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藤井聡太七段が初のタイトル挑戦まであと1勝!広瀬章人竜王と対局

 
藤井聡太七段が初のタイトル挑戦まであと1勝
この記事を書いている人 - WRITER -
梅澤 浩太郎
将棋講師。棋力はアマ四段。 インターネット上で将棋を教われるサイト、将棋マッチを開設・運営しています。 1987年12月生まれ。群馬県在住。 このブログでは自分でイラストを描きつつ情報発信中。叡王戦を支援しています。 将棋を始めたころからずっと、一番好きな棋士は藤井猛九段。 海外旅行が好きで旅行記も書いています。

藤井聡太七段が初のタイトル挑戦まであと1勝

藤井聡太七段が
初のタイトル挑戦まで
ついにあと1勝に迫りました。

王将リーグで現在4勝1敗の藤井七段。

11月19日のリーグ最終局で
同じく4勝1敗の広瀬章人竜王に勝てば、
リーグで優勝となり
タイトルに挑戦できます。

藤井七段と広瀬竜王の間には
過去に大きなできごとがあり、
そのことは両者の頭の中に当然あるはず。

最終局の見どころを紹介します。

王将リーグの状況

挑戦者の決め方は
タイトル戦によって違います。

詳しくはこちらの記事で解説しています↓

 

王将戦の場合は
トーナメントを勝ち抜いた棋士など7人で
通称「王将リーグ」と呼ばれる
総当りのリーグ戦を戦い、
その優勝者が挑戦者となります。

王将リーグは
順位戦のA級(10人)よりも
人数が少ないため、
ある意味A級よりもハイレベル。

そのリーグを突破した挑戦者は
現在のタイトル保持者である
渡辺明王将と七番勝負を戦い、
4勝すればタイトル奪取となるのです。

 

今期の王将リーグの対局は
ほとんどが終わっており、
あとは最終一斉対局を残すのみ。

リーグ優勝の可能性があるのは、
ここまで4勝1敗の
広瀬竜王と藤井七段の2人に
絞られています。

そして、
この両者が最終局で対局するため、
勝った方がリーグ優勝となります。

ふつうリーグ戦だと
自分だけでなく競争相手の勝敗も
関係してくるため、
優勝の条件が複雑になることが多いもの。

それが今回は
同じ勝数で優勝を争う2人が
最終局で直接対決をするため、
わかりやすい状況となっているのです。

期待が大きい藤井聡太七段

藤井聡太七段はデビューから29連勝。

将棋界だけでなく
広く社会全体で大きな話題となり、
それ以来、藤井七段には
大きな注目が集まっています。

29連勝以降も活躍はしているものの
これまでタイトル挑戦はなく、
初めての挑戦はいつになるのか
と多くの人が期待しているところ。

挑戦まであと1勝に迫ったのは
今回が初めて。

2018年の王座戦では
準決勝まで勝ち進んで
挑戦まであと2勝に迫りましたが、
そこで敗れました。

この王将戦は、それ以来のチャンスです。

この機会をなんとしてでもつかみたいと
藤井七段も思っているでしょうし、
ツイッターなどを見ていると
ファンの期待が
ものすごく高まっているのを感じます。

 

