです。以下の2点を解説します。

  1. 記名記事が重要な理由
  2. 記名記事が書けるメディアを探す裏技

1. 記名記事が重要な理由

メディアに記名記事があるかは、チェックすればすぐにわかります。ライターとして採用されたら記名記事を書かせてもらえそうなメディアに、優先して営業していきましょう。

記名記事なら自分が書いたことが証明できるため、強力な実績になります。その実績をもとに営業することで、また別の案件を獲得しやすいです。とくに専門ジャンルでの経験が浅いうちは、記名記事の実績を作ることを目指しましょう。

ここでたとえ話をすると、あなたがラーメン屋さんを探しているとして、お客さんが「適度に入っていてにぎわっているお店」と「一人もいないお店」どちらに入りたいと思いますか?

たいていの人は、にぎわっているラーメン屋さんに、自分も入りたいと思うはずです。それは「お客さんがたくさんいるなら、たぶん味もおいしいだろう」と予想できるからです。逆にお客さん0人だと「まずいから人気がないのかな」と思ってしまいます。

ライターも一緒で、他のメディアからも依頼されているライターだとわかれば、クライアントが自分を見る目が変わります

誰でも最初は実績はないので「自分は実績がない」と絶望しないでください。そんな状況から案件を獲得する方法をお教えてしているところですので、1件ずつ記名記事の実績を作っていきましょう。

2. 記名記事が書けるメディアを探す裏技

「記名記事が書けるメディアが見つからない」と悩む人は多いので、裏技を紹介しておきます。ズバリ「他のライターのポートフォリオ」と「メディアの執筆者一覧のページ」を見ましょう。

Xやブログなどでよく見かけるライターさんのポートフォリオには、記名記事の実績が載っていることが多いです。するとその記事が掲載されたメディアでなら、記事記事を書ける可能性があるとわかります。

メディアが見つかったら「執筆者一覧のページ」を見ましょう。するとそこには、記名記事を書ける実力を持った、そのメディアのジャンルを得意とするライターさんが並んでいます。

そうしたライターさんの名前で、XやGoogleなどで検索すると、その人のポートフォリオが見つかります。そこに掲載された実績から、新たな「記名記事が書けるメディア」を発見できるかもしれません。これを繰り返せば、メディアがどんどん見つかるので、試してみてください。

2-4. チェック③メディアの特徴

メディアの特徴をメモしておくと、掲載されている記事と似たサンプル記事を書いて、クライアントにアピールしやすくなります。チェックしてほしい特徴は以下の3つです。順番に解説します。

  1. だいたいの文字数
  2. 使っている見出しの種類
  3. 何に誘導しているか

1. だいたいの文字数

記事ごとに文字数がだいたいそろっているのか、バラバラなのかをチェックします。

2000文字くらいとか5000文字くらいとか、そろっていることが多いです。サンプル記事も同程度の文字数で書きましょう。

2. 使っている見出しの種類

H2見出ししか使っていないのか、H3見出しまでなのか、H4見出しまで使っているのか、チェックします。

サンプル記事を書くときに、見出しの使い方を合わせましょう。

3. 何に誘導しているか

商品の購入を勧めているのか、メルマガへの登録を促しているのか、とかをチェックします。

クライアントは、メディアから利益を得るために、読者に行動を促せるライターを求めています。サンプル記事でも同じ行動を促して、読者を誘導する文章が書けることをアピールしましょう。

2-5. 特別なプレゼント

営業先リストの作り方に悩む人に向けて、特別なプレゼントを用意しました。以前に有料で販売していた「営業先リスト」を私の公式LINE内で無料で受け取れるようにしています。

こちらのリストには、稼ぎやすい12のジャンルを厳選して載せ、さらに各ジャンルごとに10以上のメディアを掲載してあります。総数はなんと191メディアです。それらのメディアについて、紹介した「営業先リストに書いておべき9つの項目」が網羅されています。ものすごい情報量です。

