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広瀬章人竜王vs豊島将之名人、竜王戦第5局~豊島名人が竜王奪取~

 
広瀬章人竜王vs豊島将之名人、竜王戦第5局
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梅澤 浩太郎
1987年12月生まれ。群馬県在住。「スキルを進化させつづける人になる」を目標・理念として活動中。私の過去の経験や学んだことをまとめた電子書籍「失敗しない思考法」を今だけ無料でプレゼント中。「将棋マッチ」にて、将棋を教える仕事もしています。

広瀬章人竜王vs豊島将之名人、竜王戦第5局

広瀬章人竜王と豊島将之名人による
竜王戦の第5局。

「角換わり」の大熱戦となり、
結果は豊島名人が勝利。

4勝1敗で豊島名人が
竜王奪取となりました。

一局の流れなど
本局を振り返りました。

 

第1局から第4局については
こちらの記事をどうぞ↓

対局の情報まとめ

2019年12月6日、7日
第32期竜王戦七番勝負第5局
広瀬章人竜王vs豊島将之名人(先手)
島根県鹿足郡津和野町「藩校 養老館」
持ち時間:各8時間
開始 9:00(6日)
終了 19:56(7日)
143手まで 豊島名人の勝ち
消費時間
広瀬:7時間59分
豊島:7時間59分

 

1日目
<午前のおやつ>
広瀬:源氏巻
___ホットコーヒー
豊島:フルーツ盛り合わせ
___まめ茶
<昼食>
広瀬:ステーキ丼
___まめ茶
豊島:ステーキ丼
___紅茶
<午後のおやつ>
広瀬:まめ茶ペラ(まめ茶のケーキ)
___ホットコーヒー
豊島:笑小巻(えみこまき)
___グレープフルーツジュース

 

2日目
<午前のおやつ>
広瀬:栗御門(くりみかど)
___ざら茶
豊島:フルーツ盛り合わせ
<昼食>
広瀬:うなとろ重
豊島:うなとろ重
<午後のおやつ>
広瀬:自家製シフォンケーキ
___ブレンドコーヒー
豊島:栗御門(くりみかど)
___アップルジュース

 

立会人:
小林健二九段
糸谷哲郎八段

 

■ニコニコ生放送

<1日目>
解説者:
村田智弘六段
聞き手:
野田澤彩乃女流1級

 

<2日目>
解説者:
豊川孝弘七段
聞き手:
塚田恵梨花女流初段

 

■アベマTV

<1日目>
解説者:
阿部光瑠六段
長谷部浩平四段
聞き手:
安食総子女流初段
貞升南女流初段

 

<2日目>
解説者:
稲葉陽八段
近藤誠也六段
聞き手:
伊藤沙恵女流三段
鈴木環那女流二段

 

追い込まれている広瀬竜王

今期の竜王戦は
豊島名人が開幕から3連勝

いきなりカド番に追い込まれた
広瀬竜王が第4局で1勝を返し、
この第5局を迎えました。

再びカド番をしのいで、
第6局につなげることが
できるでしょうか。

 

豊島名人としても
この第5局で負けると
第6局は後手番になるので、
それほど余裕があるわけではありません。

本局で決めたいという思いが
強いところでしょう。

一局の流れ:角換わりの大熱戦

本局は豊島名人が先手。

戦型は予想された通り
両者ともに得意の「角換わり」に。

序盤は両者時間を使わずに
スラスラと進んで、
プロの間で研究課題となっている
最先端の形となりました。

 

そこから豊島名人が
積極的に仕掛けていきます。

しかし、
銀が出ていったり
戻ってきたりを繰り返して、
あまり攻めがうまくいっている
気がしません

跳ねていった豊島名人の桂馬は
取られてしまいました。

2筋で桂馬が歩に取られてしまう展開は、
第1局を思い起こさせます。

ただ、桂馬を取られても
形勢はまだまだ互角。

豊島名人が封じ手をして
1日目は終了しました。

 

2日目も豊島名人の「攻め」、
広瀬竜王の「受け」
という
展開が続きます。

豊島名人は相手よりも
持ち時間を残しておくことが多いのですが、
本局は時間をたくさん使っており、
攻めに苦労してる様子でした。

広瀬竜王は
陣形を乱されながらもしっかり受け続け、
互角の中盤戦が続いていきます。

じりじりとした戦いでしたが、
豊島名人が飛車を捨てる攻めに出たことで
一気に終盤戦に突入。

そして、
豊島名人の攻めが一息ついたところで
広瀬竜王が反撃に転じて、
豊島玉が詰むか詰まないかの
ギリギリの戦いとなりました。

それをしのぎ切った豊島名人が
広瀬玉を追いつめて、
大熱戦がついに決着。

豊島名人の勝利です。

豊島将之「竜王・名人」

これで豊島名人は
竜王と名人の二冠になりました。

名人・王位・棋聖の三冠から
タイトルを2つ奪われて
名人ひとつに後退していましたが、
再び二冠に復活です。

将棋界の八大タイトルの中でも
竜王と名人は特別に位が高いとされており、
その2つを独占するのは
特別な意味があります。

現在の将棋界では
3つのタイトルを持つ渡辺明が
ダントツのトップ棋士でしたが、
豊島さんも渡辺三冠に並ぶ存在になった
言えるでしょう。

豊島さんが三冠、
渡辺さんが二冠のときからずっと、
将棋界は「豊島・渡辺の2強時代」
だという見方もできますね。

 

これから豊島さんは
「豊島将之竜王・名人」
と呼ばれることになります。

棋士の呼び方のルールについては
こちらの記事にまとめてあるので
合わせてどうぞ↓

 

タイトル奪取ということで、
終局後には記者会見もありました。

豊島さんは
竜王・名人となったことについては
「ここまでできるとは
思っていなかった」。

次の目標について聞かれると
「一度もタイトルを
防衛したことがないので、
防衛をしたい」
と語っていました。

竜王・名人になったからといって
おごることはなく、
とても謙虚でした。

豊島竜王・名人の
今後の活躍が楽しみです。

 

なお、広瀬さんは
この竜王戦では残念な結果となりましたが、
年明けには渡辺王将への挑戦が
ひかえています。

そちらも注目です。

まとめ

竜王戦第6局は大熱戦となり、
結果は豊島名人の勝利。

「角換わり」の最新形から
終盤のギリギリの攻防まで、
とても見ごたえがある一局でした。

豊島名人はこれで
竜王と名人の二冠で、
三冠の渡辺明と並ぶ
将棋界の第一人者となりました。

 

第1局から第4局については
こちらの記事をどうぞ↓

 

 

 

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