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永瀬拓矢王座出演のParavi(パラビ)の番組「新王座、熱闘を振り返る」

 
新王座、熱闘を振り返る
この記事を書いている人 - WRITER -
梅澤 浩太郎
将棋講師。棋力はアマ四段。 インターネット上で将棋を教われるサイト、将棋マッチを開設・運営しています。 1987年12月生まれ。群馬県在住。 このブログでは自分でイラストを描きつつ情報発信中。叡王戦を支援しています。 将棋を始めたころからずっと、一番好きな棋士は藤井猛九段。 海外旅行が好きで旅行記も書いています。

新王座、熱闘を振り返る

「新王座、熱闘を振り返る」
という番組。

動画配信サービスのParavi(パラビ)で
2019年10月16日の18時半から
2時間ほど放送されました。

永瀬拓矢新王座に
今期の王座戦を振り返ってもらう
という内容。

その番組の様子を
4つのパートに分けて紹介します。

「新王座、熱闘を振り返る」とは

まず、「新王座、熱闘を振り返る」
がどんな番組か紹介。

こちらは
動画配信サービスの
Paravi(パラビ)の番組。

パラビは今期から
王座戦五番勝負の解説などの放送を
はじめました。

パラビについては
こちらの記事に詳しく書いています↓

 

この放送が行われた
10月16日が何の日かというと、
王座戦五番勝負の
第5局が行われるはずだった日です。

今期王座戦は
永瀬さんが3連勝したため、
3局で決着。

タイトル戦の番勝負では、
決着がついたら
その後の対局は行われません。

すると、
その日に確保していた予定が
ポッカリと空くことになります。

タイトル戦の対局者はもちろん、
大盤解説会の解説者なども同様。

そのため、
タイトル戦が早めに終わった場合は、
本来なら対局が行われるはずだった日に
別のイベントが行われることが
よくあります。

それが今回の王座戦では
「新王座、熱闘を振り返る」
という番組だったわけです。

 

会場は、
本来は王座戦の対局の
大盤解説会のために用意されていた
日経グループの「SPACE NIO」
という場所を利用。

この日は入場無料で
多くのお客さんが訪れており、
そのイベントの様子が
パラビでも生中継される、
というやり方でした。

 

番組の出演者は、
永瀬叡王の他には
豊川孝弘七段と飯野愛女流初段

両者は
もし対局が行われていれば、
パラビで放送する解説を担当する
予定だったのでしょう。

王座戦第5局のために用意されていた
棋士と会場を有効活用した、
良い試みだと思います。

パラビの視聴は基本的には有料ですが、
私はパラビの30日間の
無料期間中
だったので、
番組を楽しみました。

内容①オープニングトーク

この番組は始まってみると
「永瀬新王座が解説
勝負を決めたあの一手」

というサブタイトルが
付けられていました。

ただ内容は
特定の「一手」を
掘り下げるといったものではなく、
かなり幅広い内容でした。

まずは出演者3人による
オープニングトーク

王座戦五番勝負を振り返りながら
色々な話をします。

永瀬王座が語った内容を
ざっと箇条書きでご紹介。

 

・斎藤慎太郎さんは同い年。

・対局中のバナナはお守り
あると安心する。

・着物には白瀧呉服店に
選んでもらうことが多い。

デザインではなく
機能のみを考えている。

・タイトル戦では
対局以外の時間に
大浴場などに行くことはなく、
部屋から出ない。

・日本経済新聞は購読して
毎日興味深く読んでいる。

内容②五番勝負の局面の解説

オープニングトークの後には、
王座戦五番勝負の
3局の将棋について、
永瀬王座自身が
かなり詳しく解説
してくれました。

解説は
大盤を使って駒を動かすのではなく、
バソコン上で駒を操作する様子を
モニターに映すというやり方。

パソコン操作は
出演棋士が行うのではなく、
隅の方にいる奨励会員が行います。

永瀬王座の意図をくみ取って
的確に動かさないといけないので、
大変な役目です。

 

