「観る将棋ファン」向け情報発信ブログ。旅行記なども。

佐藤天彦名人vs豊島将之二冠、名人戦第3局の情報まとめ

 
佐藤天彦名人vs豊島将之二冠、名人戦第3局
この記事を書いている人 - WRITER -
梅澤 浩太郎
将棋講師。棋力はアマ四段。 インターネット上で将棋を教われるサイト、将棋マッチを開設・運営しています。 1987年12月生まれ。群馬県在住。 このブログでは自分でイラストを描きつつ情報発信中。叡王戦を支援しています。 将棋を始めたころからずっと、一番好きな棋士は藤井猛九段。 海外旅行が好きで旅行記も書いています。

佐藤天彦名人vs豊島将之二冠、名人戦第3局

名人戦第3局は大熱戦となりました。

佐藤天彦名人と豊島将之二冠が
お互いに実力を発揮し、
双方が持ち時間を使い切っての136手。

佐藤名人の勝ちと思われた最終盤で
大逆転が起こり、
結果は豊島二冠の勝ちとなりました。

これで七番勝負は豊島二冠の3連勝。

本局の情報のまとめです。

 

第1局と第2局についてはこちら↓

対局の情報まとめ

2019年5月7日、8日
第77期名人戦七番勝負第3局
佐藤天彦名人(先手)vs豊島将之二冠
岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」
持ち時間:各9時間
開始 9:00(7日)
終了 21:27(8日)
136手まで 豊島二冠の勝ち
消費時間
佐藤:8時間59分
豊島:8時間59分

 

1日目
<午前のおやつ>
佐藤:モンブラン
___ホット紅茶、りんごジュース(氷なし)
豊島:フルーツの盛り合せ
<昼食>
佐藤:和牛すき焼き丼(ご飯少なめ)
豊島:べいすけ穴子煮重
___ピオーネジュース(氷なし)
<午後のおやつ>
佐藤:クリーム・ブリュレ
___ホット紅茶、ピオーネジュース(氷なし)
豊島:フルーツ盛り合わせ

 

2日目
<午前のおやつ>
佐藤:ショコラロール
___ホット紅茶、りんごジュース(氷なし)
豊島:フルーツ盛り合わせ
<昼食>
佐藤:ビーフカレー
豊島:ビーフカレー
___アイスレモンティー(氷なし)
<午後のおやつ>
佐藤:ショートケーキ
___ホット紅茶、ピオーネジュース(氷なし)
豊島:フルーツ盛り合わせ
<夕食の軽食>
佐藤:サンドイッチ
豊島:サンドイッチ

 

■ニコニコ生放送

<1日目>
解説者:
金井恒太六段
聞き手:
安食総子女流初段
メールテーマ:
「GWはいかがでした?」

 

<2日目>
解説者:
中村修九段
聞き手:
本田小百合女流三段
メールテーマ:
「逆転」

 

■アベマTV

<1日目>
解説者:
飯島栄治七段
門倉啓太五段
聞き手:
中村真梨花女流三段
飯島愛女流初段

 

<2日目>
解説者:
屋敷伸之九段
千葉幸生七段
聞き手:
竹部さゆり女流四段
谷口由紀女流二段

 

豊島二冠のおやつは、
2日間の午前・午後で計4回とも
フルーツの盛り合わせ

この名人戦、
フルーツの盛り合わせしか
注文していません。

ここまで徹底していると、
豊島二冠はフルーツが好きというよりは
おやつをどれにしようか
考えるのが面倒だから、
毎回フルーツの盛り合わせを
注文しているのではないかと
思えてきます。

おやつのことを
アレコレ考える思考の容量があったら
その分を将棋に使いたい、
ということでしょうか。

フルーツの盛り合わせから、
豊島二冠のこの名人戦にかける
強い思い
を感じます。

一局の流れ:角換わりの大熱戦

本局では佐藤名人が先手番で
「角換わり」を選択しました。

第1局の千日手局と
第2局も「角換わり」だったので、
早くも3度目の登場。

またこの戦型か
という感じではあります。

 