自力で調べようとすれば何十時間もの手間がかかりますが、すべてやっておきました。なお掲載ジャンルはこちらです。

  • 金融
  • 不動産
  • 医療
  • 美容
  • 転職・就活
  • 婚活・マッチングアプリ
  • IT・プログラミング
  • 暗号通貨・Web3
  • 副業・資格
  • 語学・海外
  • 子育て・教育
  • マーケティング

リストで自分に合ったメディアを見つけたら、すぐにでもそのメディアに営業ができます。

またこのリストは、自分で追記しながら使うのがポイントです。すでに掲載されているメディアを見ることで、どの項目に何をどう書いたらいいのか、よくわかるはずです。それを踏まえて、自分でスプレッドシートに行を増やして書き加えていってください。

プレゼントは期間限定です。営業先リストがほしい人は、以下のボタンからLINEに登録してください。

STEP3. ブログにサンプル記事を書く

これが4ステップの中でも、いちばんのポイントです。このステップをはさむからこそ、実績がほとんどない人でも直接営業を成功させられます。お伝えする内容は以下の4つです。

  1. サンプル記事が有効な理由
  2. 手順①記事のテーマを決める
  3. 手順②キーワードを決める
  4. 手順③SEO記事を書く

3-1. サンプル記事が有効な理由

営業するときにサンプル記事を見せると、自分に発注後した後の姿をイメージしてもらえます。「何も指示しなくてもこれだけの記事が書けるなら、このライターに任せても大丈夫そうだ」と思ってもらえれば採用率が上がるでしょう。

ただし、サンプル記事を作って営業しても、採用されないことはもちろんあります。そもそも営業は「10件営業して返事は1件だけ」というのも普通な世界です。だから、何回も落とされるものだと思っておきましょう。

しかし、書いたブログ記事は手元に残るのがポイントです。営業を続けていくと、どんどんブログに専門分野の記事がたまっていきます。すると「こんなブログを作れるライターさんはすごい!採用したい!」と思ってもらいやすくなります。これが、この記事で紹介している営業方法の強力なところです。

なおサンプル記事は、WordPressで作ったブログに掲載した状態でクライアントに見せましょう。なぜなら、企業のメディアの大部分は、WordPressで運用されているからです。

文章を書くだけでなく、画像の挿入や装飾なども含めて、記事が作れることをアピールしましょう。まだWordPressブログを持っていない場合は、すぐに作っておくべきです。ブログの開設方法は、以下の記事で詳しく解説しています。

3-2. 手順①記事のテーマを決める

ライター案件とは違って、ブログに何を書くかは自由に決められます。テーマ決めはおもしろいと同時に、ブログに慣れていない人が戸惑う部分です。テーマを決めるポイントは以下の4つですので、順番に解説します。

  1. 営業先メディアに合っている
  2. よく知っていて詳しく書ける
  3. 読者の具体的な悩みを解決する
  4. 権威性をアピールできる

1. 営業先メディアに合っている

営業先のメディアに掲載されてもおかしくない記事になるように、テーマを選びましょう。

たとえば、金融ジャンルを専門分野にしたいと思っているとします。そして、営業先としてNISAとか投資信託について解説する記事が多いメディアを選んだら、サンプル記事でも似たテーマを選ぶべきです。

金融メディアに営業するのに、サンプルとして「おいしいカレーの作り方」を解説する記事を見せたらおかしいですよね。当たり前ですが、そういうのはやめましょう。

なおテーマを決める際には、1記事あたり2000字なのか1万字なのかといったボリュームも重要な要素です。営業先メディアの記事の大まかな文字数をメモしておいて、参考にしてテーマを調整しましょう。

2. よく知っていて詳しく書ける

ブログに書くサンプル記事では、知識や経験が豊富なテーマを選びましょう。おすすめなのが、実体験を織り交ぜられるテーマを選ぶことです。

たとえば、NISAの口座開設で苦労した経験があるのであれば、口座開設の方法を紹介する記事がいいでしょう。実体験を盛り込んだ記事は読者にも役立つため、クライアントが好む場合が多いです。

