藤井聡太七段vs増田康宏六段、C級1組順位戦の情報まとめ

藤井聡太七段vs増田康宏六段

藤井聡太七段vs増田康宏六段。

因縁のある両者の公式戦3度目の
対局ということで注目の一局でしたが、
結果は藤井七段の快勝。

将棋の流れ、昼食と夕食、
ニコニコ生放送とアベマTVの情報などを
まとめてお伝えします。

対局の情報まとめ

2018年11月20日
第77期順位戦 7回戦
藤井聡太七段vs増田康宏六段(先手)
持ち時間:各6時間
開始 10:00
終局 19:00
78手まで 藤井七段の勝ち
消費時間
藤井:4時間18分
増田:3時間21分

昼食
藤井:玉子チャーハン(紫金飯店)
増田:カツカレー(ほそ島や)
夕食
藤井:とろろせいろそば(ほそ島や)
増田:肉豆腐定食(みろく庵)

藤井七段と増田六段には因縁があります。

藤井七段がデビューから負けなしで
注目されていたときのこと。

新記録の29連勝を打ち立てたとき、
その29連勝目の相手が増田六段だったのです。

そのときの報道陣はものすごい数で、
この注目された舞台で負けたことは、
増田六段としては本当に悔しかったでしょう。

さらにその前には、公式戦ではありませんが
アベマTVの企画「藤井聡太四段 炎の七番勝負」の
最初の対戦相手として増田四段(当時)が登場し、
藤井四段が勝っています。

