
私は運営するポッドキャストの番組を「Spotify for Creators」の自分のアカウントに追加しようとしたところ、エラーが発生してできませんでした。
そこでSpotify(スポティファイ)に問い合わせたところ、無事に問題が解決して、自分の番組を管理できる状態になりました。
結果としてはよかったのですが、日本語で対応してもらえるのかなど、いろいろ不安がありました。実際、解決するまでには以下のようにステップを踏んで苦労しましたし、大変だったという印象です。
- 調べながら自力で解決を試みる
- AIとチャットする
- オペレーターとチャットする
- 専門チームとメールする
私と同じように、Spotify for Creatorsについて問題が発生して、問い合わせが必要になる人は今後もいると思います。そこで私の体験を書き残しておきます。あなたの問題解決のお役に立てば幸いです。
前提:今回Spotify for Creatorsで起きた問題
音楽配信サービスを運営するSpotifyは、「Spotify for Creators」というサービスを提供しています。
Spotify for Creatorsを使うと、Spotifyだけでなく様々なプラットフォームに同時にポッドキャスト(ラジオ番組)を配信できて便利なのです。
以前は「Anchor(アンカー)」という名前だったのですが、名称が変更されました。
私は2020年から2021年にかけて、「将棋ラジオby梅澤浩太郎」とう番組で毎日配信していました。その後、配信をしなくなって、何も手を加えていませんでした。
ところが2026年10月31日に、Spotify for Creatorsからメールが届きました。「番組の管理を継続するには、12月7日までにアカウントを更新してください」というのです。
そのためには、Spotify for Creatorsにログインして、番組の所有者であることを示さないといけないとのこと。
今は更新していないとはいえ、番組を管理できなくなるのは困ります。非公開にすることすらできなくなるわけですから。
そこで、番組の所有者であることを示そうと思ったのですが、これが想像以上に大変でした。
ステップ1. 調べながら自力で解決を試みる
まずはSpotify for Creatorsにログインします。当時はAppleのIDでログインしていたので、同じ方法でログインしました。
次に所有者であることを示したい番組を特定します。これには以下の2つの方法があります。
- 所有者のメールアドレスで検索する
- 番組の名前で検索して、候補の中から選ぶ
一見すると簡単に見えますが、今回私が詰まったのはここでした。
メールアドレスで検索すると、「そのアドレスに関連する番組はない」とエラーが表示されました。番組名で検索するといくつかの番組はヒットするのですが、なぜか私の番組は候補の中に表示されなかったのです。こちらがエラー画面です。

この画面が英語という時点で、先が思いやられますね。調べれば何か情報はないかと思い、Googleで検索すると「Spotifyカスタマーサポート」が出てきました。しかし、このページは情報量が少なすぎて役に立ちませんでした。
仕方がないので、Spotify の画面を開きつつAIの「 Gemini」に相談して解決を試みました。しかし、AI の言うことに従って操作してもいっこうに解決しません。
そこで、Spotify に問い合わせをすることにしました。
ステップ2. AIとチャットする
Spotifyのお問い合わせページはこちらです。電話でのサポートはなくて、問い合わせたければメッセージを送るようにとのこと。問い合わせたのは11月2日です。
そこで要点をまとめて送ったのですが、対応してくれたのは人ではなくAIでした。ひとまず日本語でやり取りができそうで安心しました。
AIは状況を確認するためにいろいろ質問をしてくれました。AIなので待ち時間もなくポンポンと会話できるのはいいのですが、一向に解決する様子がありませんでした。正直、汎用AIのGeminiと同じようなことしか言いません。
しまいには「Spotify for Creators のサポート窓口へ進むには Spotify for Creatorsのヘルプセンター からお問い合わせに進んでください。」と言い出しました。そのお問い合わせがここなのですが…
そこで「AI ではなく、人にサポートしてもらうにはどうすればいいでしょうか?」と送ったら、「今すぐアドバイザーにおつなぎいたします。」と返事がありました。ここからは人が対応してくれたのです。
