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退職者を予言した行動特性テスト「DiSC分析」の衝撃

 
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梅澤 浩太郎
将棋講師。棋力はアマ四段。 インターネット上で将棋を教われるサイト、将棋マッチを開設・運営しています。 1987年12月生まれ。群馬県在住。 このブログでは自分でイラストを描きつつ情報発信中。叡王戦を支援しています。 将棋を始めたころからずっと、一番好きな棋士は藤井猛九段。 海外旅行が好きで旅行記も書いています。

私には衝撃的な体験があります。

社内研修で受けた「行動特性」のテストが、
結果的に将来退職する人を
予言することになったのです。

そして、その退職者の中のひとりはこの私。

あの行動特性テスト「DiSC分析」
のことは忘れられません。

■行動特性のテスト「DiSC分析」

私が新卒で入社した会社では、
入社2年目の研修の中に
行動特性のテストを組み込んでいました。

それが「DiSC分析」というものでした。

この分析法では、
人を4つの型に分類します。

「DiSC分析」の詳細については、
このページがわかりやすいです↓

 

それぞれの型を簡単に説明すると
以下のようになります。

D型:主導
直接的で決断が早い
i型:感化
楽観的で社交的
S型:安定
思いやりがあり、協力的
C型:慎重
緻密で正確

 

誰もがこの4つの型の
どれかにあてはまるわけですが、
それを見分けるためには
テストを受ける必要があります。

テストと言っても簡単で、
設問が100個ぐらいあって、
それぞれに自分があてはまるかを
5段階でどんどん答えていく
だけです。

誰もが一度ぐらいは、
そういったテストを
受けた経験があるのではないでしょうか。

■同期が集まる研修

入社2年目の社員が集まる研修の日。

普段は作業着の私も、
ピシッとスーツを着て
東京にある本社の研修室に向かいます。

同期入社の社員は約60人。

いくつかある拠点に
分散して所属しているので、
普段は顔を合わせない同期も多くいます。

「ひさしぶりー」「元気にしてた?」
などと声を交わしつつ再会を喜び、
なかなか楽しい時間です。

 

もちろん遊びに来たわけではありません。

この日は、事前に各自が受けておいた
DiSC分析のテストの結果が配布されます。

DiSC分析を専門とする講師が招かれており、
テストの結果を仕事に役立てるために
色々と話をしてくれるのです。

■同期社員の分析結果

そして配布されたテストの結果。

私は4つの型のうちの「i型」でした。

i型のiは、
「influence」の頭文字です。

DiSC分析の分類によれば、
i型は人にどんどん話しかけて
影響を与えるのが好きな性格
です。

自分としては心当たりがあるので、
「たしかに自分はi型かもな」
などと納得したものです。

 

そして、各自が自分の結果を知った後で、
講師が同期全員の型を集計した結果を
スライドで紹介しました。

そうして見せられた
4つの型の分布には大きな偏りがあり、
自分にとっては衝撃的だったので
今でも鮮明に覚えています。

おおまかに言って、
以下のような結果でした。

 

S型とC型が
圧倒的多数。

そんな中で、
自分の属するi型は
たったの5%。

 

 

 

「5%」!

圧倒的な少数派!

 

 

 

急に自分がこの研修の場にふさわしくない、
特異な存在であるかのように思えてきました。

そして、最初の衝撃から
立ち直って落ち着いてきた後には、
こうも考えました。

少数派とはいえ、
自分は一人ではない。

 

他のi型の人は誰だ?

 

同期の社員の数は60人ほどだったので、
割合から推測すれば
あと2人ぐらいはi型の人がいるはずです。

そこで私は、
休み時間などに
i型っぽい人をつかまえては
「何型だった?」と
聞いてまわりました。

 

すると、あっさりと
他の2人が見つかりました。

あまりに簡単に発見できたので、
拍子抜けしたほどです。

■周囲から浮いていた「i型」

同期の圧倒的多数は
S型(安定)とC型(慎重)

安定と慎重。

まさに、
私が入社した会社の社風を表すのに
ぴったりの言葉です。

そして4つの型の分布を見て、
「そういえば…」と
思い出すことがありました。

 

それは、入社直後の研修での記憶。

そこでは同期入社の社員がグループに分かれて、
色々なワークをしました。

当時の厳しい就職活動を
くぐり抜けて入社しただけあって、
同じ新入社員の私から見ても、
同期はみんな優秀。

ただ、優秀にもタイプがあります。

同期はおとなしくて協力的、
分析力が高くて
とにかく間違いをしないことに重きをおく、
といったタイプの人が多かった。

 

そんな中。

のちに「i型」と診断されることになる
私たち3人は、
ちょっと変わった存在でした。

i型は楽観的で社交的ということで、
ただでさえ集団の中で
目立ちやすい存在です。

それがS型とC型が全体の8割を占める
寡黙で冷静、同調性の高い集団の中にいて、
ペラペラ好き勝手しゃべって笑っていたら、
それはもうわかりやすいですわ。

だから私は、
同じi型の人を探したときに
簡単に見つけることができたのです。

■会社を去った「i型」の仲間

その後、あの研修で「i型」に分類された同期で
会社に残っている人はいなくなりました。

あの研修から2年ほど後、
入社から3年と少したった頃。

それまでに、3人全員が会社を辞めたのです。

「安定と慎重」という社風のその会社で、
若手社員が辞めるのは
世間一般の会社よりは珍しいことでした。

 

退職の理由はもちろん一概には言えませんし、
私は他の2人と
それほど親しかったわけではないので、
詳しいことはわかりません。

ただ、会社の空気になじめなかったことが
退職の一因としてあったのではないか
と思います。

少なくとも私の場合はそうでした。

 

研修時に受けた「DiSC分析」。

あのときの衝撃的な各型の比率は、
おそらく私たち同期だけではなく
会社全体にもあてはまる傾向
だったと想像できます。

少数派は、やっぱり肩身が狭いです。

そのうえ私たちi型(感化)は、
最大勢力であるC型(慎重)の
正反対の性格というのも痛かった。

i型は活発さや早いペースが特徴なのですが、
他の型の人から見ると、
「ずさんで無謀」だと
思われることも多いようです。

それはまさに、
多数派である慎重な人が
嫌いそうな性格
ですね。

あのとき「i型」と診断された他の2人も、
行動特性が違う周囲の人との
ぶつかり合いやすれ違いが
数多くあったのかもしれません。

 

DiSC分析は、
退職しそうな人を予測するための
ツールではありません。

ですが、
私たち「i型」の3人全員の退職は、
結果としてDiSC分析によって
予言された形となりました。

これによって、
私は「行動特性分析」の持つ威力
まざまざと見せつけられたのです。

自分にとっては鮮烈で、
忘れられない体験となりました。

 

 

また一方で、
「少数派の性格の人が
退職せざるをえない会社って、
そもそも良くないのでは?」
という疑問も浮かびます。

そこで次回は、
このテーマについて書くつもりです。

 

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将棋講師。棋力はアマ四段。 インターネット上で将棋を教われるサイト、将棋マッチを開設・運営しています。 1987年12月生まれ。群馬県在住。 このブログでは自分でイラストを描きつつ情報発信中。叡王戦を支援しています。 将棋を始めたころからずっと、一番好きな棋士は藤井猛九段。 海外旅行が好きで旅行記も書いています。

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