渡辺明棋王vs広瀬章人八段、叡王戦本戦2回戦の情報まとめ

叡王戦 渡辺明棋王vs広瀬章人八段

渡辺明棋王と広瀬章人八段の
叡王戦の対局。

広瀬八段は竜王戦の最終局と
棋王戦の挑戦者決定戦を控えており、
忙しい中で強敵と当たりました。

本局は渡辺棋王が攻めまくる展開となり、
そのまま押し切って勝利。

対局の流れや食事など情報をまとめました。

対局の情報まとめと食事注文のこだわり

2018年12月15日
第4期叡王戦本戦 2回戦
渡辺明棋王vs広瀬章人八段(先手)
東京・将棋会館
持ち時間:各3時間(チェスクロック使用)
開始 15:00
終了 21:04
91手まで 渡辺棋王の勝ち
消費時間
渡辺:2時間44分
広瀬:2時間39分

夕食
渡辺:すきやきうどん(もち1つ追加)(みろく庵)
広瀬:肉生姜焼き定食(みろく庵)

解説者:
谷川浩司九段
聞き手:
貞升南女流初段
メールテーマ:
「年賀状」

渡辺棋王は夕食の注文で
「すきやきうどん」にもちを1つ追加

なぜ、もちを追加するのか。

そんなにもちが好きなのか。

これについては対局後のインタビューで、
渡辺棋王は理由をはっきり語っていました。

もちを1つ追加すると50円値段が高くなり、
これによって「すきやきうどん」の
値段がちょうど千円となる。

そうすると注文時の支払いでお釣りが発生せず
支払いが簡単になるので、
そのための「もち1つ追加」なのだそうです。

対局の最中に注文と支払いをするわけなので、
なるべくそれを簡単にしたいという考えには納得。

合理的な渡辺棋王らしい注文です。

一方の広瀬八段。

渡辺棋王のように目立つ注文はしていませんが、
中継の映像を見る限り
支払った金額はぴったり千円でした。

初めから千円のメニューを選んで
注文していたようです。

広瀬八段が渡辺棋王と同じように
「お釣りなし」を意識していたのかはわかりませんが、
対局二人とも千円を渡すだけで支払いが済み
とてもスムーズでした。

渡辺明棋王と広瀬章人八段

広瀬章人八段は過密スケジュールです。

広瀬八段はこの対局の2日前まで
羽生善治竜王との竜王戦の番勝負を戦ったばかり。

しかも、この対局の2日後には
佐藤天彦名人との
棋王戦の挑戦者決定戦が控えています。

重要な対局が続いていて、
気が休まるヒマがありません

この叡王戦では段位別予選を勝ち上がり、
1回戦で竹内雄悟五段を破って
ようやくここまでたどり着きました。

一方の渡辺棋王。

この叡王戦はタイトル保持者のため予選免除。

しかも抽選によりシードとなったので、
この2回戦が初戦となります。

そして、対局は本局が今年最後ということで、
過密スケジュールの広瀬八段とは
対照的です。

この二人のこれまでの対戦成績は
広瀬八段の10勝8敗で、
現在3連勝中
です。

渡辺棋王に勝ち越している棋士は
それほどいない中で、
広瀬八段が勝ち越しているのは少し意外。

今年の活躍が目立つ広瀬八段ですが、
それ以前から戦績を積み重ねてきたことを
改めて感じました。

一局の流れ

本局は先手の渡辺棋王が
一方的に攻めまくる展開となりました。

戦型は「角換わり」

お互いに腰掛け銀にする
よくある形になるかと思いきや、
渡辺棋王の作戦は「早繰り銀」。

広瀬八段も早繰り銀にして
「相早繰り銀」の形になりました。

ここからの渡辺棋王の構想が驚きです。

▲5八玉〜▲3八金〜▲3七桂として、
まるで「中原流相掛かり」
のような形
に構えたのです。

そして、その形から
渡辺棋王は猛烈に攻めていきます。

広瀬八段は受け一方の展開を強いられて、
反撃のヒマが回ってきません。

最後まで渡辺棋王の攻めが途切れることはなく、
渡辺棋王の勝ちとなりました。

両者とも持ち時間を残したまま、
午後9時過ぎという
早い時間の終局でした。

解説の谷川九段の年賀状の話

今日の解説は谷川九段で、
ニコニコ生放送に出演するのは珍しい
豪華な解説者です。

今日のメールテーマは「年賀状」。

谷川九段が自分の年賀状について語ったのですが、
今年は900枚ほど出す予定だそうです。

その多さに驚きますが、
これでも最近は減ったとのこと。

年内はパソコンに住所を登録済みの人に
出すだけなので楽ですが、
年を明けてから大変だそう。

というのも、ファンの人から年賀状が届いて、
それに返信をする
から。

いちいち返信してくれるというのには驚きましたが、
「普段は手紙に返事を出せないので、年に1回ぐらいは」
という気持ちで返しているそう。

でも、表面も裏面も印刷だけだと
「これに返信して意味があるのだろうか」
と思ってしまうそうなので、
何かメッセージも書いてほしいそうです。

返信してくれるという谷川九段の話を聞いて、
画面上には「自分も出そうかな」
というコメントが続出

谷川九段は
「これで年賀状が増えたら返信が大変で困る」
「余計なことを言ったかな」
と焦っていたのが面白かったです。

1月13日に高見泰地叡王との対局が決まっている
「茶王戦」についても触れて、
谷川九段は公式戦と同じように準備をするということで
気合が入っている様子でした。

まとめ

本局では渡辺棋王が一方的に攻め立てて、
そのまま決着してしまいました。

渡辺棋王としては序盤の構想から最後まで
流れるような攻めがきまって、
会心譜となりました。

広瀬八段としては不本意な負け方となりましたが、
来週には重要な対局が2局も控えています。

そちらはどんな将棋になるのか、注目です。

叡王戦の記事は
こちらにまとめてあります↓

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