なお記名記事だと、筆者がどういう人かを明らかにしているので、個人的な体験を盛り込むことがより歓迎される傾向があります。営業先のメディアで公開済みの記事を見て、実体験を盛り込めそうなら積極的にやっていきましょう。

3. 読者の具体的な悩みを解決する

よくありがちな失敗として、金融に詳しいことをアピールしようとして「金融とは」といったテーマを選んでしまうことがあります。でも、そういったテーマは漠然としすぎていて、高品質な記事を書くのが難しいです。

高品質な記事にするポイントは、読者の具体的な悩みを解決する記事にすることです。たとえば「NISA口座の開設方法」がテーマであれば「NISAで投資をしたいけれど始め方がわからない」という具体的な悩みを解決しています。

悩みが具体的であるほど、記事の文字数は少なくて済みます。逆に悩みが漠然としていると、多くの文字数が必要となりやすいです。記事の文字数も意識して、どれだけ具体的な悩みを解決するか調整しましょう。

4. 権威性をアピールできる

権威性とは「この人が書いている記事なら信用できる、言うことを聞こう」と思ってもらうことです。自分の権威性が発揮させるテーマを選ぶと、説得力が出て良い記事を書きやすくなります

資格を持っていると権威性をアピールしやすいです。金融ジャンルなら、FP(ファイナンシャルプランナー)が代表的です。資格でなくても「人事歴30年」「コンビニバイト10年」といった経験も、記事内容によっては強力な権威性になります。

私がWebライターをテーマにした記事を書くなら「Webライター4年目」とか「1年で月収40万円を達成」といったことを書くでしょう。

権威性につながることを記事に書けば、それは読者だけでなくクライアントへのアピールにもなります。サンプル記事では、できるだけ権威性をアピールできるテーマを選びましょう。

3-3. 手順②キーワードを決める

キーワードを決めるにあたって、押さえておくべき内容は以下の5つです。

  1. 前提:記事は上位表示されなくてよい
  2. 手順①キーワードを2語か3語で仮決めする
  3. 手順②ラッコキーワードに載っているか調べる
  4. 手順③載っていなければ微調整する
  5. 補足:検索ボリュームは気にしなくていい

1. 前提:記事は上位表示されなくてよい

SEOを意識してキーワードを決めていきましょう。SEOという言葉は「検索エンジン最適化」という意味で「検索したときに上位に表示されることを目指す」ことを指します。

メディアが求めているのはたいていの場合、SEOが意識された記事である「SEO記事」です。SEO記事が書けることをアピールするためにも、サンプル記事を書くときには、検索上位を狙うキーワードを決めておきましょう。

ただ勘違いしやすいので強調しておくと、サンプル記事が検索上位に表示されることは、目指さなくて大丈夫です。立ち上げて間もない個人のブログの記事であれば、検索上位に載ることは難しいものです。どんなに記事の質を高めたところで、検索上位は見込めないキーワードもあります。

そういった事情はクライアントもよくわかっています。ですから、自分のブログ記事が検索上位に表示されなくても、がっかりする必要はありません。クライアントに「SEO記事が書けるライターだ」と思ってもらえれば、それで十分なのです。

2. 手順①キーワードを2語か3語で仮決めする

おおまかなテーマが決まっていれば、すでにキーワードの方向性は決まっています。たとえば、さきほどの「NISA口座の開設方法」がテーマの場合、キーワードは「NISA 始め方」「NISA 口座 開設方法」などになるでしょう。

ちなみに「NISA」のように1語だけのキーワードはおすすめしません。なぜなら、検索した人がどんな悩みを抱えているのか、わかりにくいからです。2語か3語の組み合わせがちょうどいいでしょう。

