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将棋の免状を申請する前にチェックするべき5つの注意点

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将棋の免状を申請する際に事前にチェックするべき注意点が5つあります。

何も考えずに将棋の免状を申請すると、「あのするとき、こうしておけばよかった」と後悔することになりかねません。

申請のタイミングの選び方など5つの注意点をふまえて、納得のいく免状取得をしましょう。

目次

注意点①免状申請のタイミングを選ぶ

まず、将棋の免状の申請はタイミングが大事です。

免状はほしいけど、それほど急ぎで必要なわけではないという人も多いかと思います。

以下の2点に注意して、免状申請のタイミングを見極めましょう。

  1. キャンペーン
  2. 誰の署名がほしいか

1. キャンペーン

免状を申請した際にもらえるのは、免状だけではありません。

免状に何らかの「オマケ」が付くキャンペーンが、つねに行われています。

そして、オマケの種類によって免状の料金などは変わらないので、自分がほしいと思えるオマケのキャンペーンのときに免状を取得するのがおすすめです。

キャンペーンの内容は数ヶ月ごとに変わるので、今やっているキャンペーンを調べて魅力を感じなければ、次のキャンペーンが始まるまで少し待ってみましょう

ちなみに、私が免状を申請したときのキャンペーンはこちらです。

「将棋世界」の巻頭カラーの中に、毎号必ず免状のキャンペーンのページがあります。

私は2018年に四段免状を取得して、オマケとして中村太地王座の色紙をゲットしました。

中村太地王座は昨日タイトルを失ってしまい、微妙なタイミングとなりましたけれども。

さらに、「限定300名」だという「若手棋士揮毫入り特製扇子」も付いてきました。

「限定300名」の中に入れたようですが、先着なのか抽選なのかは謎です。

このように、免状には何らかのオマケが付き、その内容はキャンペーンによって変わるので、狙いをつけて免状を申請しましょう。

私が四段免状を取得したときの詳細は、こちらの記事に書きました。ぜひあわせてお読みください。

2. 誰の署名がほしいか

誰の署名入りの免状がほしいのかも、免状を申請するタイミングを決める重要な要素です。

免状には以下の3名の棋士が直筆の署名を入れると決まっています。

  1. 将棋連盟会長
  2. 「名人」のタイトル保持者
  3. 「竜王」のタイトル保持者

そして、これらの立場にある棋士は年月の経過とともに変わっていきます。

つまり、免状を申請するタイミングを選ぶことで、署名してもらう棋士をある程度は選ぶことができるのです。

将棋ファンであれば「あの人のサイン入りの免状がほしい」と思える、お気に入りの棋士がいる場合が多いでしょう。

もし、そんな棋士が名人か竜王のタイトルを持っているか将棋連盟の会長なのであれば、今が免状申請の絶好のチャンスです。もたもたしていると、タイトルを奪われるか会長を退任するかして、署名をしてもらえなくなります。

一方、自分の好きな棋士が今現在は署名する立場でない場合はどうするか。

ひとつの手としては、好きな棋士が名人か竜王のタイトルを獲るか将棋連盟の会長になるまで待つ、というのがあります。

待っている時間もファンにとっては楽しいところですが、永遠に実現しないかもしれません。

いつまで待って、どこで妥協するか。自分の納得のいくタイミングで免状の申請をしましょう。

注意点②出場できなくなる大会がある

免状を取得することのデメリットとして、「出場できなくなる大会がある」ということに注意しましょう。

代表的なのは「支部対抗戦の団体戦」で、四段以上の免状を取得した人は参加資格を失います

たとえば「毎年仲良し3人組でチームを作っていたのに、その中の一人が免状を申請したせいで、今までどおりのチームを組めなくなる」ということが起こりえるのです。

他にも、免状を取得しているせいで出場できなくなる大会は色々あります。

毎年出ている大会がある場合には、免状を取得することで影響がないかあらかじめ大会の出場資格を確認しておきましょう。

注意点③将棋世界への掲載を希望するか決める

免状取得者は、基本的に「将棋世界」に名前が掲載されます。

巻末近くに「免状授与者氏名」というコーナーがあって、段位、氏名、住所(都道府県のみ)が公開されるのです。名前が載れば記念や自慢になるので、喜ばしいと感じる人も多いかと思います。

