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「イシューからはじめよ」の書評・感想~何に取り組むかが大事~

 
「イシューからはじめよ」の書評・感想
この記事を書いている人 - WRITER -
梅澤 浩太郎
将棋講師。棋力はアマ四段。 インターネット上で将棋を教われるサイト、将棋マッチを開設・運営しています。 1987年12月生まれ。群馬県在住。 このブログでは自分でイラストを描きつつ情報発信中。叡王戦を支援しています。 将棋を始めたころからずっと、一番好きな棋士は藤井猛九段。 海外旅行が好きで旅行記も書いています。

「イシューからはじめよ」の書評・感想

「イシューからはじめよ」
を読みました。

この本の一番のメッセージは、
「何の問題を解決するのかを決めることが
最も大事である」
ということ。

何かを行うときに一番最初にある
テーマの設定でつまずくと、
その後でいくらがんばっても
ムダになってしまうのです。

とても素晴らしい本だったので、
書評と感想を書きました。

どの問題を解決するべきなのか

「イシューからはじめよ」
はこちらです↓

 

本書のタイトルにもある
「イシュー」とは、
「まだ決着がついていないが
それを解決すれば大きな影響がある
根本的な問題」

問題を解決しようとする前に、
そもそもイシューを
きちんと設定することが重要だと
いうのがこの本の主張です。

まずイシューを正しく設定し、
そのうえで仮説を立てて、
結論にいたるストーリーの流れまでを
いったん決めてしまう。

そうしてからはじめて、
実際に情報を集めたり分析をしたり
といったことに取りかる。

そうすることで
最短の時間と最小の労力で
大きな成果が得られる、
としています。

 

たしかに、
問題が起こったときには
とりあえずなんとかしようと
何かをはじめてしまうことが、
私も多いです。

そしてその結果、
あまり意味がないことに
時間を費やしてしまい、
問題の解決には
いっこうにつながらなかったりします。

最初は何もわからない状態なので
仮説やストーリーを作るのは難しく
だからまずはともかく
情報収集を始めてしまいがち。

そういった実際の作業をする前が大事
というのは、
言われてみれば当然で納得しました。

 

私が会社に勤めていたときは、
製品の性能評価試験を
よくやっていました。

試験をスムーズに行うために
必要なサンプルや機材を用意したり、
試験に必要な場所を確保したり、
作業者の予定を組んだり。

そういった事前準備がしっかりしていないと
試験がうまく進められないことは、
私も経験上よくわかっています。

ただ、
実物のモノや人がかかわってこない
漠然とした問題となると、
こうした事前準備が
おろそかになっていたことに、
本書を読んで気付きました。

むしろ戦略を立てたりする
知的な活動をするときこそ、
「とりかかる前」に
注意を向けないといけない
のですね。

 

著者の安宅和人氏の経歴も面白いです。

企業のコンサルタントとして活躍した後、
今は会社の経営にかかわっているのですが、
脳神経科学の博士でもあるのです。

本書の中でも
人がものごとをどう知覚するかという
脳神経系の観点から
語っている部分があります。

そういったものは
他の本では見たことがなく、
本書独特の価値だと感じました。

その話がとても興味深かったので、
なんならその話だけで
一冊の本を書いてほしいと
私は思ったくらいです。

コンサルトらしいクセのある言葉

この本はいかにもコンサルタントの人、
特にマッキンゼー出身の人が
書いたという感じがします。

使う言葉にやたらカタカナが多くて、
クセがあるのです。

タイトルの「イシュー」がからしてそうですし、
「バリュー」「ドリブン」「マトリクス」
といった「それっぽい」カタカナ言葉が
次から次へと出てきます。

そのため、
そうした用語に慣れていないと
読みこなすのは大変かもしれません。

 

また、本書は
企業に対してプレゼンテーションをしたり、
研究の論文を書いたり
することを
想定して書かれています。

そういった仕事や研究をしている人であれば
本書の内容をそのまま使えますが、
私もふくめて
そうした立場ではない人は多いでしょう。

書いてある内容は本質的な内容なので
他のことにも応用はできるのですが、
あまり自分には関係のない話題も出てきます。

なので、
「難しいことを言っているわりに
自分には関係がない」
と思う部分は、
どんどん読み飛ばした方がいいですね。

まじめに読んでいても、しんどいだけなので。

私自身、
この本で特に重要だと思う部分を
チェックしながら読み進めていたのですが、
最後の4分の1程度は
チェックする箇所がなかったです。

イシューを自分で設定する立場

私が会社員として働いていたときには、
課題というのは上司やお客さんから
与えられるものでした。

「イシューを設定する」
という部分は
他人任せだったわけです。

これは私に限らず、
サラリーマンとして働いていれば、
同じ人は多いかと思います。

 

それが私は今では
自分でビジネスをやっているので、
イシューは自分で決めないといけません。

それにもかかわらず、
この本を読むまでは
「そもそも何の問題を解決するのか」
という部分に意識が向いていなかったので、
これがいいきっかけになりました。

ちょうど新しいことに
挑戦しようとしていたので、
このタイミングで
この本に出会えたのはラッキー。

あやうくイシューの設定をおろそかにして
いきなり作業を
はじめてしまうところだったので、
それをいったんやめて、
イシューを考えなおしています。

 

会社員のころとは違い、
上司から指図されることがなくて
気楽な一方で、
すべてが自己責任です。

自分にお金を払ってくれる
お客さんのことを考えて、
お客さんに大きな良い影響を得られる
イシューを設定できれば、
ビジネスの成功に大きく近づくはず。

自分のアタマでがんばって考えます。

まとめ

「イシューからはじめよ」は、
「そもそも何に取り組むのかを
決めることが大事だ」
ということを学べる本です。

私はビジネスをしており、
イシューの設定を
自分でやらなければいけない立場。

本書に書かれていることを
すぐに実践して、
本当にやるべきことを
見極めていくつもりです。

 

 

 

 

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