高見泰地叡王vs藤井聡太七段、竜王戦4組準決勝の情報まとめ

高見泰地叡王vs藤井聡太七段、竜王戦4組準決勝

高見泰地叡王と藤井聡太七段の
竜王戦4組準決勝の対局。

藤井七段には
竜王戦ランキング戦の3年連続優勝の
期待がかかっています。

対局は途中まで高見叡王が
優勢だったものの、
終盤で逆転して藤井七段の勝ち。

高見叡王は
叡王戦の防衛戦も2連敗中で、
調子が上がりません。

一局の流れなど
本局の情報をまとめました。

食事など対局の情報まとめ

竜王戦4組ランキング戦準決勝
2019年4月24日
高見泰地叡王vs藤井聡太七段(先手)
東京・将棋会館「特別対局室」
持ち時間:各5時間
開始 10:00
終了 22:24
135手まで永瀬七段の勝ち
消費時間
高見:4時間53分
永瀬:4時間56分

昼食
高見:ヒレカツ定食(ふじもと)
藤井:カレー南ばんうどん(ほそ島や)

夕食
高見:とろろせいろそば(ほそ島や)
藤井:玉子炒飯(紫金飯店)

ニコニコ生放送
解説者:
上村亘四段
聞き手:
高浜愛子女流2級

アベマTV
解説者:
杉本昌隆八段
佐々木大地五段
井出隼平四段
千葉涼子女流四段
貞升南女流初段

アベマTVには
藤井七段の師匠である
杉本昌隆八段が出演。

杉本八段がネット番組に出演する機会は
それほど多くない中で、
弟子の将棋をじっくり解説する貴重な姿を
見ることができました。

藤井聡太七段と高見泰地叡王

デビュー以来、
注目を集め続けている藤井聡太七段。

常に高い勝率を維持していますが、
竜王戦でも圧倒的な強さを見せています。

竜王戦ではデビュー戦から勝ちまくって
ランキング戦6組で優勝

5組に昇級した昨年は、5組で優勝

そして4組に昇級してきた今年も
準決勝まで勝ち上がってきました。

本局を含めてあと2勝すれば4組優勝で
3年連続優勝となりますし、
竜王へのタイトル挑戦も見えてきます。

竜王戦の仕組みは少し複雑なので、
こちらの記事も合わせてどうぞ↓

対する高見泰地叡王は
「叡王」のタイトルを持つ
若手のトップ棋士。

藤井七段とは年齢も近いので、
高見叡王としては
ライバル意識があることでしょう。

この二人の対局は
過去にC級2組順位戦で一局だけあり、
藤井七段が勝っています。

レベルの高い二人がぶつかる
注目の一戦です。

少し気がかりだったのが、
高見叡王がここ最近は
調子を落としているように見えること。

今月開幕した叡王戦の防衛戦では
現在までに0勝2敗。

しかも、持ち前の終盤力が
発揮されおらず、
内容も良くありません。

そんな状況での
強敵の藤井七段との対局だったので、
私は勝敗よりも
高見叡王が終盤でどんな手を指すかに
注目していました。

一局の流れ:藤井七段の逆転勝ち

振り駒の結果、藤井七段の先手に。

藤井七段は振り駒の運が
悪いことで有名なので、
先手になるのは珍しいです。

動画中継のコメント欄は、
先手に決まっただけで
大いに盛り上がっていました。

戦型は藤井七段が得意とする
「角換わり相腰掛け銀」
高見叡王が堂々と受けて立ちます。

藤井七段が先手番らしく
積極的に攻めていって中盤戦へ。

力のこもった攻防が続く中、
高見叡王の76手目△7二桂が
藤井七段が軽視していた受けの好手。

このあたりから
高見叡王が優勢となっていきます。

高見叡王は厳しい攻めの手を
次々に繰り出しますが、
藤井七段は決め手を与えずに
受け続けてじっと耐えます。

攻めあぐねた高見叡王が指した
90手目9九香成が疑問手。

攻めのターンが
逆に藤井七段に回ってくると、
そこからの寄せは素晴らしかったです。

桂のタダ捨て、銀のタダ捨てと
カッコいい手を連発し、
あっという間に高見玉を追い込みました。

127手で藤井七段の勝利です。

終盤は藤井七段らしさが
ぞんぶんに発揮される展開となりました。

劣勢のまま終盤戦となっても、
ひっくり返せるのが藤井七段の強さです。

次はいよいよ4組ランキング戦の決勝。

対戦相手はまだ決まっていませんが、
また注目を集める一局となることは
間違いありません。

対局後の高見叡王のインタビュー

対局直後、両対局者に
インタビューが行われました。

私が注目したのは
高見叡王の発言。

「最近、ちょっと慎重にいきすぎて
悪い流れなので」

「もうちょっと安全にいきたい
思ったんですけど、
あんまり手がわからなかった」

「最近、終盤の踏み込みがよくない
のが出てしまいました」

このように語っており、
高見叡王自身も
ここ数局は終盤に課題があると
意識していました。

高見叡王の頭には、
特に叡王戦第1局での
逆転負け
があるのでしょう。

勝利まであと一歩という
局面までいきながら、
安全に勝とうとして選んだ手が悪く、
挑戦者の永瀬拓也七段に逆転され
負けた一局です。

せっかく優勢になっても
勝ちきれないことが、
高見叡王としてはもどかしい様子。

いったいどうすれば
調子を取り戻せるのか

悩ましいところですが、
高見叡王が早く完全復活することを
願っています。

叡王戦第1局については、
こちらの記事に詳しく書きました↓

まとめ

高見叡王と藤井七段の注目の一戦は、
藤井七段の勝利となりました。

一瞬のスキを突いて逆転した
藤井七段はさすがの強さ。

竜王戦ランキング戦4組決勝の対局も
楽しみです。

また、叡王戦の防衛戦で
連敗中の高見叡王は、
本局でも終盤の踏み込み不足が
出てしまいました。

ゴールデンウィーク明けの叡王戦第3局では
その課題が克服されるのか、
こちらも目が離せません。

藤井聡太七段にについての記事は
こちらにまとめてあります↓

この記事を書いた私、梅澤浩太郎は
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