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将棋観戦でのニコニコ生放送とアベマTVの違い5つ

 
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梅澤 浩太郎
将棋講師。棋力はアマ四段。 インターネット上で将棋を教われるサイト、将棋マッチを開設・運営しています。 1987年12月生まれ。群馬県在住。 このブログでは自分でイラストを描きつつ情報発信中。叡王戦を支援しています。 将棋を始めたころからずっと、一番好きな棋士は藤井猛九段。 海外旅行が好きで旅行記も書いています。

将棋をインターネットで観戦するなら、
代表的なのはニコニコ生放送とアベマTV。

どちらも無料でプロの将棋の生中継が楽しめる
素晴らしいサービスなのですが、
両者は似ているので
どこが違うのかはわかりにくいです。

ただ、両方を長い間見比べてきた私は、
違うところがわかってきました。

そこで今回は、
ニコニコ生放送とアベマTVの違いを
5つまとめました。

将棋観戦をするときの
参考にしてみてください。

 

それぞれについては、
こちらの記事にくわしく書いています↓

①たまに放送のニコニコ、いつでも放送のアベマ

まず、ニコニコ生放送は
常に将棋番組を
放送をしているわけではありません。

タイトル戦など注目度の高い対局は
ほとんど放送してくれているのですが、
そうした対局は毎日はないです。

そのため、将棋の番組がひとつもない日も多い

ニコニコ生放送の将棋番組あh
「今日は何かやっているかな」
と見るものです。

 

一方、
「今日は何をやっているかな」
と見るのがアベマTVです。

アベマTVの将棋チャンネルでは、
常に何か将棋番組を放送しています。

対局の生中継がないときには
過去の番組の再放送などをしているので、
いつでも将棋に触れることができます。

いつでも将棋番組を楽しみたい人には、
アベマTVがオススメです。

②視聴者参加のニコニコ、一方的放送のアベマ

ニコニコ生放送では、
視聴者との双方向のコミュニケーション
大切にしています。

画面上に表示されるコメント、アンケート、
お便りの読み上げなど、
視聴者が参加できる仕組み
がたくさん用意されています。

自分が番組に参加して、
視聴者の一体感を感じながら楽しめるのが
ニコニコ生放送の魅力です。

 

対してアベマTVは、
テレビを見るのと同じで
情報を一方的に受け取るように
作られています。

解説の棋士や聞き手の女流棋士の話が聞きたい
と思って放送を見ているけれど、
他の視聴者の意見は
べつに聞きたくないという人も
多いかと思います。

そういう人にとっては、
棋士や女流棋士の話に専念できる
アベマTVの方が合っているでしょう。

③休憩ありのニコニコ、休憩なしのアベマ

ニコニコ生放送では
出演者は基本的に2人だけ。

2人だけでずっと放送を担当するので、
途中で出演者の休憩が
たくさん入ります。

もちろん、
出演者の休憩中にも対局は進んでいきますので、
その間に指された手の解説を
リアルタイムで聞くことはできません。

これは休憩があることの弱点です。

ただ、出演者の休憩のタイミングで
視聴者も食事をするなど休憩
をしていくと、
無理のないペースで番組が楽しめる
ようにはなっています。。

 

一方、アベマTVでは
出演者が4人という場合が多いです。

交代で2人ずつ出番となるので
その間に他の出演者は休憩できるため、
番組として休憩時間を
設ける必要がありません。

数分間のCMはときどき入るとはいえ、
対局中は常に解説を聞くことができる
のです。

これはアベマTVの大きな強みです。

また、アベマTVでは
対局が終わった後に
一局を初手から振り返ってくれます。

ニコニコ生放送では
そういうことはあまりないので、
これもアベマTVの良いところです。

④バラエティーのニコニコ、ひたすら将棋のアベマ

ニコニコ生放送では、
タイトル戦などの対局中継の中でも
バラエティー番組のような要素が
盛り込まれます。

代表的なのが「食レポ」

対局場のある現地にいる棋士が、
対局者と同じものを食べて
感想を言うというもの。

最近では
対局とはまったく関係なく、
解説者と聞き手が用意されたおやつを食べて、
その様子を放送したりもします。

 

