普通のことを普通にやるすごさ


普通のことを
普通にやる人が一番すごい。
私はそう思います。
どういうことでしょうか?
■「普通の手で勝つ人が一番強い」
私の趣味である将棋に、
「普通の手を普通に指して勝つ人が
一番強い」
という考え方があります。
強い人というのは
相手も思いつかないようなすごい手を
次々に繰り出す人という
イメージがあるかもしれません。
ですが実際は、勝つためには
相手の意表をつくような手は
必要ないのです。
むしろ、
誰でも思いつくような手を
淡々と指して勝てる人が
一番強いと言われています。
■普通でないことには無理がある
意表を着くような手というのは、
相手が最初から無理だと思うような手なわけで、
そいう手であるからには
失敗するリスクも大きいのです。
そのため、うまくいくこともある一方、
自滅してしまうことも多くあります。
ですが、誰も驚かないような普通の手なら
見た目は地味かもしれませんが、
失敗して痛い目に合うリスクは
ほとんどありません。
なので、リスクの少ない
普通の手だけで勝てればそれが理想的、
ということになります。
ただ、普通の手であれば
当然相手も考えているわけですから、
相手としても
自分が悪くなる方向に
そう簡単に行こうとはしません。
そのため、普通の手で有利になるためには
深い読みが必要になるのです。
相手よりも先を読むことができれば、
無理なく指し進めながら、
自分の優位を築くことができるのです。
「普通の手を指して勝つ」というのは、
パッと見は目立たなくても、
実はすごい高度な技を
使っていると言えます。
ですから、そういう勝ち方をしている人が
一番強いと考えられるのですね。
■仕事や勉強でも同様
仕事や勉強でも
同様のことが言えると思います。
みなさんの周りに、
派手でなくても
この人がいると仕事がスムーズに進む
という人はいないでしょうか。
特別なことをしているわけではないのに、
たしかに大きな結果を生んでいる。
そういう人が、
実は一番すごいのかもしれません。
普通のことが普通にできる。
そんな風になりたいものですね。
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