3. 手順②ラッコキーワードに載っているか調べる

ラッコキーワード
Screenshot

ここで「ラッコキーワード」というツールを利用します。このツールにキーワードを入れると「一緒にどんな言葉と検索されているか」がわかります。

仮決めしたキーワードの1語目を、このツールに入力してみましょう。たとえば、今回の例なら「NISA」と入力してエンターを押します。すると「NISA」と組み合わせてよく検索される単語がたくさん表示されます。

ラッコキーワードの検索結果
Screenshot

ここに仮決めした単語が載っていれば、それでOKです。調べたところ「NISA 始め方」という組み合わせはあったので、そのキーワードは使えます。このツールを使って「よく検索されているキーワードかどうか」を確認したわけです。

4. 手順③載っていなければ微調整する

ラッコキーワードで出てこなければ、あまり検索されていないとわかります。せっかく記事を書くからには、あまりに需要がないキーワードは避けたいので、その場合は微調整をしましょう。

たとえば、仮決めしたキーワードが「NISA 始める方法」だったとします。この場合、まず「NISA 始める方法」がないことに気づいて、この組み合わせがイマイチだったと気づきます。

その後にこのキーワードと似たものはないかを探しましょう。すると「NISA 始め方」の組み合わせならあることに気づくので「始める方法」を「始め方」に変更して、キーワードを決定します。

こうした微調整をすれば、もともと考えていた記事のテーマ自体は変えないまま、より良いキーワードが選べます。

5. 補足:検索ボリュームは気にしなくていい

ブログの勉強している人だと「検索ボリュームはチェックしなくていいんですか?」と疑問を持つ人もいるでしょう。結論から言うと、検索ボリュームを気にする必要はありません。

たしかに、検索ボリュームがゼロのキーワードを選ぶのは避けたほうがいいです。だからこそラッコキーワードを使いました。ラッコキーワードに載っているなら、ある程度の検索ボリュームがあるということなので、それさえわかればOKなのです。

よくある検索ボリュームの話は、ブログで収益を得たい人向けの情報です。ライターとしてサンプル記事を書くときには、気にしないようにしましょう。

余談ですが、いまは情報があふれすぎていて、必要のない情報に惑わされている人が多いと感じます。情報を得るときは、どんな人を対象にしているのか、そもそも信頼できるのかをチェックしましょう。「あえて情報を無視する」ことも、ときには必要です。

3-4. 手順③SEO記事を書く

自分の持てる力をすべて注ぎ込んで、渾身の記事を書いていきましょう。サンプル記事を書くにあたって重要なポイントは以下の4つです。順番に解説します。

  1. メディアの特徴に合わせる
  2. 読者を想像する
  3. アフィリエイトリンクを使う
  4. 見た目を整える

1. メディアの特徴に合わせる

営業先リストを作るときにチェックしてほしいメディアの特徴として、以下の3つを挙げました。

  • だいたいの文字数
  • 使っている見出しの種類
  • 何に誘導しているか

これらを反映させて、サンプル記事を書きましょう。それだけで「このライターはウチのメディアの方針をよくわかっている!」とかなり好感度が上がります。

これはスキルの問題ではなくて「やるかやらないか」だけです。初心者であろうと上級者であろうと、メディアの特徴に合わせることは、必ずやりましょう。

ただ補足すると、あまりにメディアのクセが強ければ、あえて合わせなくていい場合もあります。たとえば「H4見出しがやたらと多くて、見出し内に本文が1行しかない」といった場合です。

そういうクセが強い記事が混じっていると、ブログ全体の質が下がってしまうことがあります。無理に営業先のメディアに合わせすぎず、常識的な記事を書くのもよいでしょう。

2. 読者を想像する

いきなり文章を書き始めたのでは、良い記事を書くのは難しいです。書き始める前に、読者のことを想像して、ニーズに合った内容にすることが欠かせません。以下のようなことを想像することで、記事の質が高まります。

