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羽生善治竜王vs広瀬章人八段、竜王戦七番勝負第6局の情報まとめ

 
この記事を書いている人 - WRITER -
梅澤 浩太郎
将棋講師。棋力はアマ四段。 インターネット上で将棋を教われるサイト、将棋マッチを開設・運営しています。 1987年12月生まれ。群馬県在住。 このブログでは自分でイラストを描きつつ情報発信中。叡王戦を支援しています。 将棋を始めたころからずっと、一番好きな棋士は藤井猛九段。 海外旅行が好きで旅行記も書いています。

羽生善治竜王vs広瀬章人八段の
竜王戦七番勝負第6局。

勝てば羽生竜王の防衛が決まるところでしたが、
広瀬八段が勝って七番勝負の成績を3勝3敗とし、
決着は最終局へと持ち込まれました。

2日目の昼食前という異例の早さで終局した
本局の情報をまとめます。

対局の情報まとめ

2018年12月12日、13日
第31期竜王戦七番勝負第6局
羽生善治竜王vs広瀬章人八段(先手)
鹿児島県指宿市「指宿白水館」
持ち時間:各8時間
開始 9:00(12日)
封じ手時刻 18:00(12日)
終局 12:07(13日)
81手まで 広瀬八段の勝ち
消費時間
羽生:5時間56分
広瀬:4時間20分

 

1日目
<午前のおやつ>
羽生:スイートポテト
___ホットコーヒー
広瀬:よもぎ餅
___抹茶
<昼食>
羽生:黒豚カツカレー
___
広瀬:指宿産鰻重
___
<午後のおやつ>
羽生:よもぎ餅
___抹茶
広瀬:湯の里ロール
___ホットティー(夢ふうき)

 

2日目
<午前のおやつ>
羽生:そら豆プリン
___ホットティー(薩摩紅茶・夢ふうき)
広瀬:そら豆プリン
___ホットコーヒー
以下、事前の注文
<昼食>
羽生:寿司
___
広瀬:黒豚カツカレー
___
<午後のおやつ>
羽生:湯の里ロール
___ホットコーヒー
広瀬:カフェショコラ
___ホットティー

 

初日の12時過ぎに
羽生竜王がおやつのスイートポテトを
食べていた
のが面白かったです。

食べ残したら準備してくれた旅館の方に
悪いと考えたのでしょうか。

でも、もうすぐ昼食休憩という時間に
おやつを食べてしまったら、
昼食が食べられなくなってしまいそうですが。

「黒豚カツカレー」は
写真を見るとかなりガッツリ系のメニューなので、
羽生竜王が完食したのか気になります。

一局の流れ、戦型は横歩取り

本局では後手番の羽生竜王が
「横歩取り」に誘導しました。

ここまでの戦型の流れを見ると
第1局〜第4局は「角換わり」で、
第5局は先手番の羽生竜王が
「矢倉」を採用。

第4局までを見て
全局が角換わりになるかと思いきや、
羽生竜王が変化をつけてきています

 

横歩取りは最近は先手の勝率が良くて、
プロでの採用が減っている状況。

そんな中で羽生竜王が
「横歩取り」を選んだのは、
意外な感じがしました。

 

広瀬八段は「横歩取り」の戦型で
先手の有力な作戦と言われている
「青野流」で対抗。

1日目の午前中に
飛車と角が総交換となる、
激しい将棋になりました。

その後はお互いに一手一手慎重に指して、
形勢はほぼ互角のまま
広瀬八段の封じ手で1日目は終了です。

 

2日目が始まると、驚いたことに
あっという間に広瀬八段が優勢となり、
その後は形勢の差は開くばかり。

お互いにあまり時間を使わずに
淡々と指し進めて、
昼食休憩前に羽生竜王の玉が
詰んでしまいました。

昼食休憩前の決着は
竜王戦七番勝負では初めて
のことだそうです。

 

急に形勢に差がついたのは、
羽生竜王が悪手を指したのが原因です。

羽生竜王は感想戦で
54手目の「△1九角成」という手を
悔やんでいました。

代わりに「△4五桂」と指していれば、
ほぼ互角の勝負が続いていたようです。

 

羽生竜王としてはあっさり負けてしまい、
不本意な対局となりました。

広瀬八段としては
まずはカド番をしのいで、
ほっと一息というところでしょうか。

ニコニコ生放送に藤井猛九段登場

ニコニコ生放送の出演者はこちら。

<1日目>
解説者:
田中寅彦九段
聞き手:
村田智穂女流二段
メールテーマ:
「クリスマスの思い出」

 

<2日目>
解説者:
藤井猛九段
聞き手:
和田あき女流初段
メールテーマ:
「今年うれしかったこと」

 

1日目は解説の田中寅彦九段による、
趣味の水泳の話
が面白かったです。

水泳のシニア大会で入賞して獲得した
メダルや賞状を
スタジオに大量に持ち込んでおり、
見せながら自慢していました。

メダルをゲットすること自体が楽しみで、
メダルが取れそうな種目や距離を狙って
出場する競技を決めている
そうです。

具体的には参加者の少ないバタフライや
疲れるから嫌がる人が多い長距離が
狙い目とのことでした。

 

2日目は私が一番好きな棋士、
藤井猛九段
が登場。

しかし、対局が午前中で終わってしまったため、
藤井九段の出番も
少なくなってしまったのは残念でした。

それでも、短い出番の中で見せ場がありました。

ニコニコ生放送の将棋放送では、
次回の番組の解説者と聞き手に質問をする
「リレー質問」というコーナーがあります。

そこで田中寅彦九段に対して
「藤井システムはどのようにして思いついたのですか」
という質問を残してくれていたのです。

その質問を受けて、
藤井九段が藤井システム誕生にまつわる話を
大盤を使って詳しく語ってくれました。

藤井猛ファンにはたまらない時間でした。

 

藤井九段は竜王戦の最終局は
立会人として現地に行く
ということで、
大一番での大役となります。

アベマTVに久保利明王将登場

アベマTVの出演者はこちら。

<1日目>
解説者:
村山慈明七段
近藤誠也五段
聞き手:
中村真梨花女流三段
貞升南女流初段

 

<2日目>
解説者:
久保利明王将
戸辺誠七段
聞き手:
村田智穂女流二段
中村桃子女流初段

 

アベマTVの2日目には、
タイトルホルダーである
久保利明王将
が解説として登場。

戸辺誠七段と合わせて、
振り飛車党の強力な解説陣でした。

それでもやはり、
対局が早く終わってしまったため
解説を楽しむ時間があまりなくて、
こちらももったいなかったです。

まとめ

竜王戦第6局についてお伝えしました。

広瀬八段がカド番をしのいだことで、
決着は最終局にもつれ込みました。

羽生竜王にとっては
勝てば「タイトル通算100期」の大記録達成、
負ければ「無冠に転落」という
天国と地獄を分ける一局となります。

広瀬八段としても、
なんとしても勝って竜王のタイトルを
獲得したいところでしょう。

最終局は来週20、21日ともうすぐで、
今から楽しみですね。

 

 

竜王戦の第4局と第5局の記事も
合わせてどうぞ↓

 

 

 

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