パリのホステルの宿泊者の特徴と、交流が不足した理由~パリ旅行記22~

パリのホステルでは、
宿泊者が他の国のホステルとは
違っているなと感じる部分がありました。
また、ホステルに泊まる際には
私は他の宿泊者と交流して
仲良くなろうと心がけているのですが、
今回は交流が不足して
うまくいかなかったのです。
改めて振り返ってみると、
宿泊者の特徴と交流不足になった理由には
重なる部分があることに気付きました。
ホステルの宿泊者の特徴
私は過去ににいくつかの国で
ホステルを利用してきているので、
ホステルががどういうものかは
わかっているつもりでした。
ですが、今回泊まったパリのホステル
「Le d’Artagnan(ル・ダルタニャン)」には
今までのところとは違うところもあって、
けっこう驚きました。
自分にとって意外だった特徴は、
3つあります。
特徴①英語が通じない人が多い
まず、宿泊者には英語を話さない人が
多くいることは意外に感じました。
私が他の国のホステルで出会った人は、
みなさん英語は多少なりともできる人達
ばかりだったので。
英語を話さない人達と
なんとかコミュニケーションをとってみると、
出身国に共通点があることがわかってきました。
その共通点とは、
「フランスの旧植民地」
であること。
具体的には、
ギニア、マダガスカル、モロッコなどの
アフリカの国々の出身の人達だったのです。
それらの国の中では、
今でもフランス語が広く使われています。
ですので、フランスを旅行するときにも、
言葉の壁を感じずに快適に過ごせます。
そうなると、英語をわざわざ覚える必要もないので、
英語を話さない人が多かったんですね。
こうした人達が多くフランスを訪れているのを見ると、
やはり旧植民地と旧宗主国には、
現代でも特別なつながりがあるんだなと
改めて実感しました。
特徴②国内から来た人が多い
外国から来た人ばかりではなく、
フランスの地方からパリにやってきた人も
宿泊者の中に多かったです。
パリ市内でホテル泊まると高いので、
安いホステルを利用しているようです。
私が他の国で泊まったホステルでは、
同じ部屋になったのは
外国人旅行者ばかりでした。
ですので、国内の旅行者が泊まっているのは
新鮮に感じました。
特徴③小学生が集団で宿泊
このホステルには
小学生が集団で泊まっていたのも
面白かったですね。
日本で言えば修学旅行のような、
小学校の学校行事なのだと思います。
ほぼ毎日のように、
大型バスに乗って子どもたちが
わんさかやってきました。
食堂にいくと大勢の子どもがいて
騒々しいのですが、
楽しそうだなとほほえましく見ていました。
ホステルに小学生が宿泊するのを
見ること自体が初めてだったので、
私には大きな驚きでした。
宿泊者との交流が不足した理由
ホステルに泊まったら、
同室の人と色々な話をして
仲良くなるのが楽しみです。
仲良くなったら
一緒に食事をしたり
観光地に行ったりします。
ホステルに泊まる人は
気ままな一人旅の人が多いので、
そういう楽しみ方ができるんですね。
詳しいことはこちらの記事に書きました↓
ただ、今回のフランスのホステルでは、
そうした楽しみ方が
あまりできませんでした。
一人旅の人ばかりだったのは
予想通りだったのですが、
他の部分で誤算があったのです。
他の宿泊者との交流が不足してしまった理由を
改めて考えてみると、
大きく3つの要因が思い浮かびました。
理由①英語が通じない
まず、英語があまり通じない人が多いことは、
交流を深めるには大きな障害になりました。
英語をあまり話さない人とは、
あいさつと自己紹介ぐらいはできるのですが、
それ以上のつっこんだ話は難しかったのです。
みなさんフレンドリーに接してくれたので
ありがたかったのですが、
言葉が通じないのはやはり大変です。
理由②同室の人が意外と少なかった
同室となった人の数が少なかったことも、
交流が不足した要因としてあります。
今回、私が宿泊したのは9人部屋で、
旅行前に私が予想していたことは
こちらの記事に書きました↓
9人がフルに泊まれば、
自然とたくさんの交流が
生まれると思っていたのですが、
実際には9人が同じ部屋に泊まることは
一度もありませんでした。
それどころか、定員の半分以下の
3人とか4人の日が多かった。
そもそも人がいなければ、
交流のしようもなかったわけです。
理由③活動時間が合わなかった
そして、これが最大の理由かと思います。
同室の人と私とでは、
活動する時間が合わなかったのです。
私の活動は「昼型」。
つまり、観光施設が開館する時間に合わせて
朝は早めに出発し、
閉館した夕方にはホステルに帰って早めに寝る、
という行動パターンです。
それに対して、
他の同室の人達の活動は「夜型」。
夜遅くに部屋に帰ってきて朝は遅くまで寝ている、
というパターンの人が多かったです。
新しく部屋に入る人も
夜遅くにチェックインする人が多くて、
「はじめまして」のあいさつのタイミングを逃すことが
何度もありました。
夜遅くにチェックインした人がいると
こんな感じになります。
ぐっすり寝ていてびっくり。
↓
その人を起こさないように観光に出発。
↓
夕方に部屋に戻ってくると
その人はまだ部屋に戻ってきていない
↓
私が寝るまでの間にも戻ってこなくて、
あいさつする機会がない
↓
1日か2日経つと、
その人はチェックアウトしていなくなってしまう
これでは、ろくに顔を合わせないので、
交流もできません。
このように、今回宿泊した
パリのホステルには
私の過去の経験にはない特徴がありました。
英語が通じないという点は
交流が不足する直接の原因にもなっており、
自分にとっては不運でした。
ですがそんな中でも、
私が交流を深められた宿泊者も
少数ながらいたのです。
次回は、そのことについて書きます。
ホステルについての他の記事はこちら↓
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こちらにまとめてあります↓
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