永瀬王座が後手の場合には
先後を入れ替えて、
永瀬王座の側から見た局面を表示。

永瀬王座の視点から
王座戦を振り返るということが
意識されていました。

途中、永瀬王座が
本気で変化手順を解説しはじめた
場面があったのですが、
手順が長いうえに難しすぎて
誰もついていけず。

永瀬王座もそのことに気付いて、
それ以後は
解説の手順が難しくなり過ぎないように
気をつけている感じがしました。

ここでの永瀬王座の発言で面白いものを
箇条書きで紹介。

 

・第2局は大阪だったが、
これに限らずタイトル戦は
常にアウェーみたいなもの。

・3局とも昼食はカレーだった。

タイトル戦では
カレーは最善に近いのではという考え。

逆に連盟での対局では
年に数回しか食べない。

・対局中の食事は
好きで食べているのではなく、
パフォーマンスを高めるために
がんばって食べている。

・体重計には1日に5回乗るなど
ダイエットしようとしている。

内容③解説の映像を上映

一通り永瀬王座自身による
解説が終わると、
次のパートへ。

王座戦の対局の
リアルタイムでの解説会の映像が、
会場で流されました。

当時解説をしていた棋士は、
自分の解説の映像が
こんなふうに使われるとは
思っていなかったことでしょう。

「永瀬王座はこういう人だ」
ということを色々言われていましたが、
永瀬王座自身も笑って反応して
楽しんでいる様子でした。

中でも面白かったのが
加藤桃子女流三段が語った
「永瀬さんはストイック」
という話への反応。

永瀬王座によれば、

「選択肢がたくさんあって、
他をガマンするのがストイック。

自分には
将棋しかなくて
将棋をやっているだけなので、
私はストイックではない

とのこと。

すごい考え方ですね。

 

一方で、
別の話題で永瀬王座は
「食べたいものを食べるのは
自分を甘やかすことになるので、
対局中の食事の注文で
好きな豚キムチを
ガマンすることはよくある」
とも語っていました。

すると飯野さんに
「やっぱりストイックじゃないですか」
とツッコまれていました。

 

また、山口恵梨子女流二段が
「永瀬さんは奨励会のときに
寝坊をして不戦敗になったことがある
と、永瀬王座にとっては
恥ずかしい話を明かしていたのですが、
それは真実らしいです。

永瀬王座は冗談で
「山口さんには
あとで反省文を
書いてもらわないといけない」
などと語っていました。

内容④ツイッターの質問への回答

最後に、
永瀬王座が視聴者からの質問に
回答するコーナー

質問内容はあらかじめツイッターで
「#永瀬新王座に聞きたい」
というハッシュタグで
募集されていました。

こちらでも永瀬王座らしい
率直で面白い話が
たくさん聞けました。

質問では
永瀬王座と仲がいいことで知られる
佐々木勇気七段に関するものが
多かったようです。

 

こうして盛りだくさんの番組は
20時13分ごろ終了。

2時間近く休憩なしでのイベントで、
出演者の方々はお疲れさまでした。

番組中は
飯野女流初段の司会ぶりが
素晴らしかった
です。

永瀬王座の話を引き出しながら、
豊川七段にもうまいタイミングで
話を振っていました。

豊川七段は
得意のオヤジギャグは控えめで
永瀬王座を立てる発言を徹底していて、
こちらも好印象。

全体として
とても良い番組でした。

まとめ

Paravi(パラビ)で放送された
「新王座、熱闘を振り返る」は、
王座戦第5局のために確保されていた
棋士と会場を活用した番組。

内容は以下の4つのパートに
別れていました。

①オープニングトーク
②五番勝負の局面の解説
③解説の映像を上映
④ツイッターの質問への回答

 

永瀬新王座の率直な話が
たくさん聞けて、
面白い番組でした。

来年も同様の番組が
放送されるのか、
楽しみです。

 

 

今期王座戦の3局については
こちらの記事をどうぞ↓

 

 

 

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