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朝日新聞の観戦記での「藤井システム」との出会い~私の将棋歴2~

 
藤井猛九段
この記事を書いている人 - WRITER -
梅澤 浩太郎
将棋講師。棋力はアマ四段。 インターネット上で将棋を教われるサイト、将棋マッチを開設・運営しています。 1987年12月生まれ。群馬県在住。 このブログでは自分でイラストを描きつつ情報発信中。叡王戦を支援しています。 将棋を始めたころからずっと、一番好きな棋士は藤井猛九段。 海外旅行が好きで旅行記も書いています。

藤井猛九段

私が高校生のころ。

朝日将棋の観戦記で
「藤井システム」と
藤井猛九段に出会ったことが、
将棋を本格的にやりたいと思う
きっかけになりました。

新聞を読むのが習慣になり、
将棋にハマるようになった
私の将棋歴の話です。

 

ちなみに冒頭の写真は
「上州将棋まつり2018」での
藤井猛九段。

「私の将棋歴」その1はこちら↓

朝日将棋の「天声人語」から将棋へ

中学生3年生の高校受験が近づいたころ。

私は近くの公立高校を
受験予定だったのですが、
試験科目に小論文がありました。

数学などの他の教科とは違い、
小論文はどんな対策をすればいいのか
よくわかりません。

 

そんなとき先生から、
朝日新聞1面に掲載されている
「天声人語」という
コラムを読むといいと聞きました。

短く簡潔にまとまっていて
内容も深い文章を読むことが
小論文対策になる、
という意図だったのでしょう。

ちょうど我が家では
朝日新聞を購読していたので、
私は中学3年生の終わりごろから
毎日読むようになりました。

 

「天声人語」を読んでみると
けっこう面白いと感じたので、
自分に合っていたようです。

小論文の試験を終えて
志望校に無事に合格し、
受験が終わってからも、
毎日読む習慣は続きました

それどころか、
高校に入学してからは、
「天声人語」だけでなく
新聞の中身も
読むようになりました。

そしてそのうちに、
将棋の観戦記にも
関心を持つようになったのです。

 

「新聞の将棋の観戦記を読む」
ということが、
私が高校生のころの
将棋との関わりの中心でした。

高校生のころは、
将棋をガッツリとやっていた
わけではありません。

部活動は中学生のころと同様に
卓球部に所属して毎日練習しており、
将棋部に入ることもなかったのです。

習慣にするコツ

ここで少し、
習慣化のコツについて。

「これからは毎日これをやろう」
と決意しても、
なかなかできないことが多いものです。
習慣化のコツは
「毎日必ずやることとセットにする」
ということです。

 

高校生のころの私の習慣であった
朝日新聞を毎日部分的に読むことは
高校を卒業して
実家を離れるまで続きました。

高校の途中からは
新聞の中で毎日必ず読む箇所は
「天声人語」「将棋観戦記」「連載小説」の
3つに増えていきました。

これによって
国語力や将棋の力が向上したので、
良い習慣でした。

楽しんでやっていたことでは
あるのですが、
我ながらよく毎日3年間も
続いたなと思います。

 

私の場合は、
「毎日必ずやるお風呂と歯磨き」
とセットにしたことが、
習慣として定着させるのに
効果的だったと
いま振り返ると思います。

お風呂からあがった後に
歯を磨きながら
新聞を読んでいました。

お風呂に入ることも
歯を磨くことも
毎日欠かさずやることなので、
自然と新聞を読むことも
生活の一部となりました。

このような習慣になったことで、
習慣が途切れがちな
疲れているときや忙しいときにも
無理なく続けられました。

 

この方法は勉強や筋トレなど
あまりやる気が起きないことにも
有効です

高校生のころに
習慣化のコツを身に着けたことは、
今にいたるまで
私の大きな力になっています。

朝日オープン将棋選手権

さて、話をもどして
新聞の将棋観戦記の話。

新聞の将棋の観戦記には、
基本的にその新聞社が
主催する棋戦の対局が
掲載されています。

当時、朝日新聞に
載っていた棋戦は
「朝日オープン将棋選手権」

そのころの朝日新聞社は
将棋のタイトル戦を
主催できておらず、
「朝日オープン将棋選手権」は
準タイトル戦といった扱い。

現在では朝日新聞社は
名人戦の主催者に加わって、
毎日新聞社とともに
名人戦を共催していますが、
そうなる前の時代です。

 