  • どんな悩みを抱えているのか
  • 何を知りたがっているのか
  • 検索しようと思ったきっかけは何か

とはいえ、いきなりこれをやろうとしても、難しいのが実際のところです。そこで、記事の質を一気に引き上げる「執筆準備シート」をプレゼントすることにしました。

記事を書く前にこのシートを埋めることで、誰でも記事の質をアップさせられます。しかも、シート本体だけでなく「使い方&実例添削動画」もお付けします。シートも動画も、有料の企画内でのみ配布していたものです。

以下のボタンからLINEに登録すればすぐに受け取れます。他の特典とあわせて、ぜひ受け取って役立ててください。

3. アフィリエイトリンクを使う

前提として、知識がある人であれば、URLを見ただけでアフィリエイトリンクかどうかは、すぐにわかります。ライターを採用するような立場にいる人なら、当然わかるでしょう。

そのうえで、記事中で読者に行動を促す際には、できるだけアフィリエイトリンクを使いましょう。なぜなら、アフィリエイトリンクを扱えるところを見せることは、スキルのアピールになるからです。アフィリエイトを使うまでには、以下のような手順が必要で、意外と大変です。

  • ASPに登録する
  • 提携申請をする
  • リンクを発行する
  • ブログにリンクを貼る

アフィリエイトリンクが扱えるなら、ネット上でお金を稼ぐ仕組みが理解できています。それだけで、実はけっこう貴重な人材なのです。あとはあまり期待し過ぎてはいけませんが、アフィリエイトリンクから成約があれば、お金が稼げる可能性もあります。

「商品やサービスって勝手に紹介して大丈夫なんですか?」と心配する人もいるのですが、大丈夫です。誰でも見られる形でネット上に公開されているページであれば、きちんと紹介してリンクを張って、怒られることはありません。サンプル記事にはアフィリエイトリンクを使って、アピールしましょう。

4. 見た目を整える

文章を書くだけでなく、記事の見た目を整えることも含めて、ライターの実力です。見た目を整えるためには、以下のような要素を使いましょう。

  • 箇条書き
  • 装飾(太字、マーカー、色、フォント)

美しくて読みやすい記事が書けることを、クライアントに見せたいところです。見た目にも妥協せずにこだわりましょう。

一度しっかり作り込んでおけば、その記事はずっとブログに残り続けますから、時間をかける価値があります。

STEP4. 営業文を書いて送る

前提として、営業文のコピペはやめましょう。クライアントもコピペの営業文は一目で見分けるので、まともに読んでもらえません。営業するたびに書き直すことが大切です。営業文について、以下の5つの内容を解説します。

  1. 営業文に書くべき8つの項目
  2. チェック①専門性と強みのアピール
  3. チェック②メディアをよく読んでいる旨
  4. チェック③実績
  5. チェック④企画案

4-1. 営業文に書くべき8つの項目

ライター募集が行われいて、何を書くか細かく指定されている場合は、その指示に従いましょう。迷う余地がないのでむしろ簡単です。

悩ましいのは「お問い合わせ内容」としか書いていない記入覧に向き合ったときや、まっさらな状態からメールを書くときです。そんなときに迷わないように、解説していきます。営業文に書くべき項目は以下の8つです。

  1. あいさつ
  2. 専門性と強みのアピール
  3. このメディアで記事を書きたい旨
  4. メディアをよく読んでいる旨
  5. 実績
  6. 経歴
  7. 企画案
  8. 終わりのあいさつ

このうち、①あいさつは「はじめまして、ライターの梅澤浩太郎と申します」とかシンプルですでOKです。

③このメディアで記事を書きたい旨は、貴メディア「◯◯」でぜひ記事を書かせていただきたく、ご連絡いたしました」といった文でいいでしょう。

⑥経歴は、大学あたりからの経歴を簡単に書いておきましょう。そのメディアへのアピールになることは、詳しめに書くといいですね。

⑧終わりのあいさつは、「ぜひとも貴メディアを盛り上がるお手伝いをしたいと考えております。ご検討をよろしくお願いいたします。」とかでいいと思います。

残る以下の4つの項目について、順番に細かく解説するので、チェックしてください。

  • 専門性と強みのアピール
  • メディアをよく読んでいる旨
  • 実績
  • 企画案

4-2. チェック①専門性と強みのアピール

これは「はじめまして、ライターの梅澤浩太郎と申します。」のあとの2行目です。ここで大事なのは「お、よさそうな人だな」と良い第一印象を持ってもらうことです。2行目がイマイチだと、その後の文章をろくに読んでもらえません。

