梅澤浩太郎のブログ。

将棋を観戦して上達する!3ステップの観戦のやり方

 
将棋の観戦で上達する3ステップ
この記事を書いている人 - WRITER -
梅澤 浩太郎
1987年12月生まれ。群馬県在住。「スキルを進化させつづける人になる」を目標・理念として活動中。私の過去の経験や学んだことをまとめた電子書籍「失敗しない思考法」を今だけ無料でプレゼント中。「将棋マッチ」にて、将棋を教える仕事もしています。

将棋の観戦で上達する3ステップ

将棋を観戦するのは、とても楽しいですよね。アベマTVなどのおかげで、ほぼ毎日のようにプロ棋士の真剣勝負を観戦することができます。

その一方で、「どうせ観戦をするなら、同時に将棋を上達できたらいいな」と考えたことはありませんか?
アマ四段の私はこれをマジメに考えて、効果的な観戦のやり方を編み出しました。3ステップで観戦するだけで将棋の上達の効果がグンと上がるので、そのやり方を紹介します。

3ステップを最初に書いておくと、以下の通りです。

①自分なりのテーマを決める
②解説を聞きつつ、自分ならどう指すか考える
③一局のうち一手だけ自分のものにする

動画観戦と棋譜観戦

まず、将棋の観戦について整理してみます。観戦には大きくわけて、動画観戦と棋譜観戦があります。

 

動画観戦は、テレビやアベマTV、YouTube動画などでできます。

対局中の棋士の様子を映像で見られるのが、最大の魅力です。生中継であれば、勝負がどうなるかわからないハラハラドキドキ感もあり、スポーツ中継のように楽しめます。

将棋の内容以外にも楽しみがたくさんあります。たとえばタイトル戦の中継の場合、解説の棋士の話、おやつや食事の話題、現地からのレポートなどなど。長時間の番組でも飽きることがありません。

また、動画だと大盤での解説がある場合も多いので、解説が理解しやすいというのもいいところです。

 

一方で棋譜観戦では、盤上での将棋の指し手だけを観戦します。

見るのは棋戦のWebサイトや「将棋連盟モバイル」のスマホアプリです。動画と違って対局者の様子はわかりにくいです。とはいえ、「中継ブログ」を見れば、対局者や控室の様子を写真で見ることもできるので、十分に楽しめます。

棋譜には指し手ごとに解説が付くのですが、文字を自分で読んで理解していくことになります。なので、初心者が活用するには、ちょっとレベルが高めです。

棋譜観戦のメリットもあって、それは「自由に手を進めたり戻したりできる」ということ。過去の局面にすぐに戻れるので、解説文を読めばわかる実力者にとっては、棋譜観戦の方が便利な面があります。また、動画のようにずっと見ていなくても棋譜はスキマ時間でもチェックできるので、忙しいときには最適です。

 

このように、動画観戦と棋譜観戦にはそれぞれ良さがあるので、自分の好みや状況によって使い分けましょう。

「観る将」は観戦で上達できる

将棋が好きな人の中には、自分で対局することはないけれど観戦することは好きだ、という人もいます。そういった将棋ファンは「観る将棋ファン」略して「観る将」と呼ばれています。

べつに将棋が強くなくても、将棋の観戦は楽しいもの。推しの棋士を応援していると、自分が将棋を指しているかのようにアツくなれます。

 

将棋ファンの中の「観る将」の割合はどんどん増えていっている実感があります。将棋に興味を持ってくれる人が増えているのは、本当に喜ばしいことです。

そして、「観る将」の人の中には、「できれば自分でも将棋を指せるようになりたい」という人もいます。そういう人は、ぜひ将棋の観戦を楽しみつつ、将棋を上達していってもらいたいところです。

 

ただ、観戦するときにぼーっと見ているだけだと、将棋は強くはなりません。上達につなげるためにはちょっと工夫をするといいですよ。

3ステップの観戦のやり方

観戦を楽しみながら将棋を上達してくために、3ステップの観戦のやり方を紹介します。これは動画観戦でも棋譜観戦でも、どちらでもできます。ぜひ、将棋を観戦するときに試してみてください。それだけで将棋が上達していくはずです。

①自分なりのテーマを決める

まずは対局開始前。観戦の目的は推しの棋士を応援することかもしれませんが、「観戦を上達にむすびつけよう!」ということにも意識を向けます。

そして、観戦をはじめる前に「今日は観戦しながらこういうことを勉強しよう」とテーマを決めましょう。たとえばこんな感じです。

 

・序盤の駒組みでは、どんなことを考えればいいんだろう?
・形勢が苦しくなったら、どう粘ればいいんだろう?
・桂馬でうまく攻めるには、どう指せばいいんだろう?
・形勢判断ではどういうことを考えるんだろう?