ただ、増田六段もやられっぱなしでは
ありませんでした。

ちょうど1年後、「29連勝」のときと同じ
竜王戦の決勝トーナメントで、
今度は増田六段が藤井七段に勝ったのです。

そんな因縁のある二人の、
3回目の対戦が本局です。

結果としては、藤井七段の勝ち。

これで藤井七段は今期の順位戦は6連勝。

順位戦の残りは4局ですが、昇級にまた一歩近づきました。

藤井七段はデビューから順位戦負けなしで、
前期から数えてこれで16連勝

本当にすごいことで、どこまで連勝が続くでしょうか。

ちなみにこの日、
藤井七段は「カゼ気味」ということで
マスクを着用していました。

発熱はないようですが、
対局でカゼが悪化しないか心配です。

増田六段はこれで今期順位戦は3勝3敗。

新人王戦で優勝するなど
活躍している増田六段にしては、
C級1組でこんなに負けるのは意外な感じ。

今年度の順位戦は不調のようです。

序盤の作戦選択と一局の流れ

本局は序盤が面白かったです。

なんと、先手の増田六段が「中飛車」にしたのです。

増田六段が振り飛車を指したのは、
これが公式戦で初めて。

藤井七段も驚いたのではないでしょうか。

中飛車に決まるまでにはこんな駆け引きがありました。

増田六段が得意の「雁木」を目指す

藤井七段は「雁木」を警戒した駒組み

増田六段はそれを見て「雁木」をやめて中飛車に

藤井七段は早めに△4二銀としていたので、
対振り飛車の囲いに組みにくいと思ったのですが、
むしろその4二銀の形を利用して
こういう囲いにしていました↓

最近、プロが採用するようになった囲いで、
ソフトがよく指す形のようです。

私は見たことがない形だったので驚きましたが、
たしかに強そうな形です。

駒組みが終わった後は
増田六段が積極的に攻めていたのですが、
藤井七段に的確に反撃されて、
徐々に藤井七段のペースに。

そこからは一気に差を広げて、
藤井七段の快勝となりました。

終局は夕食休憩が終わって間もない9時ちょうどで、
順位戦にしてはかなり早いです。

「この二人の対戦なら
深夜まで続く熱戦になるだろう」
と予想していたので、
あっけなく決着がついて拍子抜け。

増田六段にとっては慣れない振飛車で、
感覚がつかめなかったというのが
理由としてあるかもしれません。

ニコニコ生放送:中田七段の振り飛車解説

最近では注目の対局は
「ニコニコ生放送」と「アベマTV」の
両方で生中継をしていることも多くて、
本局もそうでした。

この2つについては、この記事に詳しく書きました↓

今回のニコニコ生放送の出演者はこちら。

解説者:
中田功七段
聞き手:
高浜愛子女流2級

中田七段は純粋な振り飛車党。

増田六段が振り飛車にしたことを
たいぶ喜んでいて、
解説もキレキレでした。

中田七段自身も
中飛車の経験は豊富ですし、
最近の公式戦で本局の藤井七段の囲いと
同じ囲いを指されて負けた
とのこと。

そのため解説にも力が入っていて、
振り飛車党の私にとってすごく勉強になりました。

ニコニコ生放送では
最近はメールテーマが設定されて、
それに関するメールが募集されます。

今回のテーマは
「今年中に片付けてしまいたいこと」

中田七段の片付けたいことは
「弟子の将棋を見てあげたい」。

高浜女流は「年賀状の準備や掃除」
とのことでした。

視聴者からのメールは、
「片付け」という言葉に反応して、
文字通り「部屋の片付け」に
関するものが多かったです。

物を捨てたいという「断捨離」の
話が何度も出ていました。

対局中の食事については、
藤井七段の注文が「たまご」ばかりなのが
話題になっていました。

昼食の「玉子チャーハン」には
たまごスープも付いていて、
「たまごづくし」といった内容。

お昼にこれだけたまごを食べれば
夕食はたまご以外の何かだろうと
中田七段は予想。

しかし、夕食の「とろろせいろそば」の
とろろにたまごが乗っていて、
またしても「たまご」。

藤井七段はたまご料理が好きなのでしょうか。

アベマTV:八代、三枚堂の仲良し出演

AbemaTVでは解説者と聞き手の
人数が多くて豪華です。

解説者:
中村太地七段
八代弥六段
三枚堂達也六段
聞き手:
本田小百合女流三段
中村桃子女流初段

アベマTVでは解説者のとある一週間の過ごし方を聞く、
というのが恒例のコーナーになっています。

三枚堂六段の話を紹介。

三枚堂六段の一週間
土:教室
日:浦安市民親睦将棋大会
月:交流会
火:研究会
水:研究会
木:休み
金:VS

「交流会」では
囲碁棋士の平田智也さんと交流したということで、
もともと親交が深いことを明かしていました。

ちなみに、平田智也さんは「観る将」らしいです。

三枚堂六段は趣味がビリヤードで、
「休み」の日には友人と楽しんだとのこと。

聞き手の中村女流がグイグイ突っ込んだのが
三枚堂六段と八代六段、高見叡王の関係のこと。

この3人は同年代で仲良しなことが知られていて、
そのことに話が及ぶと
三枚堂六段はしきりに照れていましたが、
一方でとてもうれしそうでした。

その後、解説者が入れ替わった後で
八代六段も一週間の過ごし方について話していました。

八代六段の一週間
日:仕事(福島県)
月:VS
火:連盟で会議
水:研究会
木:VS
金:対局
土:休み

ここで面白かったのが、
「対局」の日の話。

その対局の相手というのが
なんと三枚堂六段。

わりと珍しいことですが、
対局後は二人で食事に行ったそう。

そこに後から高見叡王と
関西から来ていた都成五段が合流して
4人での食事となったと。

八代さんの解説のときにも
結局この仲良し3人組の話となっていて
面白かったです。

まとめ

本局は増田六段が勝負どころを作れず、
藤井七段が一方的に攻めて勝ちました。

熱戦とはなりませんでしたが、
今後も藤井七段と増田六段の戦いは
続いていきます。

この二人の対戦で
どんな名勝負が生まれていくか楽しみですね。

ニコニコ生放送とアベマTVでの観戦については
こちらの記事もどうぞ↓

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