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開会式と準決勝4局一斉対局~YAMADAチャレンジ杯2019②~

 
YAMADAチャレンジ杯2019
この記事を書いている人 - WRITER -
梅澤 浩太郎
将棋講師。棋力はアマ四段。 インターネット上で将棋を教われるサイト、将棋マッチを開設・運営しています。 1987年12月生まれ。群馬県在住。 このブログでは自分でイラストを描きつつ情報発信中。叡王戦を支援しています。 将棋を始めたころからずっと、一番好きな棋士は藤井猛九段。 海外旅行が好きで旅行記も書いています。

YAMADAチャレンジ杯2019

YAMADAチャレンジ杯の
現地レポート第2回。

今回はまず開会式の様子を紹介。

そして、その後に行われた
準決勝4局一斉対局を
振り返ります。

席上対局の1局と
イス席での3局が同時に進行して、
他の棋戦では見られない
独特の公開対局でした。

開会式

開会式は予定通り
10時半から開始。

優先入場で席を確保していたので、
ステージ近くで見られました。

優先入場については
こちらの記事をどうぞ↓

 

こちらは佐藤康光会長が
あいさつをしているところ↓

YAMADAチャレンジ杯2019

 

ステージ向かって右側には
準決勝まで勝ち上がってきた
棋士の方々。

対局前だからか、
みなさんかたい表情だったのが
印象的でした。

 

ステージ向かって左側には
来賓のみなさん。

こちらは県知事の代理の方が
あいさつをしているところ↓

YAMADAチャレンジ杯2019

 

大会に出場しない棋士も
こちらに配置されるようです。

私が見慣れている
「上州将棋祭り」では
棋士の方々は向かって右側に
まとまって座ります。

この日は
「大会出場棋士」と「それ以外」
に分けられていたので、
今日は将棋祭りとは違う
公式戦なんだな、
ということが実感できました。

公開対局の2つの形式

開会式の後は11時15分から
準決勝の公開対局です。

行われる対局は
YAMADAチャレンジ杯の準決勝が2局と
YAMADA女流チャレンジ杯の準決勝が2局、
合計4局あります。

これを同時に行うのです。

どうやるのかと思っていたら、
その中の1局だけは席上対局で行い、
他の3局はイス席で行うとのこと。

 

これは山口恵梨子女流二段が言っていましたが
「JT杯と朝日杯を合わせたような形」です。

「JT杯」は全局が席上対局の公式戦、
「朝日杯オープン戦」は
準決勝と決勝のイス席での公開対局が特徴。

YAMADAチャレンジ杯では
この2つの形式を
同時に同じ会場でやるということで、
斬新で思い切った試みです。

席上対局は大盤解説あり

席上対局に選ばれたのは
黒沢怜生五段と井出隼平四段の対局。

両者は対局前に抱負を語りました↓

 

解説は森内俊之九段、
聞き手は山口恵梨子女流二段です↓

 

この日来場した棋士は、
大会出場者以外では
この二人と会長のみ。

佐藤康光会長と森内俊之九段のコンビとは、
かなり重厚な布陣です。

山口女流は聞き手として
ニコニコ生放送などでも
人気の女流棋士

ですが山口女流は、
「私はここに来たのは
どうして出場棋士としてではないのか…。
思うところがある」
と悲しみを語っていました。

 

ちなみに私は山口女流が
あまりに色白なので驚きました

開会式のときに顔を見て
お化粧で肌が白いのかと思ったら、
改めて全身を見ると腕も脚も白い!

「攻める大和撫子」のニックネームは
こういうところからも来ているのか
と思いました。

山口女流をイベントで見るのは
初めてではないのですが、
夏で肌の露出が多いせいか印象に残りました。

 

ステージ全体の配置はこんな様子↓

 

対局者のすぐ横に大盤が置かれ、
マイクを使って解説します。

当然、対局者にも解説は聞こえるので、
森内九段も気をつかっていました。

公式戦ですから、
どちらかが有利になるようなことは
言えません。

 

持ち時間20分、
切れたら30秒の秒読みの真剣師勝負。

振り飛車党の両対局者なので
戦型が気になるところでしたが、
黒沢五段の中飛車に
井出四段が居飛車の銀冠で
対抗する形に。

終盤は井出四段が
一方的に攻める展開となり、
そのまま勝ちきりました。

イス席は対局者のすぐ近くで見られる

席上対局以外の3局は、
テープで周りを囲まれた
イス席で行われました。

周囲に観客席が並べられ、
対局者との距離がとても近いです。

こんな様子↓

 

こんなに近いと
対局者の集中力に影響しないかと
心配になってしまいますが、
そこはプロなので問題ないのでしょう。

盤面を映したモニター
設置されていて、
とても見やすいです。

席上対局とは違って
解説はありませんが、
全局が「将棋連盟ライブ中継」で
棋譜中継されており、
そこには解説もリアルタイムで掲載されます。

対局を見ながら
スマホでこれを確認している人もいて、
うまい観戦のやり方だなと思いました。

こちらは門倉啓太五段と
藤森哲也五段の対局↓

 

この対局は
両者の気合いが感じられて、
迫力がすごかったです。

両対局者は幼なじみということで、
普段は仲がいいけれど
この準決勝という大舞台での対戦では
「絶対に負けない」という気持ちが
強いのでしょう。

相居飛車の激しい攻め合いとなり、
結果は門倉五段の勝ち。

 

こちらは渡辺弥生女流初段と
山根ことみ女流初段の対局↓

 

山根女流はAbemaTVの聞き手として
よく見ていたので、
こんなに間近で対局を見られて
ちょっと感激でした。

渡辺女流は駒を持つときに
手が大きく震えていて、
ちょっと心配になるほどで
気になりました。

戦型は四間飛車対棒銀で、
四間飛車が好きな私にとって
とても興味がある形に。

山根女流が四間飛車で
うまく反撃して勝利。

私自身の対局にも活かせそうな、
勉強になる一局でした。

 

こちらはさきほども写真を出した
伊奈川愛菓女流初段と
脇田菜々子女流1級の対局↓

 

このお二人については、
正直私はよく知りませんでした。

相居飛車のじっくりとした戦い。

伊奈川女流が勝利しました。

勝った4人の棋士は
決勝戦に進出し、
午後に席上対局を戦います。

 

準決勝の公開対局では、
私はイス席での対局を中心に
全体を歩き回って見ていました。

4局も同時に、
しかもこんなに近くで見られて
貴重な体験ができました。

まとめ

YAMADAチャレンジ杯のイベントは
関係者が集まる開会式から
始まりました。

YAMADAチャレンジ杯と
YAMADA女流チャレンジ杯の準決勝は
4局の一斉対局。

1局は席上対局で
解説付きで楽しめ、
他の3局は間近での対局を
周囲のどの角度からでも見られました。

観戦者にとって、
とてもありがたいイベントです。

 

 

こちらの記事も合わせてどうぞ↓

 

 

YAMADAチャレンジ杯については
こちらの記事で詳しく解説しています↓

 

 

 

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