オルセー美術館でルノワールの絵に再会~パリ旅行記11~

オルセー美術館での一番の楽しみは、
印象派の絵を見ること。

オルセー美術館5階の
印象派ギャラリーでは、
以前に日本で行われた企画展で見た
ルノワールの絵に
再会することができました。

他にも有名な印象派の絵が盛りだくさんで、
好きな人にはたまりません。

■「印象派の殿堂」

オルセー美術館は
「印象派の殿堂」などと
呼ばれることもあるぐらい、
印象派の画家の絵のコレクションが
充実しています。

私は印象派の絵が好きなので、
オルセー美術館で見るのを
楽しみにしていました。

実はその他にも、
私にとってオルセー美術館が
特別な理由があるのです。

それには、
日本で開かれた
「ある企画展」が関係しています。

■2016年の「ルノワール展」

2016年の4月〜8月に

「オルセー美術館・
オランジュリー美術館所蔵
ルノワール展」

という企画展が
六本木の国立新美術館でありました。

ルノワールとは、
ピエール=オーギュスト・ルノワール
というフランス人の画家のことです。

私はその頃も
ルノワールの絵がなんとなく好きだったので、
せっかく「あの作品」も日本に来るのだからと
見に行きました。

そして、その企画展に行って、
私はルノワールの絵が
ますます好きになったのです。

そのときの目玉展示、
私が見たかった「あの作品」のひとつが、
冒頭の写真の
「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」
です。

木漏れ日の中で
楽しそうに踊る人達が描かれた、
眺めているだけで楽しい気分になれる絵ですね。

また、
「田舎のダンス」「都会のダンス」
も「ルノワール展」の目玉でした↓

この作品は2つで一組で、
描かれている女性は対照的ですが
どちらも魅力的です。

これらの絵が来ているというだけで、
大勢の人を美術館に呼び込めます。

それぐらい人気のある
すごい作品なのです。

■ルノワールの絵との再会

「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」も
「田舎のダンス」「都会のダンス」も、
普段はオルセー美術館にあることは
知っていました。

とはいえ、日本での「ルノワール展」のように
他の美術館に貸し出されていることもあるので、
今回の旅で見られるかどうかは
当日までわからないまま。

あまり期待していると
オルセー美術館になかったときに
がっかりが大きいので、
「ルノワール展」で見た絵については
あまり考えないようにしていました。

それだけに、
オルセー美術館5階の部屋を進んでいって
「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」が
視界に飛び込んできたときには、
「また会えた!」と感激しました。

その一方で、
これらの絵が普通に置かれていることは
不思議にも思えたものです。

日本で「ルノワール展」に行った時には、
「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」や
「田舎のダンス」「都会のダンス」を見るために
わざわざ美術館まで行ったというのに。

オルセー美術館では、
特別扱いはされていません。

いたって普通です。

他にも数々の名画が周りにある中で、
「ついで」のように
ルノワールの絵を見られてしまう。

ある意味、恐ろしい環境。

オルセー美術館の5階には
「これでもか」というほど
印象派の絵が数多く結集しています。

ルノワールはもちろん、
モネ、マネ、ドガ、セザンヌ、
ピサロ、シスレーなど、
よりどりみどりで豪華の極み。

しかも、一人ひとりの画家の絵の数が多くて、
それぞれが10点以上あります。

有名な絵もたくさんある、そんな中で。

今回、その価値を見直し、
特に気に入った作品があります。

■印象派の絵の精神

それが上の写真、
モネの「日傘の女」という作品。

有名な作品なので、
見たことがある人も多いのでは。

私はこの絵は以前は、
それほど好きではありませんでした。

どこを見てもぼんやりしていて、
手抜きをして描いているようにさえ
思えたものです。

ですが、実物を目の前にして
まじまじと見てみると、
その良さがわかってきました。

印象派の絵というのは、
「現実のあるがままを描く」のではなく、
「自分に見えたままを描く」
のだと
言われています。

モネの「日傘の女」には、
その精神がよく表れているのが
感じられました。

「自分にどう見えたか」を大事にする
印象派の思想は、
「客観よりも主観」を重視する
今の自分の姿勢と重なる
ものがあります。

だから私は印象派の絵に惹きつけられるのかな、
などと自己分析をしています。

■じっくり楽しみたい美術館

私は今回の旅では
オルセー美術館のために
たっぷり時間を取ってありました。

最初から観光2日目は
丸一日オルセー美術館にいるつもりで予定を組み、
実際にそうしたおかげで
じっくり絵を楽しめました。

8時間以上、ずっと美術館内にいたのです。

印象派ギャラリーは、
全部の部屋を見回った後に
もう一度じっくり時間を作りました。

閉館時間ギリギリまで、
特に気に入った絵だけをとことん見て過ごす。

とても幸せな時間です。

ちなみにオススメの美術館の楽しみ方は
こちらに詳しく書いています↓

おまけ。

「ルノワール展」以来の再会という意味で、
記憶に残ったのがこちらの彫刻↓

ドガという画家による踊り子の彫像。

ブロンズの像なのに
布でできた服を身に着けている
のが独特。

ルノワール展では、
ほとんど唯一の彫刻作品でした。

そのときはルノワールの絵しか
眼中になかったのですが、
服を着ているのが珍しくて記憶に残っていました。

こちらは絵画ではなく立体的な彫刻で
サイズも人に近いので、
より「再会した」という感覚が強かったです。

日本で見て感動した芸術作品に、
遠く離れた外国でまた出会う。

こんな体験をしたのは私は初めてで、
その不思議な感覚は
心に深く刻まれました。

思いがけないことが起こるから、
海外旅行は面白いです。

パリ旅行記の全記事は
こちらにまとめてあります↓

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