藤井聡太七段vs都成竜馬五段、C級1組順位戦最終局の情報まとめ

藤井聡太七段vs都成竜馬五段、C級1組順位戦最終局

藤井聡太七段と
都成竜馬五段の対局。

C級1組順位戦の最終局で、
藤井七段が昇級できるかに
注目が集まっていました。

結果、藤井七段は
対局には勝ったものの、
競争相手も勝利したため
昇級は実現せず。

一局の流れなど
対局の情報のまとめです。

対局の情報まとめ

2019年3月5日
第77期順位戦 C級1組 11回戦
藤井聡太七段 vs 都成竜馬五段(先手)
関西将棋会館4階「水無瀬の間」
持ち時間:各6時間(チェスクロック使用)
開始 10:00
終局 23:14
126手まで 藤井七段の勝ち
消費時間
藤井:5時間46分
都成:6時間0分

昼食
藤井:天とじ丼と温かいうどん(天カス抜き)(やまがそば)
都成:チキンステーキ&白身魚フライ盛り合せ(イレブン)

夕食
藤井:バターライス(マッシュルーム抜き)(イレブン)
都成:バターライス(イレブン)

藤井七段は
関西将棋会館での対局では
「バターライス」
注文することが多く、
お気に入りのようです。

チャーハンのような一品で、
エビなどの具材が
入っている料理。

「バターライス」は
「イレブン」というお店が
提供しています。

「イレブン」は
関西将棋会館の建物の
1階に入っているレストランで、
棋士にはおなじみです。

藤井聡太七段と都成竜馬五段

世間からの注目度が高い
藤井聡太七段。

ここまで今期の順位戦は
8勝1敗で、
この対局に勝てば
昇級の可能性があります。

藤井七段は昨年度、
初参加の順位戦で
C級2組で10勝0敗と
圧倒的な強さを見せて
いきなり昇級。

ひとつ上のクラスである
C級1組に
やってきました。

今期も昇級すれば
2年連続昇級となります。

対する都成竜馬五段は
ここまで5勝4敗。

プロデビュー前に
「新人王戦」という
プロ棋士も多く参加する棋戦で
優勝しており、
C級1組の中でも実力者。

イケメン棋士としても
知られており、
女性ファンも多いです。

ただ、藤井七段との
過去の対戦成績は
4戦して全敗

都成五段は
この対局に勝っても
今期の昇級や降級には
関係ありませんが、
ここで藤井七段に
1勝を返しておきたい
ところでしょう。

一局の流れ:藤井七段の快勝

順位戦なので
対局の先手後手は
あらかじめ決まっており、
都成五段の先手で
対局開始。

都成五段は
得意の「先手中飛車」
構えました。

いかにも藤井七段との
対局に備えて
用意してきたという
感じのする
珍しい陣形から、
積極的に
仕掛けていきます。

対して藤井七段は
ごく自然な駒組み

戦いが起こっても
無理のない対応を
続けていきます。

そのうちに、
いつのまにか
藤井七段が優勢に。

都成五段の仕掛けに
無理があった
ようで、
都成五段としては
「策士、策におぼれる」
という展開に
なってしまいました。

優勢になってからの
藤井七段の指し手は
さえわたり、
着実に
差を広げていきます

都成五段も
必死に抵抗して
粘ったものの、
形勢の差は
縮まりません。

藤井七段が
最後の攻めに入ると、
あっという間に
都成五段の玉を
寄せきりました。

23時14分に
126手で藤井七段の
快勝
です。

これで藤井七段の成績は
9勝1敗

他の対局の結果しだいで
昇級できる状況に
持ち込みました。

C級1組からの昇級争い

ただ実は、
藤井七段の対局が
終わった時点で、
藤井七段は
昇級できない
ことが
決まっていました。

昇級を争う棋士が
すでに勝利を
決めていたからです。

昇級となった
棋士の一人が、
藤井七段の師匠である
杉本昌隆八段。

勝利後のインタビューでは、
自身の昇級を喜びつつも
藤井七段が
昇級できなかったことを
残念に思うという、
複雑な心境
語っていました。

今回、
8勝1敗が4人いる状態で
戦われた一斉対局。

結局、昇級を争う
4人が全員勝ち
9勝1敗で
4人が並ぶ結果と
なりました。

同じ勝敗数で
複数人が並んだ場合は、
「前期の順位」によって
昇級する2人が
決めらます。

その結果、
近藤誠也五段と
杉本昌隆八段

B級2組に
昇級となったのです。

藤井七段は順位が
4人の中で一番下なので、
今期の順位は4位となり、
昇級には
届きませんでした。

私が良かったなと
思ったのが、
藤井七段は4位だったので、
杉本八段の結果に関わらず
昇級できなかった
こと。

「師匠が勝ったせいで
弟子が昇級できなかった」
という状況になったのでは、
杉本八段にとっても
心苦しいでしょうから。

順位戦の昇級の
ルールについては、
こちらの記事に
詳しく書いています↓

ニコニコ生放送

解説者:
橋本崇載八段
聞き手:
長谷川優貴女流二段
メールテーマ:
「あなたに影響を与えてくれた人」

橋本崇載八段は、
ニコニコ生放送の番組に
解説者として
出演するのは初めて。

橋本八段といえば
将棋ソフトが大嫌いなことが
知られています。

ニコニコ生放送に
出演する機会が
少ないことには、
橋本八段のソフト嫌いが
影響している
のかもしれません。

ニコニコ生放送の
対局中継の際には、
普段は将棋ソフトの評価値が
活用されています。

ですがこの日は、
橋本八段は
ソフトの評価値に
言及することは
一切ありませんでした。

やはり評価値は嫌い
なのだなということが
わかりましたし、
自分のやり方を
貫くところが
橋本八段らしいなと
感じました。

ニコニコ生放送での
ソフトの評価値については
こちらの記事に
詳しく書いています↓

また、橋本八段が
同年代の棋士について
語っていたのが
興味深かったです。

阿久津主税八段、松尾歩八段、
山崎隆之八段と自分で
「残念四天王」だ、
と語っていました。

4人合わせても
タイトル獲得が
ひとつもないことを、
気にしている
様子でした。

この4棋士については
私も1月に記事に
書いたところ。

橋本八段も私と同じように
4人をひとつの
まとまりとしてとらえ、
思うような実績を
残せていないことを
悔しがっている
ことが
わかりました。

こちらの記事も
合わせてどうぞ↓

アベマTV

解説者:
中川大輔八段
戸辺誠七段
西川和宏六段
三枚堂達也六段
西田拓也四段
杉本和陽四段
聞き手:
山口絵理子女流二段
石本さくら女流初段
武富礼衣女流初段

アベマTVの番組では、
「最終四局同時生中継!」
という姿勢で
放送していました。

藤井七段の対局以外にも、
昇級を争う4人の対局を
順番に解説。

昇級が誰になるのか
というのを確認するのには、
とてもありがたかったです。

まとめ

藤井七段の今期順位戦の
最終局について書きました。

藤井七段は
C級1組からの昇級が
期待されていましたが、
今期では
実現しませんでした。

9勝1敗でも
昇級できないという、
順位戦の厳しさが
表れた形です。

来期こそは必ずと、
藤井七段は
思っているところでしょう。

来期の藤井七段の
順位戦での戦いぶりに
注目です。

藤井聡太七段の記事は
こちらにまとめてあるので、
合わせてどうぞ↓

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