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大学で将棋部に入部、定跡書で勉強して上達~私の将棋歴3~

 
将棋の定跡書
この記事を書いている人 - WRITER -
梅澤 浩太郎
将棋講師。棋力はアマ四段。 インターネット上で将棋を教われるサイト、将棋マッチを開設・運営しています。 1987年12月生まれ。群馬県在住。 このブログでは自分でイラストを描きつつ情報発信中。叡王戦を支援しています。 将棋を始めたころからずっと、一番好きな棋士は藤井猛九段。 海外旅行が好きで旅行記も書いています。

将棋の定跡書

私は大学で将棋部に
入部しました。

中学と高校では
将棋部に入っておらず
初心者だったので、
はじめは部内で負けてばかりでした。

そんな私は
藤井猛九段の描いた定跡書を読んで
勉強したことで、
少しずつ勝てるように。

私の将棋歴その3です。

大学の将棋部の部室へ

私が入学したのは
仙台にある東北大学。

入学レクリエーションの日には
会場の外に多くのサークルが
待ち構えており、
新入生は大量のチラシを
受け取ることになります。

 

その中に、
私が気になっていた
将棋部のチラシもありました。

ビラには部室の場所と、
「いつでも来てください」
といったことが書かれています。

そこで、
とりあえず4月のはじめのうちに
将棋部に行ってみることに。

「将棋の解説を理解できるようなりたい」
と高校生のときに思ったことは、
こちらの記事に書きました↓

 

授業を終えたある日の午後、
サークル棟にある
将棋部の部室へ。

大学の構内には
授業が行われる建物とは別に、
部活やサークルの部屋が集まる
3階建てのサークル棟が
あったのです。

吹奏楽部などが練習する音が
しょっちゅう響いている
場所でした。

将棋部員との対局

3階にある将棋部の
部室のドアを開けてみると、
こじんまりとした部屋の中に
部員と思われる人が
一人だけいました。

「私は新入生で
見学に来たんですけど…」
と言うと、
「とりあえず指してみよう」
ということで
その人と対局することに。

 

そのとき指した将棋のことは
おぼろげに覚えています。

相手は四間飛車を指してきました。

私は居飛車だったのですが、
穴熊に組んでから
棒銀で攻める
という、
今から考えると
無謀な指し方をしました。

相手の将棋部員は
それをきっちとがめて、
私が大差で負け。

 

それでも相手は
私の指し方に対して
「穴熊は守ろうとしていて、
棒銀は攻めようとしているから、
両方やるとちぐはぐになってしまうよ」
的確なアドバイスをくれました。

「作戦はマズかったけど、
最後の方の受けはしっかりしていた」
ほめてもくれました

ほめてもらえたことで
私も気分を良くして、
将棋部への印象もよくなりました。

やはり第一印象が大事です。

 

大学に入学してすぐの時期には
将棋部の他にも
部活やサークルを見学したのですが、
どれも将棋ほどには
やりたいと感じず。

結局、他のサークルなどには入らず、
将棋部に専念することにしました。

負け続けながら通った部室

入部してから知ったのですが、
東北大学将棋部は
毎年全国大会に出場するほど
強い部でした。

入部する部員には
中学や高校の全国大会などで
実績のある人強豪も多いです。

そこまでいかなくても、
ほとんどの部員は
中学や高校でも将棋部だったという
経験者ばかり

そんな中で、
私のような本格的に将棋を
やったことのない人間は
異例な存在でした。

 

そうなると当然、
私が将棋で対局すると
将棋部の先輩はもちろん、
新入生が相手でも
歯が立ちません。

一生懸命指しても、
ぜんぜん勝てないのです。

部室に行って
ある日は5連敗して家に帰り、
次の日は6連敗して家に帰り…
といった日々を続けました。

 

