永瀬拓矢七段vs及川拓馬六段、叡王戦本戦ベスト8の情報まとめ

永瀬拓矢七段vs及川拓馬六段、叡王戦

永瀬拓矢七段と及川拓馬六段の
叡王戦の準々決勝の対局。

今年度の勝率トップクラスの及川六段ですが、
本局ではあっさり負けてしまうという
意外な展開となりました。

永瀬七段の強さが際立った一局。

対局の流れなど情報をまとめました。

対局の情報まとめ

2019年1月20日
永瀬拓矢七段(先手)vs及川拓馬六段
東京・将棋会館「香雲」
持ち時間:各3時間(チェスクロック使用)
開始 15:00
終了 20:19
69手まで永瀬七段の勝ち
消費時間
永瀬:1時間45分
及川:2時間52分

夕食
永瀬:ミックス雑炊(納豆入り)(みろく庵)
及川:みそ煮込みうどん(みろく庵)

解説者:
中村修九段
聞き手:
貞升南女流初段
メールテーマ:
「食へのこだわり」

永瀬七段は今日も夕食に
「ミックス雑炊(納豆入り)」を注文。

バナナと並んで
もはやネタにされるぐらいの定番です。

永瀬七段は「ミックス雑炊(納豆入り)」を
食べて叡王戦を勝ち上がっているわけなので、
縁起がいい食事なのでしょうね。

永瀬拓矢七段と及川拓馬六段

永瀬七段といえば、
ニコニコ生放送では昨年末の
「大晦日七番勝負」でおなじみです。

もともと永瀬七段は
人気のある棋士でしたが、
「大晦日七番勝負」に出演して
しかも勝ったことで、
さらにファンが増えたように感じます。

永瀬七段はタイトル挑戦2回の実績があり、
この叡王戦で挑戦者となっても
驚かれることのない実力者。

「大晦日七番勝負」について詳しくは
こちらの記事をどうぞ↓

対する及川六段は今年度の高勝率が
話題になっています。

本局まで成績は26勝6敗で、
約81%のすごい勝率
です。

及川六段はこれまでに
タイトル挑戦にしたことはありませんが、
今期の叡王戦では
ベスト8まで勝ち上がってきました。

本局に勝てば挑戦者決定戦まで
あと1勝となりますし、
来期の叡王戦の本戦シード権も得られます。

ついに巡ってきた今回のチャンスを、
及川六段としては
何としてもつかみたいところでしょう。

一局の流れ:相掛かりで両者「棒銀」

振り駒の結果、永瀬七段の先手に。

戦型は「相掛かり」となりました。

お互いに飛車先の歩をすぐには交換しない、
近年流行の形。

両者ともに「棒銀」で攻める
珍しい形となりましたが、
及川六段の陣形の方が「棒銀」に弱いため
苦しげな展開に。

及川六段が44手目に1二角という
勝負手を放ったのに対し、
永瀬六段が2三歩と打ったのが
的確な対応でした。

及川六段は困っていそうな
長考に沈みます。

結局、夕食休憩を挟んで87分の大長考に。

持ち時間は3時間(180分)なので、
持ち時間の約半分を
一手につぎ込んだことになります。

大長考でひねり出したのは△3五銀という手でしたが、
永瀬七段に的確に対応されて
ここからどんどん永瀬優勢の流れに。

及川六段も必死に粘ろうとしたものの
永瀬七段はそれを許さず、
持ち時間を1時間以上残して
永瀬七段の圧勝となりました。

高勝率の棋士というのは
悪くなっても簡単には負けないものなので、
本局のようにあっさり負けるのは意外でした。

及川六段が悪いと言うよりも、
永瀬七段の指し手がそれだけ鋭かったという
ことなのかなと思います。

終局後のインタビューでのサービス精神

感想戦後に勝利者インタビューが行われるのが、
叡王戦の特徴です。

その中で、棋士が視聴者の質問に答える
という時間があります。

画面上の質問コメントに答えるのですが、
ニコニコ動画のコメントに慣れていない棋士だと
次々に流れてくるコメントの
どれに答えればいいのか判断できず、
戸惑うばかりになってしまうことがあります。

しかし、永瀬七段は普段からニコニコ生放送を
見ているだけあって、
コメントを拾うのがうまいです。

しかも、サービス精神にあふれていて、
たくさんの質問に答えてくれます

今日も色々なことを話してくれました。

まず、永瀬七段といえばバナナということで
「今日はバナナを食べましたか?」
という質問に回答。

バナナは準備してあったものの、
早い段階で激しい戦いになってしまったため、
食べる時間がなかったそうです。

バナナも10本となるとあなどれない重さになり
持ち運ぶのが大変なため、
バナナを食べて減らしてから帰るとのことでした。

また、「ミックス雑炊(納豆入り)」については、
「自分の中では有力な定跡」と語っていました。

「ミックス雑炊」には
山菜としらすが入っており、
どちらも好きで食べたいので注文していると。

永瀬七段としては
「納豆雑炊に山菜としらすが入っているイメージ」
「ミックス雑炊(納豆入り)」にしているのだそうです。

他にも「スープストック」のメニューの話、
「大晦日七番勝負」の話、
佐々木勇気七段の話、
ペットのカメさんの話など色々。

コメントに丁寧に対応してくれて、
私を含む視聴者は感激です。

解説での「食へのこだわり」の話

今日のメールテーマは「食へのこだわり」

聞き手の貞升南女流初段の「食へのこだわり」は
「納豆を食後に食べる」

フルーツやデザートも食べ終えた後に
納豆を食べるそうで、
これには友人などからも「それはおかしい」と
言われているという話をしていました。

いわく「箸がベトベトするのが嫌」だから
最後にしているとのこと。

そこから視聴者コメントも含めて
納豆に何を入れるかとか、
カレーなどどんな料理に納豆が合うかという話題で
盛り上がっていました。

貞升女流は聞き手として人気の女流棋士ですが、
面白いエピソードを毎回いくつも話してくれて、
そのネタの多さに驚きます。

もはや視聴者の間では
「南ちゃんのハズさない話」として
定番になっています。

そして本当に毎回笑わせてくれるのがすごいです。

解説の中村修九段の早食いの話
面白かったです。

いつでも早食いだという中村九段。

中村九段の本日の夕食は
及川六段と同じ「味噌煮込みうどん」
だったのですが、
貞升女流が驚くぐらいの早さで
食べたそうです。

熱いので早く食べるのは大変そうですが、
早食いには関係ないのだそう。

叡王戦の対局開始前には
解説と聞き手の棋士が
「プレミアムロールケーキ」を
食べるのが恒例ですが、
これも中村九段はあっという間に
完食
していました。

「受ける青春」のイメージとは違いますが、
中村九段は本当に早食いのようです。

まとめ

本局は永瀬七段の圧勝となりました。

永瀬七段の現在の好調ぶりを
感じさせる一局でした。

これで永瀬七段は準決勝に進出し、
次局では郷田真隆九段と対局します。

世代間対決という形になりますが、
永瀬七段が本局の勢いのまま
勝ち抜けるのか注目です。

叡王戦の記事は
こちらにまとめてあります↓

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