ステップ3. オペレーターとチャットする
人に接続されると、相手の名前(英語)が表示されるようになりました。ここでも日本語でやり取りできたのは良かったです。
裏で自動翻訳が動いていて、こちらの日本語を英語に、そして向こうの英語を日本語に翻訳してくれているようでした。反応も早くて、何か送るとだいたい5分以内に返事が返ってくるので、とてもありがたかったです。
しかし、AIとせっかくやり取りをして情報をたくさん渡したのに、それがきちんと認識されていないようだったのは気になりました。最初に聞かれたのは「アカウントをログインできないという認識でよろしいでしょうか」という質問だったのです。
いやいや、ログインはできていますよ。たぶん「ログインできない」という問い合わせが多いのでしょう。この時点で、AIと散々やり取りしたことをまたやり直さなければいけないのかと、がっくりきました。
自分がリスナーではなくポッドキャスターだと伝えたら、「当社のポッドキャスターサポートが対応いたします。」とのことで、担当者が変更になりました。そこでまた、いろいろとやり取りをして、エラーが起こっている画面のスクショも送りました。
お昼どきだったからか、途中で「今から休憩に入ります」とのことで、担当者がまた変更になりました。これでAI+3人目です。
その新しい担当者とやり取りをしていたら「専門チームに報告してサポートする」とのこと。「すべての設定が完了したら、メールでお知らせしますので、このチャットの会話に留まる必要はありません。」とメッセージが来たので、これでチャットは終了となりました。
お問い合わせでAIとチャットを始めてから、ここまでで2時間ほど。担当者が何度も変わって結構疲れましたが、まだ何も解決していません。本当にメールできちんとサポートしてもらえるのか不安を抱えながら、お問い合わせのチャットは終了しました。
ステップ4. 専門チームとメールする
結論から言うと、専門チームというのはきちんと対応をしてくれました。
メールのやり取りも日本語でできました。明らかに英語を翻訳したような文章が送られてきたので、向こうの英語が自動的に日本語に翻訳されているようです。また、こちらの日本語も向こうには英語に翻訳されて届いているようでした。
お問い合わせチャットでのやり取りの最中に、きちんと1通目のメールが届きました。おかげでメールに返信すればやり取りは継続できそうだということで、少し安心しました。
メール対応も迅速で、10分くらいで返信が返ってくるのはすばらしかったです。2往復やりとりした後、「更新があり次第メールでお知らせします」という返事が来て、その後はしばらく待つことになりました。
その翌日の11月3日には、本当に対応してくれるのか心配で、私の問い合わせ内容をあらためて簡潔にまとめて、メールで送りました。それにもすぐに返事がありました。
そして11月5日に「対応が完了したのでもう一度試してみてほしい」というメールが来ました。そこで試してみたら、今度こそ自分のメールアドレスで検索したときに、それを認識してくれるようになっていたのです。
こうして自分のメールアドレスから番組を特定して、その番組の所有者であることを示すことができました。
問い合わせてから3日で解決してもらえたので、良いスピードかと思っています。12月7日の期限までに手続きを終えることができてホッとしました。
まとめ:Spotifyは誠実に対応してくれた
私はSpotify for Creatorsに問い合わせて、以下のステップで問題を解決し、番組の管理を継続できました。
- 調べながら自力で解決を試みる
- AIとチャットする
- オペレーターとチャットする
- 専門チームとメールする
あらためて振り返ると、Spotifyは誠実にしっかり対応してくれたと感じます。けっこう時間はかかったし、大変でしたけれども。
今回、海外のサービスについて自動翻訳を使いつつ、ステップを踏んでいろいろなやり取りをしました。AIも含めた最新技術を使ったカスタマーサポートで問題を解決できたのは、いい経験になったと感じています。
あなたが今もし困っているなら、Spotifyの運営を信じて、しっかり情報を伝えるといいと思います。根気強くやり取りすれば、問題が解決できるでしょう。
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