この棋戦は
「NHK杯」などの他の棋戦とは
違っていました。

優勝者は「選手権者」として
翌年に挑戦者と五番勝負
戦うのです。

しかも優勝賞金も
2000万円と高額。

まるでタイトル戦でした。

 

私が新聞を読んでいたときには、
羽生善治九段がずっと
「朝日オープン選手権者」として
君臨していました。

当時の私の将棋の知識といえば、
定跡の本を一冊読んだぐらいしか
ありません。

それでも、新聞の将棋欄を
毎日読んでいるうちに、
将棋の戦術や将棋界の仕組み、
様々な棋士などのことが
だんだんとわかってきました

そんな中で、
私にとっては衝撃的な出会いが
あったのです。

「藤井システム」と藤井猛九段との出会い

私にとって
大きな出会いとなったのが、
藤井猛九段の将棋を見たこと。

といっても、
当時の私には
将棋の深いところはわかりません。

最初は単純に、
藤井猛九段の将棋だと
必ず紙面に登場する
「藤井システム」という言葉が
カッコいいと感じたのです。

将棋の戦法といえば
「矢倉」「棒銀」など
漢字で表記されるものが多いですが、
その中で「システム」という横文字は
ひときわ輝いて見えました。

 

しかも、藤井システムの説明には
「将棋界に革命をもたらした」
などとこれまた
カッコいい言葉が並んでいます。

そういうわけで、
まずは「藤井システム」という
言葉に引きつけられた私は、
その名前の由来である
藤井猛九段にも
注目するようになっていきました。

 

そんな藤井猛九段。

ちょうどそのころ、
朝日オープン将棋選手権の
トーナメントを
どんどん勝ち上がっている
タイミングでした。

すると当然、
朝日新聞の観戦記には
藤井九段が勝った将棋ばかりが
掲載されます。

そのうち、藤井九段が
自分と同じ群馬県出身だという記述を
観戦記の中に発見し、
その偶然にも
運命的なものを感じました。

そういった流れで、
私は「藤井システム」の創始者である
藤井九段のファンとなっていきました。

 

そして、藤井九段は
その年のトーナメントを
ついに決勝まで勝ち上がり、
羽生善治朝日オープン選手権者と
五番勝負
を戦います。

このシリーズは
羽生さんが3勝1敗で勝利し、
残念ながら藤井九段の優勝は
なりませんでした。

ただ、勝ち続けて
挑戦者にまでなったことで、
藤井猛九段の将棋が
新聞に1年中掲載されることになり、
私は大きな影響を受けたのです。

将棋を勉強したいと思うようになった

藤井システムと藤井九段に
憧れるようになったのですが、
けっきょく藤井システムとは
何なのかは
よくわからないままでした。

また、新聞の将棋観戦記は
私には難しくて、
理解できない部分も多かったです。

たまにテレビでNHK杯を見ても、
解説の棋士の言うことは
レベルが高くて理解できなかったり。

 

こういったことがあったので、
私は高校を卒業するころには
「大学生になったら
将棋を本格的に勉強しよう」

と思うようになっていました。

その主なモチベーションは
「藤井システムが何なのか知りたい」
「将棋の解説を理解できるようになりたい」
というもの。

今から考えると、
興味の対象が将棋の「観戦」に
かたよっていました。

 

最近の将棋ブームでは、
生放送などでの「将棋の観戦」から
将棋に触れるようになって、
その後で「自分も将棋を指してみたい」
というふうに移行していく人が
多いようです。

私も将棋を指すようになったのは
観戦からの流れだったので、
「観る将」から「指す将」に
移る人の気持ち
はわかりますし、
親近感があります。

まとめ

私が高校生のとき、
朝日新聞の観戦記を毎日読んで
だんだんと将棋にハマっていった
ことについて書きました。

「藤井システム」と
藤井猛九段との出会いは
私には大きな衝撃であり、
将棋を本格的にやりたいと考える
きっかけでした。

高校を卒業してからは
大学で初めて「将棋部」に
入ることになるので、
その話はまた書きます。

 

追記、続きを書きました。

大学のときの話はこちら↓

 

私の小学校と中学校のころの
将棋との関わりについては、
こちらの記事をどうぞ↓

 

 

 

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