書くべきなのは、専門性、実績、経歴です。最も強いアピールになって、相手が食いつきそうなことを、端的に書きましょう。

たとえば、「FP2級を保有」「保育士歴10年」「美容特化ライター」などです。強い資格があるなら書くといいですね。勘違いしてほしくないのですが、資格が必須なわけではありません。むしろマイナーな資格で「◯◯検定3級」というがまっさきに書いてあったら「それしかアピールできることがないショボい人」と思われてしまいます。

クライアントを想像して、その人に興味を持ってもらえるかが肝心です。資格以外だと、実績や経歴も強力です。たとえば子育て系のメディアであれば「私は保育士歴10年で、子ども3人の育児中です」と書けば、すごいアピールになります。

強みがないなら名乗ってしまうのもいいです。たとえば、美容系のメディアに営業するなら「私は美容特化ライターです。美容系の記事を中心にこれまでに100記事以上を納品してきました」と書きます。すると「美容特化ならうちのメディアにぴったりだな」とか一瞬イメージしてくれて、クライアントは営業文の続きを読んでくれます。

専門性と強みをアピールした後で「私がお役に立てると思い連絡いたしました」と書いておくといいです。ポイントは相手目線です。クライアントの役に立ちたいのであって「自分が仕事を取りたい」だけではないのだと示します。

4-3. チェック②メディアをよく読んでいる旨

クライアントはたくさん届くコピペの営業文に、うんざりしていると思っておきましょう。そこで「あなたのメディアのためだけにこの文章を書いている」ことを見せます。

そのために「メディアの方針に共感した」旨を書くのがおすすめです。だいたいどのメディアにも「◯◯メディアとは」「運営方針」といった名前で、メディアの理念を書いたページを用意しています。その中には、本心から共感できる内容もあるでしょうから「◯◯という理念に共感しました」と書きます。

さらにそのメディアの中で、とくに良かった記事を1つか2つ挙げて書きましょう。そしてなぜ良いと思ったのか、理由も添えておきます。理由の書き方としては、2つのパターンが考えられます。1つ目は「私も読者として、この記事にはすごく助けられました」みたいな書き方です。2つ目はライター視点から「この記事は根拠がしっかりしていて、グラフもわかりやすくて良かったです」といったパターンです。

ここまで営業文に書くためには、実際にメディアをよく読まなければできません。それは営業文を受け取ったクライアントもわかります。クライアントだって、情熱や愛着を持ってメディアを運営しているはずです。だから、熱意のこもった営業文をもらったらうれしいし、そんなライターと仕事をしたいと思うでしょう。

メディアをよく読んでいる旨を書いた後には「貴メディアの発展に貢献したい」と添えておくと好印象です。ここでもまた相手目線です。

4-4. チェック③実績

実績について、以下の3つのポイントは必ず押さえておきましょう。順番に解説します。

  1. 記事リンクは2つ程度に厳選する
  2. ブログは強力な実績になる
  3. ポートフォリオへのリンクも付ける

1. 記事リンクは2つ程度に厳選する

自分の実績がたくさんあることを見せようとして、記事のリンクをやたらと貼ることは避けましょう。なぜなら、たくさんリンクがあってもどれを読めばいいかもわからず、けっきょく1つも読んでもらえないからです。

