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将棋初心者はまずは本を一冊読むと世界が変わる~私の将棋歴1~

 
「初心者のための大内延介の将棋必勝定跡」
この記事を書いている人 - WRITER -
梅澤 浩太郎
将棋講師。棋力はアマ四段。 インターネット上で将棋を教われるサイト、将棋マッチを開設・運営しています。 1987年12月生まれ。群馬県在住。 このブログでは自分でイラストを描きつつ情報発信中。叡王戦を支援しています。 将棋を始めたころからずっと、一番好きな棋士は藤井猛九段。 海外旅行が好きで旅行記も書いています。

「初心者のための大内延介の将棋必勝定跡」

将棋の初心者は
まずは本を一冊読むと、
世界が変わるぐらいの
インパクトがあります。

何をしたらいいのか
わからない状態を抜け出し、
将棋ならではの考え方や
感覚が身につくからです。

私が最初の一冊を読んだのは
中学生のとき。

将棋のルールを覚えたころから、
私の将棋歴を振り返ります。

小学3年生:将棋のルールを覚えた

私が将棋のルールを覚えたのは、
小学生の3年生ぐらいのころでした。

父が色々なボードゲームが
セットになったものを買ってきて、
その中に将棋がありました。

マス目が描かれたペラペラの板を
台座の上に置いて使うのですが、
表面がオセロで
裏面が将棋盤でした。

はじめのうちは
オセロをやっていたのですが、
「裏面にあるこれは何だ?」
ということで興味を持ったのが
たしか最初のきっかけ。

父に将棋のルールを教わって、
2枚落ちなどで指していました。

ちなみに父は
ルールを知っている程度で、
特に将棋が強かったわけではありません。

 

将棋がうまかったのは祖父で、
母方の祖父も父方の祖父も
将棋が好きでした。

どちらの祖父とも
一緒に住んではいなかったので、
家に遊びに行ったときに、
私が勝負を挑みました。

ルールを覚えた程度の私は、
当然ながら
あっという間に負けていました。

祖父との将棋で
なぜか鮮明に覚えているのが、
自分の飛車を香車で殺されたこと。

飛車が前に出ていったときに
香車を打たれたのですが、
横には相手の歩が
ずらっと並んでいて
横に逃げられず。

自由に大きく動き回れる飛車が
歩と香車という弱い駒に取られたことが、
衝撃的だったから
覚えているのだと思います。

 

私は男三人兄弟の長男。

小学生のころは
弟と将棋をやった記憶もありますし、
友達と勝負したりもしました。

ただ、将棋はあくまでも
色々ある遊びの中のひとつという感じで、
それほどのめり込むことは
ありませんでした。

中学生1年生:初めての将棋の本

将棋の世界に大きく一歩
踏み込むことになったきっかけが、
一冊の本を読んだこと。

たしかあれは中学1年生のころ

父と一緒に本屋に行きました。

広いフロアの2階建てで、
自宅の周辺では最大の本屋です。

当時の父の方針で、
マンガ以外であれば
読みたい本は
基本的に何でも買ってもらえました。

本は好きだったので
ときどき本を買ってもらって
読んでいたのですが、
そのときは何を思ったか
初めて将棋を選んだのです。

 

なぜそのとき私が
将棋の本がほしいと思ったのか、
今となってはよく覚えていません。

ただ、将棋には色々な「戦法」が
あるらしいということを何かで知って、
「どんな戦法があるのか知りたい」
という思っていた記憶があります。

テレビで「NHK杯」を見て、
興味を持ったのかもしれません。

 

ともかく、
将棋のコーナーに行って
良さそうな本を探しました。

大きい本屋なので、
将棋コーナーも充実。

戦法について書いてある本は
たくさんあったのですが、
私がほしかったのは
特定の戦法のことだけを
書いてある本ではなく、
なるべく色々な戦法について
書いてありそうな本

何冊かパラパラと見てみて、
よさそうな一冊に決めました。

「初心者のための大内延介の将棋必勝定跡」

そのとき選んだのが
「初心者のための大内延介の将棋必勝定跡」
という本。

この本は以前に処分してしまって
今は手元に残っていないのですが、
表紙のイラストの記憶などを頼りに
ネットで探したところ、
見つかりました。

こちらの本です↓

 

冒頭に載せたイラストは、
私が描いた
この本の表紙のイメージです。

大内延介九段のゆるい似顔絵が
印象的な表紙でした。

 

