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パリミュージアムパスの購入はお得なのか?~パリ旅行記1~

 
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梅澤 浩太郎
将棋講師。棋力はアマ四段。 インターネット上で将棋を教われるサイト、将棋マッチを開設・運営しています。 1987年12月生まれ。群馬県在住。 このブログでは自分でイラストを描きつつ情報発信中。叡王戦を支援しています。 将棋を始めたころからずっと、一番好きな棋士は藤井猛九段。 海外旅行が好きで旅行記も書いています。

パリミュージアムパスの購入は
お得なのでしょうか?

今回の旅行で私は、
パリミュージアムを実際に買って
活用しました。

その経験から、
パリミュージアムパスの購入が
金額としてお得になるかは
その有効期限の長さによって違うというのが
自分の結論です。

 

具体的には以下の通りです。

2日券:買うべきでない
4日券:買った方がいいかも
6日券:オススメ!

 

こう考える理由を
詳しく見てみましょう。

■パリミュージアムパスとは

パリミュージアムパスは、
一度購入してしまえば
50以上の美術館に入場し放題になる
便利なパスです。

ルーブルやオルセーなどの
主要な美術館はもちろん、
美術館以外の色々な観光施設でも使えます。

使える期間によって3種類あり、
それぞれの価格は以下の通り。

2日券: 48€(ユーロ)
4日券: 62€
6日券: 74€

 

このように1日あたりの価格では
期間が長いパスの方が安く、
有利になっています。

ではパリミュージアムパスの価格は、
美術館の入場料と比較して
安いのでしょうか?

旅行中にどれぐらい美術館に行けば
元が取れるのでしょうか?

 

個々の美術館の入場料と比較して
検証してみます。

■パリの美術館の入場料

パリミュージアムパスが使える
美術館や施設の一部の
入場料をリストアップしてみました。

大人料金で以下の通りです。

<美術館>
ルーブル美術館:15€
オルセー美術館:12€
国立近代美術館:14€
ピカソ美術館:12.5€
オランジュリー美術館:9€
ロダン美術館:10€
軍事博物館:11€
<観光施設>
サント・シャペル:10€
サクレ・クール聖堂:6€
ヴェルサイユ宮殿:18€

 

ちなみにここに挙げたのは
すべて今回の旅行で自分が行った場所で、
主要な美術館はカバーしています。

実際にパスが使えることは
身をもって確認済みです。

これらの美術館の入場料と
パリミュージアムパスの価格を比べて、
お得かどうかを考えてみます。

 

ざっと見て
1美術館あたりの入場料は11€ぐらい。

ここから、それぞれの有効期間で
元を取るために必要な回数を計算すると、
以下の通りです。

2日券: 5回
4日券: 6回
6日券: 7回

 

これを見ると、
私が最初に挙げた結論を
納得してもらえるのではないかと思います。

有効期間が長くなるほど、
元を取るのが簡単
なのです。

2日券の場合には、
2日間で5つも美術館や施設を
回らねばならず、
実現は厳しいものがあります。

 

「いや、それぐらいできるでしょ」
と感じる人もいるかもしれません。

ただ、ここで忘れてはいけないことがあります。

それが、ルーブル美術館の存在です。

■時間を確保するべきルーブル美術館

パリミュージアムパスを買うのに
ルーブル美術館に行かない、
という人はまずいないでしょう。

普段はあまり美術館に行かない人であっても、
ルーブル美術館にはまず間違いなく
訪れるはずです。

ルーブル美術館は
それだけの超重要観光スポット。

そして、ルーブル美術館は
とんでもなく巨大であり、
見て回るのにものすごく時間がかかります。

これが重要なポイントです。

 

主要な作品を見て回るだけでも
数日はかかると言われており、
急いで超有名どころだけを見るにしても
丸一日は時間を確保したいところ。

すると、2日券で元を取るためには
残りの1日で4箇所も回らないといけません。

移動時間やそれぞれの場所での
待ち時間があることを考えると、
かなり無理があります。

それに、パリミュージアムパスの
値段の元を取ろうとして急いでしまい、
肝心の見学がじっくりできなくなってしまうのでは
本末転倒です。

 

ですから、お得さを求めて
2日券を購入するのは
やめておいた方がいいでしょう。

一方、4日券であれば
4日間で6箇所回ればいいので、
これは無理なくできるため
4日券の購入はオススメできます。

 

また、6日券であれば
6日間で7箇所行けば元が取れます。

これは余裕で達成できるでしょうから、
パリミュージアムパスを活用することで
美術館などの入場料を節約する効果が
見込めます。

ですから6日券に関しては、
購入は大いにオススメです。

■パリミュージアムパスがお得だったか計算

さて私は昨日、フランスから帰国しました。

全体の日程中に訪れた美術館と観光施設は、
以下の通りです。

1日目:フランスへ出発
2日目:ルーブル美術館
3日目:オルセー美術館
4日目:ピカソ美術館、国立近代美術館、
ノートルダム大聖堂、サント・シャペル
5日目:オランジュリー美術館、ルーブル美術館
6日目:サクレ・クール聖堂、モンマルトル美術館、
凱旋門、パレ・ロワイヤル
7日目:ヴェルサイユ宮殿、
アンヴァリッド(軍事博物館)、
ロダン美術館、ルーブル美術館
8日目:空港へ移動
9日目:帰国

 

赤字にしたのが
パリミュージアムパスを使用した
美術館と施設です。

この通り、美術館にばかり通う旅行でした。

もともと今回の旅行のテーマは
「美術館巡り」だったので、
目的達成です。

こうした旅行の場合、
パリミュージアムパスの威力が
最大限に発揮されます。

 

今回の自分の場合、
普通に入場料を払っていたら
合計はいくらになるか。

なんとその額、113.5€
日本円にして約15000円です。
(1€=130円計算)

入場料だけでも
けっこうな金額になりますね。

パリミュージアムパスの6日券が
74€(約9600円)であることを考えると、
ずいぶんお得になったと言えます。

 

ただし。

 

私は今回の旅行で、
パリミュージアムパスが有効な
美術館や施設ばかりを意図的に狙って
観光しました。

しかも、ルーブル美術館には
3回も行っており、
それだけで45€分です。

そこまで徹底して
パリミュージアムパスを活用し倒したから
お得になったのであって、
そうでなければ
元は取れなかったかもしれません。

一番お得になりやすい6日券でさえ、
このありさまです。

パリミュージアムパスで
美術館などの入場料を節約するのは、
厳しいと言わざるを得ません。

 

結論をもう一度記します。

2日券:買うべきでない
4日券:買った方がいい
6日券:オススメ!

 

 

ただ、パリミュージアムパスには
金額がお得になる以外にも
メリットがあるのです。

そのメリットに魅力を感じるのであれば
2日券を買うのもアリとなります。

 

その点について、次回は書いてみます。

 

 

パリミュージアムパスについては、
こちらの記事もどうぞ↓

 

ルーブル美術館、オルセー美術館など
パリの観光スポットを
効率良く回るための情報は
「パリ旅行記」の
他の記事にも書いているので、
合わせてどうぞ↓

 

 

 

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梅澤 浩太郎
将棋講師。棋力はアマ四段。 インターネット上で将棋を教われるサイト、将棋マッチを開設・運営しています。 1987年12月生まれ。群馬県在住。 このブログでは自分でイラストを描きつつ情報発信中。叡王戦を支援しています。 将棋を始めたころからずっと、一番好きな棋士は藤井猛九段。 海外旅行が好きで旅行記も書いています。

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