一方、自分の名前が載るのは嫌だという人もいるでしょう。

将棋世界は様々な人が読んでいるので、長年連絡を取っていない昔の知り合いなど、思いがけない人の目に触れる可能性もあります。

そうしたことを頭に入れたうえで、将棋世界に名前を掲載してほしいかを決めましょう。

名前を掲載してほしくない場合は、免状の申請時にきちんと意思表示をしておけば、将棋世界への名前の掲載はされません

私が楽天市場から免状を取得する際には、「掲載を希望するか」を選択する欄があったので、明確に意思表示をすることができました。他の方法で免状を申請する場合にどのように意思表示をすればいいのかは、私にもよくわかりません。

ともかく、名前の掲載が嫌な人は、免状を申請する際の意思表示を忘れないようにしましょう。

注意点④免状の値段は高額

免状を取得するにはけっこうお金がかかるので、準備をしておきましょう。

具体的な金額は以下の通りで、すべて税込みのお値段です。

  1. 初段:33,000円
  2. 二段:44,000円
  3. 三段:55,000円
  4. 四段:77,000円
  5. 五段:110,000円
  6. 六段:275,000円

免状にこれだけのお金を払う価値があるのかは、各自がしっかりと考えないといけません。

しかも、この金額では済まない場合もあります。五段と六段を取得する場合には「飛び付き料金」というものがあるのです。

これは、四段の免状を持っていない人が五段の免状を取得する際には148,500円、五段の免状を持っていない人が六段の免状を取得する際には330,000円に、それぞれ値上げされるというもの。

五段か六段の免状を狙っている人は気をつけましょう。

免状はインターネットからでも購入することができます。

私は楽天で購入しました。
>>楽天市場の将棋免状

注意点⑤段位を認定してもらう必要がある

最後になりますが、これは基本的な注意点。

免状は誰でも取得できるわけではないので、自分が「免状を取得するに値する棋力を持っている」ことを認定してもらう必要があります。

これには色々な手段があり、私は将棋世界での段位認定を利用しました。

詳しくは以下の記事に書いたので、興味のある方はあわせてお読みください

ただ、将棋世界の段位認定はすごく時間がかかるので、それほどオススメしません。

それよりも、現在ではとても手軽な方法があります。

それがインターネットでの対局をするだけで段位を認定してもらえるというもの。

以下の3つのインターネット対局場が将棋連盟から公認されており、そこでの段位を利用して免状を申請できるのです。

  1. 将棋ウォーズ
  2. 将棋倶楽部24
  3. 81Dojo

どの対局場でもネット経由で他人とパソコンやスマホで対局をして、勝敗によって段位が上がったり下がったりします。

そして、その対局場で到達した最高の段位までが、免状を申請できる段位として認定されるのです。

免状取得のために棋力認定を目指す人向けに、3つの対局場の特徴を簡単に説明します。

1. 将棋ウォーズ

将棋ウォーズが一番オススメの対局場です。

10分切れ負けの超早指しの将棋のため、一局がすぐに終わるので段位を短期間に上げやすいのが特徴。

対局相手が自動で決まるのも楽です。

局数をこなしていけば、ほぼ自分の実力通りの段位が認定されるでしょう。

2. 将棋倶楽部24

昔からある対局サイトですが、高い段位を目指す人にはオススメしません

将棋倶楽部24の段位はとても厳しくて、自分の実力相当の段位まで到達するのは難しいからです。

対局相手は自動では決まらず、自分から対局を申し込むか、他人からの挑戦を受けるかします。

持ち時間は選べますが、秒読み30秒の早指しが多いのが特徴。

常に人がたくさんいるので、対戦相手には困りません。

3. 81Dojo

81Dojoは外国人も参加している、国際的な対局サイト。

持ち時間は選べるのですが、「持ち時間15分、秒読み60秒」など時間が長い対局の割合が高いのが特徴です。そのため、早指しが苦手な人にオススメです。

こちらの対局場でも、ほぼ自分の実力通りの段位が認定されるでしょう。

対局は将棋倶楽部24と同じように自分で申し込むか、他人からの挑戦を受けます。

81Dojoの欠点は、対局者の数が少ないこと。いざ対局をしようとしても、相手を探すのに苦労することが多いです。

また、長い持ち時間で対局をすればそれだけ一局指すのに時間がかかるので、早く免状が欲しい場合には向きません。

まとめ:将棋の免状を申請する際の注意点

  1. 免状申請のタイミングを選ぶ
  2. 出場できなくなる大会がある
  3. 将棋世界への掲載を希望するか決める
  4. 免状の値段は高額
  5. 段位を認定してもらう必要がある

免状は決して安い買い物ではありません。申請のタイミングなどをしっかりと考えたうえで、後悔のない免状の申請ができるといいですね。

私が四段免状を取得したときの体験について、こちらの記事に書きました。

将棋世界での段位認定については、こちらの記事をお読みください。

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