これだけ負ければ
嫌になりそうなものなのですが、
こりずにほぼ毎日部室に通ったのは
今ふり返ると不思議です。

勝った相手が
対局相手に色々教えてくれるので、
将棋のことがわかってきているという
感覚を得られていたのが、
大きかったと思います。

藤井システムに憧れて四間飛車

高校のときに抱いた
「藤井システム」への憧れは
大学に入ってからも
変わらずに私の中にありました。

将棋部に入った当初は
居飛車で横歩取りを指してみるなど
色々な戦法を試していたのですが、
あるとき先輩から
「得意戦法を持った方がいい」
と言われました。

そこで、私は自分の感覚に合っていて
藤井システムにもつながる「四間飛車」
自分の得意戦法にすることに。

藤井システムは
四間飛車という戦法の中にある
新しい作戦なのです。

 

ただ、藤井システムは
初心者が使いこなすのは
難しいということで、
まずは昔ながらの四間飛車を
きちんと指せるようにする

のを目標にしました。

このとき助かったのが、
四間飛車を得意にしている先輩が
将棋部内にたくさんしたこと。

そんな先輩たちは、
私が四間飛車を勉強するのに
最適な本
を教えてくれました。

藤井猛九段が書いた定跡書

それが
「四間飛車を指しこなす本」シリーズ全3巻と
「四間飛車の急所」シリーズ全4巻です。

著者はなんと藤井猛九段。

私だけでなく、
四間飛車を指す先輩方はみんな
藤井猛九段が大好きだったのです。

藤井九段は「藤井システム」という
戦法を生み出す創造力があるだけでなく、
アマチュア向けに将棋の定跡を
わかりやすく解説する
ことでも
一流の棋士です。

この2つのシリーズを読んで
自分のものにできれば、
四間飛車をかなり高いレベルで
指せるようになると
先輩方は強く勧めてくれました。

 

この2つだと
「四間飛車を指しこなす本」の方が
初心者向けなので、
まずはこのシリーズを読みました。

わかりやすく書かれているといっても、
初心者には1回読んだだけでは
理解できません。

何回も繰り返し読んで
勉強をしました。

 

定跡書には、
長い将棋の歴史の中で確立された
「良い手」が書いてあります。

定跡書を読むと
「良い手」の考え方や感覚
身につくので、
実戦で本の通りになったときはもちろん、
そうでなくてもうまく対応できる
実力が養われるのです。

 

部室で将棋を指して負け、
家に帰ったら
本を読んで勉強する。

これを重ねていくうちに、
部室でもたまには
勝てるようになってきました。

勝てるようになると、
がぜん将棋が面白くなってきます。

 

そのうち少しレベルが高めの
「四間飛車の急所」シリーズも
読むようになりました。

こちらはもっと難しいので、
また苦しみながらも
何度も何度も読んで
理解していきました。

藤井猛九段と同じ「序盤型」

このように
私の将棋の勉強の中心は
定跡書を読むこと

なっていきました。

藤井猛九段の本以外にも
定跡書を買って読むようになり、
それが楽しかったのです。

このころから私の
「序盤好き」の性格が
形成されたと思います。

 

将棋を指す人を
序盤が得意な「序盤型」や
終盤が得意な「終盤型」と
呼んだりしますが、
私は典型的な「序盤型」

藤井猛九段も
「序盤型」なので、
このあたりも
藤井九段の影響を大いに受けて
私の将棋のタイプは固まりました。

 

このように、
「将棋が強くなる」
と一口に言っても、
その勉強法やタイプは
ひとつではありません。

「必ずこうやるのがいい」
という正解はないので、
将棋が強くなるためには、
自分楽しみながら取り組める勉強法
を見つけることが大切です。

まとめ

中学と高校で
将棋部員ではなかった私は、
大学で初めて将棋部に入りました。

最初は他の部員に
まったく勝てませんでした。

しかし、そこから
藤井猛九段著の定跡書を読むことで
だんだんと実力をつけていき、
将棋に勝てるように
なっていったのです。

このときに身に着けた
序盤の知識や感覚は、
今でも自分の将棋の柱に
なっています。

 

 

大学入学より前の
「私の将棋歴」は
こちらをどうぞ↓

 

 

 

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