客観重視から主観重視へ

物事を客観的に見るのか、
主観的に見るのか。

対照的な2つの見方がありますが、
このバランスが自分の中で
変わってきていることに気づきました。

以前は客観的に見ることを重視していたのに、
今は主観的に見ることの方が
大事だと感じるようになってきたのです。

■客観が好きだった学生時代

昔の私は「客観」こそが
重要だと考えていました。

そんな価値観は、
大学の専攻にも表れています。

私の専攻は物理学。

大学院修士課程にも進学しました。

物理学は客観的であることを
何よりも重んじます。

というよりも、物理に限らず科学の分野は、
客観的でなければ話にならない
のです。

例えば、ここに水が入ったペットボトルがあるとします。

そのペットボトルの重さは、
誰が測っても同じでなければなりません。

Aさんが計測すると1kg、Bさんが計測すると1.1kg
というのでは困ります。

こんなふうに、人による差がないというのが、
「客観的」ということです。

物理における色々な理論は、
すべて客観的な視点で組み立てられています。

このペットボトルをある力、ある角度で投げたとき、
どれだけの距離だけ飛ぶかというのは、
物理の公式から計算できます。

そして、その距離は
世界のどこで、いつ、誰が投げようとも
一定になるはずです。

真理、本質、普遍的。

こういう言葉が学生のときの私は好きでした。

そして、こうした性質を備えているのが
物理の世界。

そんな世界に私は惹きつけられたのです。

■主観が好きな今

一方、「主観」は客観の逆です。

客観と逆に
誰が見るかによって事実が異なるのが
当たり前ですし、
人によって違うことが重要です。

例えば、ある小説を読んでどう感じるか。

面白い、感動した、つまらない。

人によって感じ方はバラバラですし、
どれが正解というわけでもありません。

これが主観です。

主観の世界では、
物理のような公式や
厳密な理論は存在しません。

人の精神に関わる部分が多くて、
科学の基本的な手法である
実験や検証も難しい。

明快な正解がない、
あいまいで漠然とした世界
です。

客観と主観。

2つの見方は
どちらだけあればいいというものではなく、
その特性に応じて
状況に応じて使い分けるべき
ものでしょう。

それでも、どちらの世界が好きかという感情は
あってもいいのではないかと思います。

みなさんは客観と主観、
どちらが好みでしょうか?

■自分の変化 客観から主観へ

私は学生のときは客観が大好きでした。

客観的に見た事柄の方が
主観よりもずっと重要だと
信じていました。

しかし、今では主観的なものの見方こそが
大事ではないかと感じています。

自分にどう見えるのか、
自分がどう感じるかが
重要なことだと思えるのです。

我が事ながら、
あれだけ客観好きだった人が、
これだけ考え方を変えるというのは
面白い
ものだなと思います。

そして、改めて考えてみました。

学生のときの自分と、今の自分、
その間に何があったのか。

何か、変化のきっかけのようなものが
あったかどうか。

改めて考えてみると、
あれが変化のきっかけなのでは
という出来事がありました。

それは、ある言葉との出会いでした。

結果として大きな影響を受けることになった、
自分にとって印象深い出来事。

次回はそのときのことについて
書くつもりです。

次はこちらをどうぞ↓

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