私としても、
ここまできたら藤井七段の初タイトルを
見てみたいと思っています。

なにしろ藤井七段が挑戦となれば
タイトル挑戦の最年少記録を更新

さらにタイトル奪取となれば、
そちらももちろん記録更新です。

デビュー以来
数々の最年少記録を打ち立ててきた藤井さんが、
また新しい記録を作ると考えると
ワクワクします。

現在のタイトル挑戦の最年少記録は
屋敷伸之さんの17歳10ヶ月ですが、
藤井七段は現在17歳5ヶ月。

この最年少記録を抜くには、
チャンスは残りわずか。

この王将戦で挑戦を逃せば、
現実的にもうムリでしょう。

だからこそ、
藤井七段を応援したくなるのです。

藤井七段と広瀬竜王の間の大きなできごと

そんな藤井聡太七段の相手となるのが
広瀬章人竜王。

この二人の間の
大きなできごとといえば、
2017年2月の
朝日杯オープンの決勝戦です。

藤井聡太五段(当時)は
この対局に勝って優勝。

初めての一般棋戦優勝と
六段昇段
を果たし、
どちらも最年少記録を更新しました。

当時は藤井五段の初優勝に
大きな期待がかかっており、
広瀬章人八段(当時)にとっては
やりにくい雰囲気。

そのとき準決勝で羽生善治竜王(同時)を
破って勝ち上がってきた
藤井五段の勢いを止めるのは、
現実的にとても難しかったです。

終局後に広瀬八段は
「私には荷が重かった」
というコメントを残しており、
率直な感想だったと思います。

 

そんな広瀬さんも
2018年12月には
羽生善治竜王からタイトルを奪取し、
自身が「竜王」に。

いまや、棋士の序列で言えば1位。

もう「私には荷が重い」とは言えず、
むしろ藤井七段の前に立ちはだかる壁として
これ以上ないふさわしい存在です。

 

ちなみに羽生さんとの竜王戦のときには
羽生さんに「タイトル通算100期」の
大記録がかかっており、
世間は記録達成を期待するムード

このときも広瀬さんとしては
戦いにくい空気だったはずですが、
それをはねのけて勝利しました。

今回の藤井七段との対局でも、
対戦相手に期待が集まるという点では
羽生さんとの竜王戦と同じ。

羽生さんから竜王を奪ったときのイメージで
藤井七段にも勝つことができるでしょうか。

広瀬章人竜王は「あと一歩届かない」イメージ

広瀬竜王は
「いいところまでは行くんだけど
優勝には届かない」

というイメージが私の中では強いです。

もちろん王位や竜王の獲得という
実績はあるのですが、
そうした結果に届かなかったことも多いのです。

私が一番好きな棋士である
藤井猛九段が2016年度の銀河戦で
優勝したとき、
決勝の相手が広瀬さんでした。

そのときも広瀬さんは
準優勝だったわけです。

また、まさに今日、
JT杯日本シリーズの決勝戦が
行われました。

決勝の対戦カードは
広瀬章人竜王vs渡辺明三冠だったのですが、
結果は渡辺三冠が勝って優勝。

ここでも広瀬竜王は準優勝でした。

 

藤井七段との対局が
もう明後日に迫っているだけに、
今日のJT杯で勝って優勝していれば
勢いに乗れるところでしたが、
そうはなりませんでした。

現在進行中の
豊島将之名人との竜王戦の防衛戦では
ここまで0勝3敗と追い込まれており、
こちらも悪い流れです。

王将リーグと竜王戦とJT敗が重なって
スケジュールが過密になっており、
調子に影響しているように感じられます。

そうした悪い流れの中での
藤井七段との大一番。

「あと一歩届かない」という
私の勝手なイメージを
広瀬竜王がぶち壊してくれるか、
注目しています。

まとめ

11月19日の王将リーグ最終局に勝てば、
藤井聡太七段のタイトル初挑戦が決まります。

待ち望まれてきたタイトル挑戦が
あと1勝にまで迫って、
ファンの期待が高まるところ。

藤井七段を迎えうつ広瀬章人竜王は
竜王戦で3連敗中、
JT敗で優勝を逃すなど調子はイマイチ。

去年の朝日杯オープン戦で藤井さんに敗れ、
藤井さんの一般棋戦初優勝を許したことも
頭にあるでしょう。

今度こそ広瀬竜王は藤井七段を止められるのか、
藤井七段の挑戦が実現するのか、
明後日の対局が本当に楽しみです。

 

 

藤井七段関連の記事は
こちらにまとめてあります↓

 

 

 

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