営業文に貼る記事のリンクは2つ程度に厳選しましょう。この2つは「サンプル記事」と「記名記事」です。

サンプル記事は、メディアのためにわざわざ書いたのですから、当然いちばん読んでほしいのはこれです。「貴メディアに掲載されることをイメージして私のブログにサンプル記事を書きました」と書いたうえで、リンクを貼ります。小技として、リンクのそばに記事タイトルも書いておくと、開かなくても内容がわかるので親切です。

もう1つは記名記事です。繰り返しになりますが、他のメディアで書いていることを示すことで、信頼性が上がります。「こちらは他メディアでの執筆実績です」と書いて、リンクを貼っておきます。「このメディアで書いているライターなら、うちの記事も安心して任せられる」と思ってもらえそうなメディアの記事を選んで、リンクと記事タイトルを載せましょう。

サンプル記事と記名記事の組み合わせがベストですが、営業の際には柔軟に対応してOKです。たとえば、優先度が低いメディアに応募するなら、サンプル記事を用意しないことがあるでしょう。その場合は、他メディアでの実績を見せるだけで問題ありません。

なおメディアによっては、ライターに執筆を依頼してると知られたくない場合もあります。ですので、自分の実績として記事を使っていいかは、あらかじめクライアントに確認しておく必要があります。勝手に自分の実績として見せないように注意しましょう。

2. ブログは強力な実績になる

公開していい他メディアでの実績がない場合は、自分のブログ記事の実績だけで勝負することになります。他メディアでの実績がないとダメなのではと不安になるかもしれませんが、ブログ記事は強力な実績になるので、自信を持ってください。

そもそもメディアで公開されている記事は、ディレクターや編集者など、ライター以外も原稿に手を加えるのが一般的です。そのため、記事を見てもライターの実力がわかりにくいのです。

一方、ブログ記事であればライターがひとりで書いたものであるため、実力が手に取るようにわかります。そういった理由で「他メディアの記事よりもブログ記事を見たい」というクライアントは多いのです。

私自身、記名記事の実績がない時期が長かったのですが、ブログのおかげでいくつも案件が獲得できました。ですのでブログがあるなら、自信を持って営業しましょう。

3. ポートフォリオへのリンクも付ける

記事リンクを2つに厳選すると聞いて「せっかく実績がたくさんあるのに、もったいないじゃないか!」と思う人もいるかと思います。安心してください。そういう実績は「ポートフォリオ」のページにまとめておいて、そのリンクを1つだけ営業文に貼れば解決します。

記事リンク2つの下に「他の実績はポートフォリオにまとめてあります」書いて、リンクを貼っておきましょう。クライアントが「もっとこのライターについて知りたい」と思えば、ポートフォリオ内に貼った記事もよく読んでくれます。

ポートフォリオはいろいろな場所で使い回すのが当たり前であることは、クライアントも理解しています。ですから、営業のたびにポートフォリオをいじる必要はありません。普段から整えておいて、それを使えば大丈夫です。例として私のポートフォリオはこちらです。

ポートフォリオについては「Webライターのすゝめ」の以下の記事で詳しく解説されており、私の事例も紹介されています。

4-5. チェック④企画案

企画案とは「私がこのメディアで書かせていただけるなら、こんな記事を書く用意があります」と見せることです。ここまで書くライターはあまりいないので、かなりのアピールになります。熱意を伝えられますし「その企画案で書いてほしいから採用」となる可能性もあります。

企画案は「タイトル」と「概要」の組み合わせで、3つほど書いておくといいでしょう。企画の考え方としては、サンプル記事のテーマを考えたときと似ています。自分の知識や経験が生かせる企画を考えましょう。

あとは「タイトルで読者を引きつけられるかどうか」をクライアントはよく見ています。テーマを選んだだけで満足せず、タイトルにこだわる必要があります。

メディアに合った企画を提案することが大切です。大きく外した企画を書くと「こいつ、うちのメディアのことがぜんぜんわかっていないな」と思われて、逆効果になる場合もあります。自由に提案できるからと気を抜かず、実際にメディアに掲載されるイメージを持って考えましょう。

