エールフランスを
今回の旅行では利用しました。
成田〜パリの往復で、
私にとっては初めてのエールフランス。
最近は新聞などでも
エールフランスの広告を
よく見かけていたので、
どんなフライトになるか
楽しみにしていました。
実際に利用してみて、
良いところも悪いところも発見。
今回の私の印象としては、
全体として悪い点が目立ち、
好んで選ぶ航空会社ではないかなと
感じてしまいました。
良かった点と悪かった点を
それぞれ3つずつ挙げてみます。
良い点①機内食はおいしい
まず良かった点は、
機内食がおいしかったことです。
フランスは美食の国ですし、
それが機内食にも
表れている感じがします。
冒頭の写真は行きの機内食。
このときの
「鶏のグリル照り焼きソース」は
特によかったですね。
写真奥にあるのは
「抹茶ケーキ」で、
これもおいしかったです。
機内食がおいしいかというのは、
航空会社を選ぶうえでも
大きなポイントになります。
そういえば今回の旅では
マズイ食べ物には
出会わなかったですね。
さすがフランス。
何を食べてもおいしいという
いい旅でした。
良い点②アテンダントさんが親切
フライトアテンダントのみなさんの
サービスは良かったです。
私が帰りの機内で気持ち悪くなったことは
前回の記事で書きました。
このときも親身になって
助けてもらえたので、
本当に助かりました。
フライトアテンダントとして
当然の対応をしただけなのかもしれませんが、
当たり前のことが
できていない航空会社も多いもの。
その他、機内食などを配るときや
乗り降りの際の対応を見ても、
エールフランスのみなさんは
しっかりといい仕事をしているなと
感じました。
良い点③機内安全の動画が面白い
機内安全に関する説明をする動画が
面白かったことは、
印象に残りました。
飛行機が離陸する前に
どの航空会社でも必ず流される、
あのお決まりの動画。
機内は禁煙だとか、
緊急時にはこう対応してくださいなどの
説明をするアレです。
航空会社はそれぞれ工夫をこらしているので、
比べてみると実は面白いんです。
エールフランスの場合は、
「コミカル」で「楽しそう」という印象。
正直、こんな機内安全の動画は
見たことがありません。
こんなふざけた動画でいいのだろうかと
心配になってしまうほどでした。
とはいえ必要な情報は
きちんと伝えていますので、
何も問題はないでしょう。
見ていて面白い動画なので、
自然と引き込まれて観てしまいます。
機内安全の動画は
乗客にきちんと観てもらうことが
重要ですので、
その点よくできているなと感心。
「楽しいフライトにしたい」という
エールフランスの価値観が表れている
動画になっています。
エールフランスを利用する機会があれば、
注目してみてください。
悪い点①日本語対応が悪い
次に、悪かった点についてです。
まず、日本語への対応が
十分でないと感じました。
海外の航空会社であっても、
日本発着の便であれば
日本語が色々な場面で
使われることが多いです。
エールフランスでは、
それが少なかった印象です。
例えば、
日本語を話せるアテンダントさんが
他の航空会社より少ない気がしました。
先ほど面白いと言った機内安全の動画も、
日本語の字幕などを選ぶことはできません。
各座席のモニターでは
使用言語を選ぶことができますが、
対応しているのはフランス語と英語だけ。
映画を見ようとしても
日本語字幕が付いているものは少なくて、
残念でした。
これがパリからアムステルダムに向かう便など
日本と関係のない場所を飛ぶ便なら
仕方がないと思うのですが、
日本に発着する便なら
もう少し日本語に対応してほしかったです。
悪い点②ストライキの影響
エールフランスの従業員による
ストライキにはヒヤヒヤさせられました。
出発の数日前にメールが来て、
飛行機が予定通りに飛ばないかもしれないから
注意するように警告されたのです。
それも、行きも帰りも両方とも。
ちょうど5月1日のメーデー付近の
日程での旅行だったので、
仕方がない部分もあるのですが。
このストライキについて伝えるメールも
英語で書かれていて、
日本語には対応していません。
乗客への影響をなるべく抑えるため、
無料で他の便に変更可能にするという
対応策が取られていたのですが、
英語が読めない人だと
そうした情報もわからないことでしょう。
重要な情報だからこそ、
日本語に対応してほしいところです。
幸いにして自分が乗る便は結局、
予定通りに発着してくれました。
でも空港に行く前に
何度も飛行機が予定通りに飛ぶか確認して
不安を抱えていたので、
気分はよくなかったです。
ストライキで飛行機が飛ばないというのは
日本ではないことなので、
国の違いを感じましたね。
悪い点③座席指定は追加料金
悪い点の3つ目。
エールフランスでは、
座席の指定には追加料金が必要です。
こうした対応は
格安航空なら普通なのですが、
そうではないエールフランスが
追加料金を取るのは意外な感じがしました。
まあこだわりがあるなら
お金を払えばいいという話なのですが、
追加料金というのはイメージがよくないです。
ちなみに、出発の30時間前からなら
無料で座席の指定ができるようになります。
そのころには選択肢は
あまりなくなっていますけれども。
私の場合、特に指定しなかったら
行き帰り共に窓際の席になりました。
自分は窓際の席が好きなのですが、
きっと人気がないんですね。
エールフランスの良い点と悪い点を
3つずつ紹介しました。
みなさんが航空会社を選ぶときの
参考となればうれしいです。