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ピンクガネーシャとワットサマーンラッタナーラーム~タイ,カンボジア47

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ピンクガネーシャと、
それが置いてある寺院である
ワットサマーンラッタナーラーム
についてお伝えします。

寝そべった姿のピンクガネーシャ像は
インスタ映えすることから
日本の旅行者から人気です。

それだけでなく、その像の周りには
シュールで面白い像がたくさんあり、
ある意味でインスタ映えしそうでした。

目次

インスタ映えするピンクガネーシャ

冒頭の写真のピンクガネーシャ像は
「ワットサマーンラッタナーラーム」
という寺院の中にあります。

バンコク市街地の東に位置しており、
車で1時間ほどの場所です。

地図はこちら↓

このピンクガネーシャは日本でも話題になっており、
日本語ガイド付きの現地オプショナルツアーが組まれるほどです。

例えばこちら。

>>バンコクフォトジェニックツアー | ベルトラ

このツアーの題名にもある通り、
今どきの人気観光スポットというのは
「フォトジェニック」であることが
重要な要素になっていますね。

つまりSNSに写真をアップしたときに、
「いいね」がたくさんもらえそうな場所に
旅行したいという人が多いということ。

その意味ではこのピンクガネーシャは、
たしかに良さそうなスポットです。

そもそもヒンドゥー教の神様である「ガネーシャ」は
日本ではあまりなじみがなくて、
像の顔をした姿はユニークです。

それがすごい大きさの像(幅22m、高さ16m)で、
しかも色がド派手なピンク色ですからね。

そして、悠然と寝そべったポーズも、
日本の仏像には見られない珍しいものです。

全体としてすごいインパクトがあって、
写真を撮りに訪れる人が多いのも納得です。

ちなみに同じくピンクガネーシャでありながら
人気がない像も近くにあり、
こちらの記事でくわしく書きました。

ピンクガネーシャは願いを3倍速で叶えてくれる

このピンクガネーシャはインスタ映えするだけではなく、
すごいご利益のあるパワースポットにもなっています。

なんと、願い事を通常の3倍の速さで叶えてくれる
と言われているのです!