他には、
解説者が趣味を楽しんでいる様子の
映像を流したりなど、
わりと好き勝手に自由なことをやるのが
ニコニコ生放送の特徴です。

将棋を離れた棋士の意外な一面が見られるので、
興味深いし面白いです。

ただ、そうした
バラエティー的なことをやっている間は、
対局の解説の方は中断します。

対局とは全然関係のない
「食レポ」を見ていると
正直、「これはいったい何の番組なんだ」
と思ってしまうこともあります。

 

一方、アベマTVはもっと真面目です。

対局の生中継をしているのであれば、
その対局や対局者に関する映像しか流しません。

解説者の棋士はあくまで
その対局を引き立てるという立場を
つらぬいています。

ニコニコ生放送では、
対局者の長考が続くと
メッセージ紹介などで時間をつぶしますが、
アベマTVでは
解説者と聞き手が入れ替わりながら
同じ局面の検討をひたすら続ける傾向があります。

対局以外も楽しみたい人はニコニコ生放送、
とにかく対局自体を楽しむのが
最優先という人はアベマTV、
と使い分けるといいでしょう。

⑤独自企画で遊ばせるニコニコ、対局させるアベマ

ニコニコ生放送の独自企画では、
棋士に将棋の対局をさせるだけではなく、
むしろ将棋とは関係のないことをさせたがる
傾向があります。

例えば、
「棋士がつくる『将棋めし』」
という番組がありましたが、
これは棋士が料理を作る番組です。

また、将棋と関係がある企画でも
遊び心があり、
例えば「チーム対抗 詰将棋カラオケ」
という番組があります。

棋士がカラオケを歌いながら
詰将棋を解いて競うという
ちょっとわけのわからない企画を行い、
それが人気になりました。

こんなふうに遊び心のある企画が
ニコニコ生放送の持ち味で、
将棋以外の棋士の一面を知ってもらいたい
という企画者の願いを感じます。

 

一方、アベマTVの独自企画は、
あくまでも将棋の対局を放送
するものがほとんどです。

例えば「藤井聡太四段 炎の七番勝負」や
独特の持ち時間を採用した
「AbemaTVトーナメント」などです。

なぜなのか、
背景を考えてみます。
将棋チャンネルだけでなく、
他のチャンネルも
たくさん持っているアベマTV。

そちらではタレントや芸人が出演して、
本格的なバラエティー番組が
制作されています。

バラエティーのプロが
出演する番組がすでに他にあるのに、
バラエティーに関しては
シロウトである棋士を
わざわざ出演させて番組を作ろうとは
考えないのでしょうね。

「バラエティーが見たければ他のチェンネルを見てね」
というのがアベマTVの立場なのでしょう。

 

棋士にバラエティー番組を
やってもらおうとは思わない。

それよりは、
棋士が最も得意で力を発揮できる将棋の対局で、
棋士の魅力を発揮してほしい
という番組制作者の願いを感じます。

まとめ

ニコニコ生放送とアベマTVの
違いをまとめました。

将棋ファンも色々なので、
インターネット中継に求めるものは
人によって違います

対局中の手順の解説を
しっかりやってほしい人もいれば、
対局者の食事やおやつに
関心のある人もいるし、
解説者の趣味やプライベートの話が
聞きたい人もいます。

自分にはニコニコ生放送とアベマTVの
どちらが合っているのか。

それを意識してうまく使い分けると、
将棋観戦がより楽しくなりますよ。

 

 

ニコニコ生放送とアベマTVのそれぞれについては、
こちらの記事にくわしく書いています↓

 

 

 

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将棋講師。棋力はアマ四段。 インターネット上で将棋を教われるサイト、将棋マッチを開設・運営しています。 1987年12月生まれ。群馬県在住。 このブログでは自分でイラストを描きつつ情報発信中。叡王戦を支援しています。 将棋を始めたころからずっと、一番好きな棋士は藤井猛九段。 海外旅行が好きで旅行記も書いています。

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