 

こうしてテーマを決めておくと、それだけで将棋を見る目が変わります。ぼーっと見るのではなくて、ほしい情報を探すようになるのです。テーマを考えることで、上達するためには何を鍛えればいいのか、ということを意識するきっかけにもなります。

長時間の対局の場合は、全体の中の一部しか見られないことも多いでしょう。たとえば対局の最後の方しか見られない、など。そんなときは「終盤の玉の守り方を学ぼう」といったように、見られる部分から学べそうなテーマを考えるといいです。

 

「テーマなんて思いつかない!」というときは、観戦中に解説を聞いてテーマになりそうなことを探しましょう。そうして探す気持ちを持っているだけでも、観戦への意識が変わって学べることが多くなるので、上達に効果があります。

②解説を聞きつつ、自分ならどう指すか考える

次に対局中。観戦で上達していくためには、解説が頼りになります。解説には囲いや手筋などの情報が盛り込まれているので、マジメに聞くだけでどんどん知識が増えていくはずです。

解説の棋士が話すことからは、将棋が強い人がどんなことを考えているのかを勉強できます。初心者のうちは解説をぜんぶ理解することはできないと思います。でも、わかる範囲だけでも理解しようとしていくいうちに、だんだんと話についていけるようになっていきます。

解説を聞くときは、ステップ①で自分が決めたテーマを頭においておきましょう。そして、テーマに関係ある話は、特に真剣に聞くようにします。そうすると集中力にメリハリがついて、勉強の効率が上がります。

 

そして、解説を聞きつつ、「自分ならどう指そうか」というのを考えるといいです。

対局者になったつもりで、真剣に考えてみます。まだ初心者でそれが難しいときは、解説の棋士が「次の手はAかBのどちらかだと思います」というのを聞いてから、どちらが良さそうか考えてみましょう。

そんなふうに観戦すると、つねに「次の一手問題」を解いているのと同じなので、上達にすごく役に立ちます。自分なりに次の一手を予想しながら見ることで、解説が頭に残りやすくなります。

 

考えた手が正解か不正解かはあまり関係がなくて、自分で考えるということにすごく価値があるのです。これができるだけで観戦しながらの成長の大きさがものすごく変わってくるので、ぜひやってみましょう。

③一局のうちで一手だけ自分のものにする

最後に対局後。一局が終わったら「あー、おもしろかった!」というだけで終わってしまっては、もったいないです。上達するためには「一局のうちで一手だけ自分のものにする」ということを意識してみましょう。

 

記憶が残っているうちに、一局の将棋をはじめから思い返してみます。カンペキに覚えていないのは当たり前なので、なんとなくでいいです。

そして、「この手はすごかったな」「この手は勉強になったな」という手を思い浮かべてみます。すごい手がわからないときは、解説の棋士の興奮していたすごそうな手でもいいです。対局前に決めた自分のテーマに沿った手で印象に残った手があれば最高ですが、関係ない他の手でもかまいません。

「この手はすごかった、勉強になった」という手が思いうかんだら、その手だけは覚えておいて、自分の対局に活かせるようにします。将棋を指すことをつづけていると、その手と同じような手を指すチャンスが必ずくるもの。そのときに使えるように、自分の中に準備しておきましょう。

そうして使える手を増やすことが、「将棋を上達する」ということなのです。

 

覚えるのを一手だけにするのは、一局全体をぼんやりととらえているだけだと印象が薄すぎて、けっきょく何も自分の中に残らないから。注意力にメリハリをつけて一手だけ意識を集中することで、記憶に残すのです。

あれこれ学ぼうとよくばると全部忘れてしまうので、ひとつに絞りましょう。

 

そうして決めた「この一手」は、言葉にしてメモして残しておくといいです。手帳にでもスマホのメモアプリにでも、何でもかまいません。

あとで見返したときに思い出せそうな書き方をしておくといいですね。対局者の名前と「△3一銀」と符号を書いてもいいですし、「飛車取りを受けずに王手角取りに桂馬を打った手」とかでもいいです。そうして自分の外に形に出すことで、自分の中に残りやすくなります。

 

観戦したあとに覚えておきたい一手を決める、というクセがつくと、観戦中からそういう手を探すようになります。すると観戦の真剣さがアップするので、自然と学べることが多くなりますよ。

まとめ

3ステップの観戦のやり方
①自分なりのテーマを決める
②解説を聞きつつ、自分ならどう指すか考える
③一局のうち一手だけ自分のものにする

 

これらを実践すれば、将棋の上達にものすごく効果があります。ぼーっと観戦しているだけの場合とは、圧倒的な差がついていくでしょう。

ぜひ試してみてください。

 

 

 

—————————

私の10年以上にわたる体験と学びを
一冊の電子書籍にまとめ、
今なら無料でプレゼントしています。

感想がどんどん届いており、
「読みやすくてためになる」
「この書籍に出会えてよかった!」
など、大好評です。

もし興味があれば
チェックしてみてください。

無料で電子書籍を読んでみる

メールアドレスを入力するだけで
無料ですぐに受け取れます。

この記事を書いている人 - WRITER -
梅澤 浩太郎
1987年12月生まれ。群馬県在住。「スキルを進化させつづける人になる」を目標・理念として活動中。私の過去の経験や学んだことをまとめた電子書籍「失敗しない思考法」を今だけ無料でプレゼント中。「将棋マッチ」にて、将棋を教える仕事もしています。

Copyright© コタローノート , 2020 All Rights Reserved.