当時は将棋のことは
ほぼ何も知らないので、
著者の大内延介九段のことも
何も知りません。

「必勝定跡」とタイトルに付けるあたり、
当時のゆるい空気を感じます。

今の時代には
気軽に「必勝」などとは
タイトルには入れないものです。

「必勝」というと
ものすごいハメ手などが
書いてありそうなのですが、
実際には本の内容はいたって真面目。

ただ、当時は私は読んでいて
「これのどこが必勝なんだ?」
と疑問に思った覚えがあります。

 

「大内延介の将棋必勝定跡」は
色々な将棋の戦法が
広く浅く取り上げられている本
で、
まさに私が知りたかった内容。

この本のおかげで、
将棋の戦法の基本が
ずいぶんわかるようになりました。

将棋の戦法には
大きく分けて
「居飛車」と「振り飛車」が
あるということ。

「居飛車」には
矢倉、角換わり、相掛かり、横歩取り
などがあるということ。

振り飛車にも
四間飛車、三間飛車の石田流、
振り飛車穴熊などがあるということ、
などなど。

当時の私には少し難しい本でしたが、
苦労しながら読み進めていきました。

 

戦法について理解できただけでなく、
将棋の考え方がわかったのが
大きかったです。

「駒得」という考え方も
初めて意識しましたし、
「玉の囲い」や「玉の固さ」
というものも知りました。

他にも「駒を活用する」や
「相手の狙いに気づいて備える」など
将棋を指すうえで必要となる
考え方を学んだのです。

このことによって、
私から見える将棋の世界は
一気に変わりました。

それまでは
どんなことを考えながら
将棋を指すものなのか

全然わかっていなかったところ、
それがつかめてきたのです。

 

将棋ではルールを覚えた後、
次のステップで何を学べばいいのかが
難しいところです。

私のオススメは、
「簡単な将棋の戦法の本を一冊読む」
ということ。

これは私の体験から言えることです。

私はたまたま「将棋必勝定跡」
という本でしたが、
特にこの本が特別良いと
言いたいわけではありません。

どんな将棋の本であれ、
最初の一冊を読むことで
得るものが大きいのです。

公民館の将棋の大会に参加

「大内延介の将棋必勝定跡」を読んだ後、
将棋の大会に出る機会がありました。

といっても
部活の大会などではなく、
お正月に地元の公民館で行わた
地域の人向けの小さな大会です。

ちなみに私の中学校には
将棋部はなく、
私は卓球部員でした。

 

チラシで見つけたその大会に
弟と共に行ってみると、
周りに子どもはあまりいなくて
おじいちゃんばっかり。

勝ち負けの記憶などはないのですが、
子どもがいるのが珍しいのか、
将棋を指していると
周りにおじいちゃん達が
集まってきたのは覚えています。

私が振り飛車穴熊を指したら、
「子どもが穴熊なんてやるんかい」
と驚いていました。

 

私は今でも振飛車党ですが、
この中学生のころから、
自分には振り飛車が合っている
という感覚がありました。

なんとなく
「しっくりくる」という感じ。

そういう理屈ではない
「感覚」
というのが、
実はけっこう大事なのではないかと
私は考えています。

 

本を一冊買った後に
将棋の大会にも出たわけですが、
当時はそれ以上
将棋にハマることは
ありませんした。

「必勝定跡」の本以外に
将棋の本を買うこともなく高校生になり、
人生で二冊目の将棋の本を買ったのは
大学で将棋部に入ってからです。

 

ただ、中学生のあのタイミングで
最初の一冊を読んだことは
自分にとって大きな出来事だったと、
今振り返ると思います。

あの本がなければ、
その後の人生で将棋に熱中することは
かなったかもしれません。

それぐらい、
一冊の本の持つインパクトというのは
大きいのです。

まとめ

私が将棋のルールを覚えて、
将棋の本を読んで大会に参加した
ころのことを書きました。

私がそうであったように、
将棋初心者にとって
将棋の本を一冊読むことの効果は
とても大きいものです。

どの本を読むかというのは
それほど重要ではなくて、
難しすぎる本でなければ
自分の興味のある本を
読むのがいいと思います。

そこで将棋の考え方に触れると、
世界が変わって見えることでしょう。

 

 

中学を卒業後、
高校生のときの話はこちら↓

 

大学のときの話はこちら↓

 

 

 

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