梅澤浩太郎のブログ。目標・理念は「スキルを進化させつづける人になる」。

オリンピックでメダル個数にこだわるのは奇妙

 
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梅澤 浩太郎
1987年12月生まれ。群馬県在住。「スキルを進化させつづける人になる」を目標・理念として活動中。私の過去の経験や学んだことをまとめた電子書籍「私の人生を変えた論理的思考」を今だけ無料でプレゼント中。「将棋マッチ」にて、将棋を教える仕事もしています。

オリンピックでメダル個数にこだわることに、
私は強い違和感を感じます

テレビのニュースなどで
メダルの個数について騒ぐのを見て、
変だと感じる人はいるのではと思います。

今は平昌オリンピックが盛り上がっていますが、
報道を見ていると
相変わらずメダル個数にこだわっている様子。

私が違和感を感じる理由を、
3点にまとめました。

■メダル獲得競争ではない

1点目は、オリンピックはメダルの獲得数を
競う場ではない
ということです。

 

大会期間中にテレビや新聞を見ていると、

「日本はこれで金メダル◯個、
銀メダル◯個、銅メダル◯個獲得です!」

「◯◯国は今はメダル◯個でトップ、
日本は□個で現在□位です。」

などという報道をよく目にします。

しかも金銀銅がそれぞれ何個なのかという
詳しい内訳の解説付きです。

 

そういう報道を見る度に、
メダルの数を合計して、そして比べて、
一体何の意味があるのか
と疑問に思います。

オリンピックは平和の祭典であり、
メダルは選手個々人の栄光の証です。

多種多様な競技に打ち込んでいるアスリート達が、
日々の厳しい鍛錬の末に得たメダル。

それを単純に足し合わせて「メダル合計◯個」のように
扱うのは変です。

 

例えば、
「金メダルは3点、銀メダルは2点、
銅メダルは1点として、合計得点を競う」
というルールでもあれば話は別です。

でも実際には、そんなルールはありません。

主にメディアの扱い方がおかしいせいで、
オリンピックがメダルの合計個数で競う場に
すり替えられてしまっていると、私は感じます。

■国と国の争いではない

2点目は、国と国の間でメダル獲得数を
競っているように見せている
点です。

 

オリンピックは国と国が
競争をする場ではありません。

個々のアスリート達が競う場です。

それなのに、メダル獲得数の話になると、
国同士の争いということにされてしまいます。

競技ごとに選手の姿をきちんと見れば、
色々な面白いエピソードもあり、
国対国という印象は受けません。

 

例えば、
選手Aと選手Bはワールドカップで度々争っていて、
今シーズンは全て選手Aが勝っていた。

しかしオリンピックの舞台では選手Bが勝ち、
この大一番で雪辱を果たした
……など。

メダルの一つひとつは、
こうした個々の個人やチームの関係性の中から生まれ、
そこにはいつもドラマがあります。

しかし、メダルの総個数という話になると、
そういったドラマは完全に消えてしまいます。

選手達の姿は見えなくなって、
「国」という無機質なもの同士の
争いとなる
のです。

 

メダルの個数で競えば、
オリンピックは単なる数字の大小を
比べる場になってしまいます。

人間ドラマに満ちたオリンピックの面白さを、
メディアがメダル合計個数の話を取り上げることで、
わざわざ削いでいるように思えます。

■メダルの重みが違う

3点目は、メダルの価値には
大きなバラツキがある
という点です。

 

メダルはどれも1個として数えて
合計個数を出していますが、
同じ1個でも、その重みは違うように
思えるのです。

まず、人気や注目度が高い競技のメダルと
マイナーな競技のメダルでは
価値が違うだろう、というのが大きな理由。

さらにもうひとつ、
メダルの価値にバラツキがあるのではと思う
理由があります。

それは選手の数です。

 

例えば、アイスホッケーは1チームで23人まで録が可能で、
多くのチームが23人をそろえて出場します。

ですが、メダルを得たとしても、
そのメダルは1個としてカウントされます。

23人がかりで、たった1個です。

 

その一方、個人で争う種目、
例えばスピードスケートでも
メダルは同じ1個として扱われます。

それどころか、スピードスケートであれば、
500m、1000m、1500m、3000m、5000mなど、
距離ごとに細かく区切られており、
それぞれにメダルが用意されています。

このため、1人の選手が
複数個のメダルを獲得することも珍しくありません。

たった1人で、2個とか3個とか
メダルが取れるのです。

このように、どれだけの選手が関わったかにも
大きな差があるメダルが、
みな等しく「1個」として数えられる
のは、
ものすごく違和感があります。

 

 

以上の3点の理由から、
オリンピックでメダル個数にこだわるのはおかしいと、
私は考えます。

メディアのみなさんも、
もうメダル合計個数にこだわるのは
やめましょう。

 

 

 

 

 

 

とはいえ、選手たちは
国の代表として出場しているので、
国と国で争いたくなるのも
無理はないとも思います。

そこで、どうしてもオリンピックの場で
国ごとに競争をしたいのであれば
こうしたらいいのではないかという
私の案があります。

次回はそれについて書きます。

 

 

 

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