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LPSAの将棋の教え方講座と講習会に参加、その3つの内容

 
LPSAの将棋の教え方講座と講習会
この記事を書いている人 - WRITER -
梅澤 浩太郎
将棋講師。棋力はアマ四段。 インターネット上で将棋を教われるサイト、将棋マッチを開設・運営しています。 1987年12月生まれ。群馬県在住。 このブログでは自分でイラストを描きつつ情報発信中。叡王戦を支援しています。 将棋を始めたころからずっと、一番好きな棋士は藤井猛九段。 海外旅行が好きで旅行記も書いています。

LPSAの将棋の教え方講座と講習会

昨日は将棋の指導者向けのイベントに
参加してきました。

日本女子プロ将棋協会(LPSA)が
開催するイベントで、
とても勉強になる有意義な時間でした。

どんな内容だったのか、
自分の復習もかねて
ご紹介します。

LPSA主催の講座と講習会

このイベントの正式名称は
「LPSA将棋の優しい教え方講座
・インストラクター講習会」

LPSAが将棋の指導をする人向けに
開催するイベントです。

LPSA公認インストラクターの方々が
集まる場としても貴重で、
私は「将棋マッチ」の宣伝も兼ねて
参加してきました。

場所は東京・田町駅近くの
公共施設の会議室で、
時間は全部で3時間ほど。

参加者は十数人でした。

内容は「3本立て」だったので、
順番に詳しく紹介します。

 

こちらのイベントの公式ページはこちら↓

内容①将棋の教え方講座

まず最初の内容は、
LPSA将棋の優しい教え方講座
「0から始めて60分で将棋が指せるまで」

LPSA公認インストラクターの
前田仁美さんが
講師としてお話してくださいました。

 

ルールすら知らない
小学1年生〜3年生の子ども

将棋を教えるとしたら
どんな教え方をするか、
というのがテーマ。

限られた時間の中で
何をどいういう順番で教えるのが
効果的なのか、
ルールから教える経験が
ほとんどない自分には
想像するしかない状況です。

でも、
それがとても大変であろうことは
予想がつきます。

講師の前田さんは、
ルールを知らない子どもに
実際に教えてきたた経験が豊富です。

その前田さんが語る指導法は
私にとってはすごく新鮮で、
同時に説得力がありました。

 

将棋を覚える「最初の一歩」というのは
指導がとても難しい分野だと思います。

はじめから将棋に興味あって
やる気いっぱいの子どもばかりなら
まだ楽なのですが、
そうではない子どももいます。

そうした子どもの関心をうまく引きながら、
いかに将棋のことを知ってもらえるか。

指導をする立場だとどうしても
「教え方」ばかりを
気にしてしまいがちです。

しかし、この講義の中で
一番印象的だったのは
「コミュニケーションを取る
楽しさを共有するのが大事」

という部分。

将棋の知識をいかに教え込むかというのは
指導する側の勝手な都合でしかなくて、
子どもとって大事なのは「楽しむこと」

こういう視点を
教える側は忘れがちだなと
自分のことを振り返って反省しました。

特に自分が将棋が強い指導者ほど
「子どもを上達させること」
ばかりに気をとられがちなので、
注意が必要ですね。

 

また、前田さんが書いた
将棋テキストもいただきました。

冒頭の写真のものです。

これを読んでさらに勉強します。

内容②将棋の歴史クイズ

2つ目のイベント内容は、
LPSAインストラクター講習会
「実はこんなにすごい日本の将棋」

講師は読売新聞記者の西條耕一さん。

竜王戦の担当記者で、
将棋界では有名人です。

さらにアシスタントとして
元女流棋士の中倉彰子さんも加わり、
お二人で進行されていました。

 

面白かったのが、
3択のクイズを出しながら
お話が進められたこと。

全15問のクイズが出題され、
そのたびに参加者は手元の3色のカードを掲げて
回答をします。

そして、答え合わせをしながら
西條さんがその問題にまつわるお話をする、
という流れでした。

話を一方的に聞くだけでなく
参加者も参加するので、
お話への集中力がずっと続きました

それにクイズのたびに
自分で頭を使って考えて回答するので、
正解でも間違いでも
西條さんの解説の話に自然と興味がわきます

とても素晴らしい
講習会のやり方だなと感心しました。

 

クイズの設問のバランスもよくて、
将棋が発祥したころ、
江戸時代の家元制度、
昭和の実力制名人、
時代を追いながら
将棋の歴史が学べる
ように
構成されていました。

西條さんの解説は
まったくよどみがなく、
その博識ぶりはすごかったです。

内容③指導法の意見交換会

3本立ての最後の内容は、
「対象別で指導法に違いはあるか。
気をつけるポイントは?」

というテーマでの意見交換会。

十数名の参加者が
4つのグループに別れ、
さらにそれぞれに女流棋士の方が
加わりました。

そしてグループごとに話し合って、
最後に各グループの代表者が
どんな意見が出たかを発表する、
という流れでした。

 

「対象別の指導法」
ということですが、
どういった対象に分けて考えるかというのは
グループごとに自由。

子どもか大人か、
男性か女性か、
初心者か強い人か、
などの意見が出ていました。

 

私のグループでは
大人の男性と女性の違い
について議論が盛り上がりました。

男性であれ女性であれ、
将棋を楽しむには
仲間づくりが大事

全体の中の割合としては
女性は少ないのですが、
教室などで知り合うと
すぐに仲良くなって
仲間ができる傾向があります。

一方の男性は、
仲間を作るのが苦手。

特に将棋に負けてばかりだと嫌になって、
教室などにも来なくなってしまいます。

男性は勝敗にこだわる傾向があるので、
同じぐらいの強さの人がいて
勝ったり負けたりする環境だと
仲間づくりもしやすい、
といった話が出ました。

 

ふだんから将棋教室で
教えている方々の意見には
私が考えていなかったことが多くあり
とても勉強になりました。

将棋マッチの講師募集

イベントの最後の方には、
私が運営する「将棋マッチ」
宣伝をする時間も少しいただきました。

これがどういうサービスで
私がどういう思いで運営しているのか
というお話をして、
登録してくれる講師を募集。

LPSAには
「将棋マッチ」に関する資料を
受付で配ってもらうという
ご協力もいただきました。

おかげで何名かの方が
興味を持ってくださり、
つながりを持つことができました。

 

「3本立て」の内容で
自分が将棋を教える際の勉強になったうえ、
「将棋マッチ」の講師募集までできたのです。

自分にとっては
とても実りのあるイベントとなりました。

 

「将棋マッチ」のサイトはこちらです↓

まとめ

今回の将棋の指導者向けの
LPSAイベント。

内容は以下の3つでした。

①将棋の教え方講座
②将棋の歴史クイズ
③指導法の意見交換会

 

どれも私にとっては新鮮で、
すごく勉強になりました。

今回学んだことを活かして、
自分の将棋の教え方を
改善していきます。

 

 

 

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梅澤 浩太郎
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