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広瀬章人竜王vs豊島将之名人、竜王戦第4局~広瀬竜王が1勝を返す~

 
広瀬章人竜王vs豊島将之名人、竜王戦第4局
この記事を書いている人 - WRITER -
梅澤 浩太郎
将棋講師。棋力はアマ四段。 インターネット上で将棋を教われるサイト、将棋マッチを開設・運営しています。 1987年12月生まれ。群馬県在住。 このブログでは自分でイラストを描きつつ情報発信中。叡王戦を支援しています。 将棋を始めたころからずっと、一番好きな棋士は藤井猛九段。 海外旅行が好きで旅行記も書いています。

広瀬章人竜王vs豊島将之名人、竜王戦第4局

今期の竜王戦は
豊島将之名人が開幕から3連勝。

広瀬章人竜王は
早くもカド番に追い込まれています。

第4局は広瀬竜王が
「矢倉」の戦型を選び、
積極的に攻めて勝利しました。

本局を振り返ります。

 

第1局から第3局については
こちらの記事をどうぞ↓

対局の情報まとめ

2019年11月21日、22日
第32期竜王戦七番勝負第4局
広瀬章人竜王(先手)vs豊島将之名人
山梨県甲府市「常磐ホテル」
持ち時間:各8時間
開始 9:00(21日)
終了 18:56(22日)
135手まで 広瀬竜王の勝ち
消費時間
広瀬:7時間40分
豊島:7時間59分

 

1日目
<午前のおやつ>
広瀬:信玄桃(焼き菓子)
___ホットコーヒー
豊島:フルーツ盛り合わせ
<昼食>
広瀬:料理長おまかせ 季節の松花堂会席
豊島:料理長おまかせ 季節の松花堂会席
<午後のおやつ>
広瀬:カリン・エ・ショコラ
___ホットレモンティー
豊島:信玄餅
___抹茶

 

2日目
<午前のおやつ>
広瀬:甲州ころ柿
___ホットコーヒー
豊島:フルーツ盛り合わせ
<昼食>
広瀬:オムライス
___ウーロン茶
豊島:特製カレーライス
___アイスレモンティー
<午後のおやつ>
広瀬:苺のショートケーキ
___ホットレモンティー
豊島:信玄餅
___抹茶

 

立会人:
屋敷伸之九段

 

■ニコニコ生放送

<1日目>
解説者:
浦野真彦八段
聞き手:
高浜愛子女流2級

 

<2日目>
解説者:
北浜健介八段
聞き手:
甲斐智美女流五段

 

■アベマTV

<1日目>
解説者:
中川大輔八段
北浜健介八段
聞き手:
中村真梨花女流三段
貞升南女流初段

 

<2日目>
解説者:
三浦弘行九段
阿部健治郎七段
聞き手:
竹部さゆり女流四段
本田小百合女流三段

 

本局の対局場は
タイトル戦ではおなじみの
「常磐ホテル」

私も訪れたことがありますが、
敷地の中にとても立派な庭園があり、
その向こう側の
離れのような場所が対局場でした。

落ち着いて対局ができる
いい環境です。

 

豊島名人のおやつといえば
少し前までは「フルーツ盛り合わせ」
しかありませんでしたが。

この竜王戦では
午後には和菓子を注文するのが
新たな定番になってきています。

豊島名人としては
さすがにフルーツばかりではなく
他のものも食べたい、
ということなのかもしれません。

追い込まれた広瀬章人竜王

広瀬竜王は開幕から3連敗

一気にカド番に追い込まれました。

もちろん豊島名人は強いのですが、
ここまで一方的になるのは意外です。

 

この結果だけ見ると
広瀬竜王が不調なようにも見えるのですが、
他の棋戦ではむしろ好調

対局がとても多くて
過密スケジュールとなる中でも、
よく勝っています。

今月16日にはJT杯杯決勝を戦い、
渡辺明三冠に敗れはしましたが準優勝

18日には王将リーグの
大きな注目を集める対局で
藤井聡太に勝ち、
王将戦の挑戦者となりました。

そして、その対局の翌日に移動をして
この竜王戦第4局を迎えています。

広瀬竜王は前夜祭のあいさつでも、
「王将戦での勝利のおかげで
気分よく本局にのぞめる」
と語っていました。

 

竜王戦を4局で終わらせないためにも
本局では広瀬竜王に応援が集まる雰囲気。

そんな中で第4局が始まりました。

一局の流れ:矢倉から広瀬竜王の攻め

本局は広瀬竜王が先手。

広瀬竜王が選んだ作戦は
「矢倉」でした。

今期竜王戦では「矢倉」は初登場。

広瀬竜王としては
これまでとは違う将棋にして
流れを変えたいということでしょう。

 

お互いに序盤から時間を使って、
じっくりとした駒組みになりました。

研究が深くまで行き届いている
「角換わり」とは違い、
早くから未知の局面に入っていることが
うかがえます。

1日目が駒組みだけで終わるかと思われたところで
豊島名人が「△9五歩」と端から仕掛けました。

それに対する応手を
広瀬竜王が封じて1日目が終了。

ここまでの3局は
1日目の午前中から激しい戦いになることが
多かったことと比べると、
ゆったりとした進行です。

 

2日目は広瀬竜王の「▲9五同歩」という
自然な一手から対局再開。

豊島名人が攻めてきたタイミングで
広瀬竜王は1筋から反撃し、
角を捨てて攻め込みました。

負ければ竜王位を失うという状況ですが、
リスクを恐れずに踏み込んでいきます

豊島名人も反撃しますが、
広瀬竜王は軽く受け流して
とにかく攻める攻める。

豊島名人の玉の守り駒を次々にはがして、
一気に詰みまで持っていきました。

広瀬竜王の勝利です。

 

広瀬竜王が
ひとまずカド番をしのいで、
七番勝負を1勝3敗としました。

4連敗で終わりにならず、
ひとまずはホッとしたことでしょう。

第5局も見られることになり、
私もうれしいです。

まとめ

竜王戦第4局は広瀬竜王が勝利。

シリーズ初の「矢倉」で
カド番ながら積極的に攻めて、
そのまま押し切った内容。

広瀬竜王としては
ひとまずストレート負けを
避けることができました。

後手番となる第5局でも
再びカド番をしのぐことができるのか、
どんな将棋が見られるか楽しみです。

 

第1局から第3局については
こちらの記事をどうぞ↓

 

 

 

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梅澤 浩太郎
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