スラスラと手が進み、
似た形がたくさん指されている
研究の最先端の局面へ。

そこから佐藤名人が仕掛けて、
戦いが始まりました。

本局でも豊島二冠は序盤は早指し

研究範囲では
時間を使わずどんどん指すので、
結果的に佐藤名人ばかりが
時間を使うことになります。

ただ、1日目が終わるころには
豊島二冠の研究から外れたのか、
ようやく時間を使うように。

豊島二冠が一手に1時間3分考えて
封じ手を行い、
1日目が終了しました。

 

2日目は午前中から
お互いに長考を繰り返して、
力のこもった攻防に。

佐藤名人が飛車を見捨てる手順
選んだときには、
ニコ生の解説の深浦九段も
驚いていました。

結果的には、
飛車を渡しても十分戦えるという
佐藤名人の好判断でした。

さらにその後、
佐藤名人は角まで見捨てて
大駒四枚を豊島二冠が独占。

その代わりに佐藤名人は
「と金」を作り、
豊島二冠の玉を
じわじわと追い詰めていきます。

 

形勢が二転三転する
大熱戦となりりましたが、
最終盤では佐藤名人の勝ちまで
もうすぐという局面に。

ただ、そこで豊島二冠が
攻めてきた手に対して
佐藤名人が対応を誤り、
一瞬で大逆転

長い戦いの末に
ようやくつかみかけた勝利が
するりと逃げてしまったような、
劇的な幕切れでした。

最後は佐藤名人が攻めたものの、
「連続王手の千日手」の筋で
きわどく豊島玉は詰まず。

豊島二冠の勝ちとなりました。

佐藤名人の3連敗

これで佐藤名人は3連敗

ただし、内容は良くなってきています。

第1局と第2局では
豊島二冠の良いところばかりが目立ち、
思うように力を発揮できていない
様子でした。

しかし、この第3局では
鋭い手が何度も飛び出し、
佐藤名人もいよいよエンジンが
かかってきた
という感じ。

双方が時間を使い果たし、
手数も136手という
長手数の大熱戦となりました。

 

佐藤名人らしい将棋が
見られたのはよかったのですが、
最後の最後に見落としがあって
逆転負けとなったのは悔やまれます。

佐藤名人は0勝3敗ということで、
かなり厳しい状況となりました。

 

同時並行で進行している叡王戦でも、
防衛戦を戦っている高見泰地叡王が
0勝3敗と追い込まれています。

どちらも挑戦者が3連勝と、
偶然ですが同じ状況です。

七番勝負が4局で終わってしまうのは
もったいないなくて、
できればたくさん対局がみたいところ。

ようやく力を発揮してきた佐藤名人。

次局では強い強い豊島二冠に1勝を返して、
第5局に勝負をつないでほしいものです。

まとめ

名人戦の第3局は大熱戦となり、
豊島二冠の勝利。

これで豊島二冠は3連勝で、
名人奪取まであと1勝としました。

佐藤名人は本局では
大いに実力を発揮しましたが、
勝利にはあと一歩届かず、
悔しい敗戦となりました。

次局で名人戦が決着してしまうのか、
それとも佐藤名人が勝って望みをつなぐのか、
注目です。

 

 

名人戦七番勝負の記事はこちら↓

 

 

 

将棋の上達法などを発信する
メルマガもやっています。

メルマガに登録してくださった方限定で
動画もプレゼントしているので、
ぜひチェックしてみてください。

プレゼント動画を受けとる


最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

もしこの記事が役にたった!
と思っていただけたなら、
すぐ下のボタンから
SNSなどでシェアしてもらえると
とてもうれしいです。



動画プレゼント

将棋をはじめたばかりの人に、
最初の一歩で
つまずいてほしくない。

その思いで、
将棋の勉強法がわかる動画を
プレゼントしています。

初心者でもカンタン!
1日10分のスキマ時間で
確実に将棋が上達する方法

ぜひお役立てください↓

この記事を書いている人 - WRITER -
梅澤 浩太郎
将棋講師。棋力はアマ四段。 インターネット上で将棋を教われるサイト、将棋マッチを開設・運営しています。 1987年12月生まれ。群馬県在住。 このブログでは自分でイラストを描きつつ情報発信中。叡王戦を支援しています。 将棋を始めたころからずっと、一番好きな棋士は藤井猛九段。 海外旅行が好きで旅行記も書いています。

Copyright© コタローノート , 2019 All Rights Reserved.