タプロームで木の根に覆われた遺跡を見学~タイ,カンボジア28

タプロームは、木の根に覆われた
神秘的な遺跡です。

シェムリアップにある
アンコール遺跡群の一部で、
発見当初の姿がほぼそのまま残っています。

巨大な木や遺跡の表面のコケが
長い時間の経過を感じさせて、
神妙な気分になりました。

タプロームとは

タプロームはアンコールトムの東に位置する仏教寺院で、
1186年に建立されました。

冒頭の写真のように、
木の根に侵食されたせいで大部分が崩壊しており、
密林の奥地にある秘境のような神秘的な雰囲気があります。

崩壊を食い止めようと修復計画もあるそうなのですが、
木の根を取り払えばいいという
単純な話ではないようです。

木の根が建造物を破壊しているだけではなく、
今となっては木の根によって建造物が支えられている
という可能性があって、
むやみに木の根を取り除くこともできないのです。

ちなみに遺跡内で目立つ根は
何の木の根なのか調べてみたのですが、
太い幹を持つ巨木は「スポアン」と呼ばれており、
からみつくような細い根の木は
「ガジュマル」の一種のようです。

タプロームは映画の「トゥーム・レイダー」や
「トゥー・ブラザーズ」のロケ地としても知られています。

西門からタプロームの内部へ

こちらがタプロームのマップ↓

四角い形の回廊が中央祠堂を囲む形になっています。

西門と東門から出入りができます。

今回私たちは、西門から入って東門から出るルートで
観光しました。

こちらが西門↓

同じ時期に建立されたアンコールトムのバイヨン寺院と同様に、
四面仏尊顔が掘られています。

アンコールトムについては
こちらの記事に書きました↓

門をくぐった後、
森の中を参道が300mほど続きます。

参道の途中には色々ありました。

こちらはアンコール遺跡群共通の入場券を
チェックするところ↓

ピンク色のシャツを着た女性が
入場券を確認します。

きちんと身につけていないと
外国人は通してもらえませんので、
注意しましょう。

これはアリ塚↓

テレビなどでは何度も見たことがありますが、
実物をこんなに近くで見るのは初めて。

参道の途中に無造作にできていて、驚きました。

途中で音楽が聞こえてきたので何かと思ったら、
地雷で手足を失った人達が楽器を演奏していました↓

カンボジアでは内戦で地雷がたくさん埋められ、
兵士でなくてもその被害にあった人が大勢いますが、
そういう現実を改めて思い知らされます。

ただこの人達はただお金を恵んでもらおうと
しているわけではなく、
CDやDVDを販売していました。

自分たちの演奏を収録して売っているのでしょうから、
プロの演奏家として誇りを持って活動しているようです。

タプロームの遺跡を見学

参道を歩いていくと
タプロームの遺跡がある場所に到着します。

こちらは西塔門で、
比較的昔のままの姿を残していました↓

さらに奥に進んでいくと、
木の根によって倒壊した建造物と
それを構成していた石のブロックが
たくさん見られます↓

ガイドさんはコケが生えた四角い石を
「抹茶チョコみたい」とジョークを言っていましたが、
たしかに抹茶パウダーがたっぷり振りかけられた
チョコのようにも見えます。

変わった形のスポアン↓

狭い門とその両側の装飾のような形になっており、
自然とこの形になったとは驚きです。

修復された回廊を通ることができます↓

修復前後の様子を説明するパネル↓

これだけバラバラになった回廊を
元の形に戻すとはすごい。

そうとうの苦労と時間が費やされたはずです。

そして、今まさに別の場所で
修復が行われていました↓

何年か経てば、さらに修復が進んで
新たな姿となったタプロームが見られそうです。

巨大な木で覆われたタプローム

タプロームを侵食している木は、
どれも本当に大きくて圧倒されました。

こちらのガジュマルは建造物の表面を
その根で覆っています↓

細い根が複雑にからみ合っていて、
日本ではまず見られない光景になっています。

こちらは建造物の上にあるスポアン↓

スポアンは根が太くて
幹をしっかり支えている感じがするのですが、
その幹は傾いてしまっています。

ものすごく高い木なのですが、
遺跡の上でかろうじてバランスを保っていて、
今にも倒れそうで危ういです。

この木を無理に取り除こうとすれば
建造物の崩壊がますます進んでしまいそう
なので、
このままにしておくしかなさそうです。

雨ガッパを売る少女

タプロームを見学中に雨が降ってきました。

雨が降り出すとタプロームの中で
小学生ぐらいの年齢の地元の女の子が
雨ガッパを売り始めていました。

突然雨が降り始める雨季の気候を利用して、
観光客向けにいい商売をしているなと感心しました。

観光客は雨に濡れなくて済むし、
地元の子どもたちにとっては収入になるので、
双方にとってためになる商売です。

雨はしばらくすれば止むだろうと
私たちは遺跡の中で少し待ったりもしたのですが、
なかなか止まなかったので
仕方なく雨の中をバスまで移動。

私は折りたたみ傘を宿に忘れてしまっていたので、
他のツアー参加者の傘に入れてもらいました。

参加者同士で助け合えるので、
ツアーはいいなと思いました。

バスまで戻ったら午前中の観光はここまで。

次は昼食会場へと向かいました。

私が今回利用したツアーはこちら↓

タイ・カンボジア旅行記の全記事は
こちらにまとめてあります↓

この記事を書いた私、梅澤浩太郎は
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