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オルセー美術館、旧駅舎に時代を絞った展示~パリ旅行記10~

 
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梅澤 浩太郎
将棋講師。棋力はアマ四段。 インターネット上で将棋を教われるサイト、将棋マッチを開設・運営しています。 1987年12月生まれ。群馬県在住。 このブログでは自分でイラストを描きつつ情報発信中。叡王戦を支援しています。 将棋を始めたころからずっと、一番好きな棋士は藤井猛九段。 海外旅行が好きで旅行記も書いています。

オルセー美術館は
どんな美術館でしょうか?

フランスを代表する
美術館のひとつで、
その建物や構造は個性的。

そんなオルセー美術館を
紹介します。

オルセーとルーブルを比べて

今も昔も文化的な先進国であるフランス。

美術館も数多くあります。

その中で一番有名なのは、
もちろんルーブル美術館。

そして、二番目に挙げられることが多いのが
今回の話題にしているオルセー美術館です。

 

では、オルセー美術館は
ルーブル美術館と何が違うか。

まず、展示物の幅広さが違います。

オルセー美術館はルーブル美術館に比べて、
展示物がより専門的になっているのが
特徴なのです。

ルーブル美術館は
美術作品だけではなく、
遺跡から発掘した色々な物なども
展示していたりして、
「博物館」としての側面も持っています。

一方、オルセー美術館は
その展示物のほとんどが
西洋芸術の絵画か彫刻
であり、
まさに日本人がイメージする
「美術館」という感じです。

 

絵画と彫刻が制作された年代も
ぐっと絞り込まれていて、
原則的に1848年から1914年に
制作された作品
だけが集められています。

この時代は、
フランス第二共和政の始まりから
第一次世界大戦の始まりまでに相当。

絵画の「印象派」の時代を含む、
フランス芸術の中でも
特に素晴らしい時代です。

 

時代が絞り込まれているといっても、
展示物の数は膨大。

私は観光2日目にオルセー美術館に行って、
朝の開館時間から夕方の閉館時間まで
丸一日ずっとオルセー美術館で過ごしました。

それぐらい大規模な美術館です。

オルセー美術館の構造

オルセー美術館は大きな美術館ですが、
迷子になる心配はありません。

冒頭の写真は、
入り口から入ってすぐの場所から
撮ったものです。

正面には天井まで吹き抜けの
開放的な空間
が広がっており、
そこに彫刻作品が並べられています。

そしてその周囲を囲むようにして
部屋が配置されており、
その中に絵画が展示されているのです。

 

どの部屋にいても
すぐに中央のホールに出てこられるため、
自分が今どこにいるのかが
すぐにわかります。

巨大すぎてわけがわからなくなってくる
ルーブル美術館とは大違いで、
オルセー美術館を見て回るのは
とても楽です。

 

独特な構造となっている
オルセー美術館ですが、
それはこの美術館の生い立ちに
秘密があります。

現在美術館として使われているこの建物は、
建てられた当初は駅だったのです。

そして時代とともにあまり使われなくなった
駅舎を改築して美術館にしたという、
変わった歴史を持っています。

駅舎を利用しているので、
奥行きがあって細長く、
高い天井のある美術館となっているのです。

 

この広い空間を活かした
彫刻の展示
には
こだわりを感じました。

彫刻作品は
必ずこの広い空間に置かれていて、
細かく区切られた部屋の中には
ほとんど配置されていないのです。

美術館中央の広い空間は
天井から日光が取り入れられていることもあって、
まるで屋外にいるように感じます。

そうした環境で
彫刻を見てほしいのだという、
美術館の人の意思が表れています。

 

建物は1つのフロアがとても広いだけでなく
高さもあって、
階数は5階まであります。

ただ、作品の展示があるのは
地上階、2階、5階だけ。

印象派の作品は5階にまとめて
展示されており、
印象派好きには
たまらないフロアになっています。

オルセー美術館への行き方

今回、私はオルセー美術館までどう行ったか。

少し変わったルートかもしれませんが、
メトロ(地下鉄)を
「Tuileries(チュイルリー)」駅
で降りてから歩いて、
セーヌ川にかかる橋を渡って行きました。

本当はメトロで行くなら
「Solferino(ソルフェリーノ)」駅
の方がオルセー美術館には
近いようです。

 

ただ私の場合は、
人に教えてもらったので
このルートで行きました。

ホステルで同じ部屋になった
フランス人のおじさんに
「今日はオルセー美術館に行くんだ」
という話をしたら、
親切に行き方を教えてくれたのです。

ありがたかったので、
その通りに行ってみたというわけ。

当日は天気も良かったので、
川辺を散歩できてちょうどよかったです。

 

チュイルリー駅は、
ルーブル美術館のすぐ西の
チュイルリー公園の脇にあります。

メトロの駅を出たら、
まずは公園を横切ります。

するとセーヌ川の川辺に出るので、
そこから橋を渡って対岸に行けば
オルセー美術館の目の前です。

 

橋の上からは、
オルセー美術館の
全景を見ることができます。

美しい姿ですね。

外から見ると、
駅の建物を利用していることが
よくわかります。

入り口の位置に注意

オルセー美術館に限った話ではないのですが、
美術館に行く時には
入り口の位置に気を付けたいものです。

そうでないと、
遠回りをしてしまうことがよくあるからです。

 

オルセー美術館の場合、
上の写真で見ると
右奥の方に入り口があります。

入り口は一箇所だけです。

こういう大きな美術館だと、
やっと目的地に着いたと思っても、
敷地の周りをぐるっと半周しないと
入れなかったりします。

まさに今回がそんな感じで、
オルセー美術館の目の前に来ても
そこから入り口に行くまで
けっこう歩くことになりました。

 

オルセー美術館の入り口は
建物の西側にあります。

行く時には注意しましょう。

入り口はガラス張りで、現代的な外見です↓

 

 

旧駅舎を利用しており、
独特な形をしたオルセー美術館。

建物を見るだけでも
面白いですよ。

 

次回は、オルセー美術館の
印象派コレクションについて書きます。

 

 

パリ旅行記の全記事は
こちらにまとめてあります↓

 

 

 

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