いったい誰がそんなことを言い出したのか、
とりあえず言ったもの勝ちという感じで
真偽は非常に疑わしいものあります。

とはいえ、その見た目から
なんとなくご利益はありそうな気はするので、
私もいちおう願い事をしてきました。

このピンクガネーシャにお願いをするときには
色々と作法があるので注意が必要です。

まず、お願いはピンクガネーシャに直接するのではなく、
その周りにいるネズミに言います。

ネズミ達はピンクガネーシャの使いで、
このネズミ達にピンクガネーシャへの伝言を
お願いするのです。

ピンクガネーシャの前に2体いる金色のネズミは、
お金に関する願いを叶えてくれる
そうです。

水色の線で囲ったネズミです。

ただ、このネズミではなく
自分に合ったネズミにお願いする方が一般的なようですので、
お願いをするときの3つの手順を以下にまとめてみました。

手順①願い事を言うネズミを選ぶ

まずは、自分が願い事を言うべき
ネズミを探します。

ピンクガネーシャの周りには
様々な色のネズミが配置されていますが、
これには意味があります。

タイでは自分の生まれた日の曜日
重要とされていて、
その曜日に対応した色のネズミに
お願いをする必要があるのです。

私もそうでしたが
自分の生まれた曜日なんて知らないという人は
こちらのサイトで簡単に調べられます。

>>曜日計算 – 高精度計算サイト

曜日とネズミの色の対応は以下の通りです。

  • 月曜:黄色
  • 火曜:ピンク色
  • 水曜:緑色
  • 木曜:オレンジ色
  • 金曜:青色
  • 土曜:紫色
  • 日曜:赤色

ネズミの像はピンクガネーシャを
囲むように配置されているので、
自分の色がすぐに見つからない場合は
周囲をぐるりと回ってみましょう。

ピンクガネーシャの後ろ側。

この写真には白色と青色のネズミ像が映っています。

白色のネズミは曜日には対応していませんが。

ともかく、自分の色をネズミを見つけたら
次の手順に移ります。

手順②金色の袋にお金を入れる

それぞれのネズミ像は、
手に金色の袋を持っています。

ここにお金を入れます

日本で言うところの「おさいせん」ですね。

手順③ネズミの片方の耳をふさいでお願いを言う

そしていよいよ、願い事を言います。

ネズミの耳に願い事をささやくのですが、
このときに大事なことがあります。

ささやく方とは反対側のネズミの耳を
手でふさいでおく
のです。

これは、言った願い事が反対側の耳から
出ていかないようにするためだそうです。

これを実践すると、
ネズミの像に抱きつくような姿勢になります。

以上、お願い事をするための3つの手順でした。

日本にはない作法なのでとまどいますが、
せっかくなので現地のやり方を実践して
異文化を楽しみましょう。

ワットサマーンラッタナーラームの他の見どころ

私はピンクガネーシャ目当てで
この場所を訪れただけだったので、
事前の情報があまりありませんでした。

そのため、実際にピンクガネーシャがある
ワットサマーンラッタナーラームを訪れてみると、
色々と驚きがありました。

願い事をするような場所だから、
僧侶がたくさんいて祈りを捧げているような
神聖な場所かと勝手に想像していたのですが、
現実は全然違ったのです。

まず、駐車場から降りて
いきなり目の前にあったのがこれ↓

あれ、これってミッキーマウス?

なんか偽物っぽくない?

さらに少し先に歩いていくと、今度はこんなものが↓

日本のヒーローキャクターが
何の関係性もなく集合しています。

しかも、一番左のやつは顔がおかしくないか?

などと思っていたら、別の場所にもいました↓

ドラゴンボールの孫悟空ですね。

右側の大人の姿の方はわりとしっかりしているのに、
なぜ子どもバージョンだけ
こんなにいいかげんな顔にしているのか、謎です。

こういったパチもんキャラクターを色々見ながら、
商店街のアーケードのような屋根のついた通路を
通り抜けます↓

この通路には売店があったりもして、
雰囲気は遊園地です。

そんな中を歩いていったところ、
目的のピンクガネーシャの姿が見えてきたのです↓

こういう流れが事前にあると、
ピンクガネーシャを見ても
神聖さとか全然感じないです。

ピンクガネーシャは遊園地のアトラクションのひとつ
というような印象です。

オプショナルツアーで紹介されている
ピンクガネーシャの写真を見ても、
周りの様子などは映っていません。

そのため事前にはわからなかったのですが、
まさかこんな場所だったとは。

やはり何事も現地に行って実物を見ないと、
本当のところはわかりませんね。

ワットサマーンラッタナーラームは、
他にも面白いものだらけでした。

例えば、こちらのお坊さんの像↓

ここはお寺なのに、
お坊さんの像にサングラスなんてかけさせて、
不謹慎ではないのだろうか?

ちなみに、このお坊さんは7人なので、
それぞれが「曜日」に対応しているのでしょう。

こちらにも変なお坊さんの像が↓

こちらのお坊さんは「月」を表しているのか、
12人も並んだ姿は大迫力です↓

ピンクガネーシャの他にも、
大きな像はありました。

こちらはやたらとカラフルなナーガ神↓

金色で装飾された神様の像↓

こちらは仏教のものと思われる仏像↓

このあたりは宗教的な意味合いも
けっこうありそうなのですが、
置いてある場所が場所だけに
遊園地のアトラクションっぽさがぬぐえません。

過剰なほどに色鮮やかなのは、
やはりインスタ映えを狙っているのでしょうか。

こちらにはトランスフォーマーの
ロボット達が並べられています↓

なぜか、それと対決するように
向かい合わせで置かれている
アメコミヒーロー達↓

しかも、なぜかドラえもんまで。

この並びの中で、完全に場違いでしょ!

のび太くんも愛されているキャラクターのようで、
いたるところで見かけました。

しかし、なぜか服装は白衣にネクタイが多い↓

アニメなどでのび太くんが
こんな服を着ていることはほぼないので、
この服装も謎です。

色々と奇妙なものを見た後で、
駐車場の手前で私を見送ってくれたのが
こちらのピカチュウ↓

全体的にテキトー過ぎる…。

一時期、中国のパチもんが
日本で話題になったことがありましたが、
タイでも似たことが起こっているんですね。

勉強になりました。

ピンクガネーシャと
ワットサマーンラッタナーラーム
についてご紹介しました。

寝そべった姿のピンクガネーシャ像は有名ですが、
その周りの状況については
あまり知られていないように思います。

寺院とはいえ遊園地っぽい場所で、
日本のお寺のような雰囲気とはかけ離れています。

ですが、独特な場所で面白いことは間違いないので、
願い事を3倍速で叶えてもらいつつ
色々と楽しめる場所ですね。

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