こうして書き上げた営業文を送れば、直接営業は完了です。あとは返事を待ちましょう。お疲れさまでした。

おまけ:専門分野の話

専門分野の決め方で悩む人もいるでしょう。そこで以下の2つの内容をお伝えします。

  1. 商品作りがおすすめ
  2. 正解なんてない

1. 商品作りがおすすめ

私は多くのライターさんの相談に乗ってきて「ライターとして専門にできる強みがない」という人がけっこういました。たしかにそこで詰まってしまうと、なかなか直接営業にも踏み出せないかと思います。

そこでこの記事をここまで読んでくれたあなたに、誰でも専門分野を作れる、とっておきの方法をお教えします。それは「自分の商品を作って売る」ことです。これについて詳しくは、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひお読みください。

簡単に説明すると、自分の商品を作って売ってみることで、Webマーケティングを専門分野にできるほどの知識と経験が身につきます。しかも、ランディングページ制作やメルマガ運用といった、高単価な案件を受注できるスキルも手に入るでしょう。そのうえ、商品作りに成功すれば、大きな利益を得られます。

私は自作商品に挑戦した経験があったからこそ、Webライターとして成功できました。専門分野に悩んで進めないくらいなら、ぜひ一度挑戦してみてほしいです。

2. 正解なんてない

専門分野をいったん決めた人からも「この専門分野で本当にいいのかわかりません。自信がありません」といった相談を受けます。これに関しては「そもそも正解なんてありませんよ」というのが私の本音です。

学校のテストみたいに「これを選べば正解」「それ以外は不正解」みたいに思っている人がいるのですが、現実はまったく違います。そういう学校で植え付けられた価値観からは早く抜け出しましましょう。

学校のお勉強ではない現実世界には、正解なんてないんです。ただ自分はこれでいくと決めて、全力で燃えてやり抜く。そして後で振り返って「あのとき決めて正解だった」と言えるようにがんばる。それしかありません。

たしかに稼ぎやすいジャンルや私が相談に乗っておすすめするジャンルというのはあります。でも、いくら客観的に見て利点があったとしても、自分に合っていなければ苦しいだけです。

では、自分に合っているかはどう判断するかといえば、それは正直やってみないとわかりません。自分が強みだと思ってアピールしたことがとくに評価されなかったり、逆にどうでもいいと思っていたことがきっかけで高単価の仕事が取れたり、ということはよくあります。

それに専門分野は、何度でも変えていいんです。「この専門分野でいこう!」と決めて3ヶ月くらいやって、手応えがなかったら変えてOKです。

たとえば「美容特化ライターと名乗っていたのに、変えたら他の人にどう思われるか」と気にする人がいるのですが、考えすぎです。みんな自分のことで忙しいので、あなたのことなんて気にしていません。

以前に何を専門にしようとしていたかなんて、みんなすぐに忘れます。だから、気負わずに大胆に、燃えられるものを探しましょう。そういう人のほうが、成功しやすいですよ。

まとめ:直接営業の4つのステップ

  • 専門分野を決める
  • 営業先のメディアを探す
  • ブログにサンプル記事を書く
  • 営業文を書いて送る

具体的に詳しく解説したので、この記事を見ながら進めるだけで、かなりいい営業ができるはずです。もしかしたら「やることがいっぱいあって大変だな」と思ったかもしれません。でも、低単価の案件で長時間労働をして消耗し続けることから抜け出せると思えば、やるしかないでしょう。

メディアへの直接営業は、返事すら返ってこないことも多いです。でも、繰り返すうちにブログに実績がたまって、営業のコツもつかめてきて、成功率は上がっていきます。ぜひ直接営業に挑戦してみてください。

私の公式LINEでは、記事内で紹介した「営業先リスト」や「執筆準備シート」などを無料でプレゼントしています。期間限定ですので、以下のボタンから、いまのうちに必ず受け取ってください。

Webライターが直接営業で高単価案件を獲得する4ステップ

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