藤井聡太七段vs久保利明九段、棋聖戦二次予選決勝の情報まとめ

藤井聡太七段vs久保利明九段、棋聖戦二次予選決勝

藤井聡太七段と
久保利明九段の対局が
行われました。

棋聖戦二次予選決勝
という舞台で、
これが両者の
公式戦初対局です。

藤井七段には
勝率記録の更新が
かかっており
注目の対局でしたが、
熱戦の末に
久保九段が勝利。

一局の流れなど
対局の情報をまとめました。

対局の情報まとめ

2019年3月11日
第90期ヒューリック杯棋聖戦
二次予選決勝
久保利明九段(先手) vs 藤井聡太七段
関西将棋会館「御上段の間」
持ち時間:各3時間
開始 10:00
終局 18:01
127手まで 久保九段の勝ち
消費時間
藤井:2時間59分
都成:2時間59分

昼食
久保:ハンバーグ&海老フライ盛り合せ(イレブン)
藤井:バターライス(マッシュルーム抜き)(イレブン)

藤井七段は昼食に
バターライスを注文。

藤井七段は
バターライスを
注文することが多く、
気に入っている様子。

前回も
同じだったのですが、
「マッシュルーム抜き」
なのは気になります。

藤井七段は
マッシュルームが
苦手なようです。

藤井七段の勝率記録更新なるか

その活躍ぶりが
何かと話題を集める
藤井聡太七段。

この対局にも、
ある記録の更新の期待が
かかっており、
多くの将棋ファンが
注目していました。

その記録というのは、
年度最高勝率

藤井七段の今年度の成績は
42勝7敗で、
勝率は85.7%

これまでの最高勝率は、
1967年度に
中原誠十六世名人が残した
85.45%。

51年もの間
破られなかったこの記録を
更新できるか、
という状況でした。

この対局前の時点では
藤井七段は
この勝率を上回っていますが、
勝率の記録はあくまでも
年度の終了時点で決まります。

年度内に行われるであろう
対局数を考えると、
藤井七段は1敗でもすると
記録更新が
絶望的になります。

そのため、
藤井七段が
この対局に勝って
勝率記録の更新に
近づけるかが
注目されていたのです。

久保九段との公式戦初対局

その藤井聡太七段の
対局相手が
久保利明九段。

関西将棋界の
第一人者です。

久保九段は
先月までは
「王将」のタイトルを
保持する
タイトルホルダーでした。

ただ、渡辺明棋王に
0勝4敗で
タイトルを奪われ、
無冠になって
しまったところ。

3月1日の
A級順位戦の最終局も
敗戦となるなど、
久保九段は
調子を崩している
ようにも見えます。

久保九段と藤井七段は
公式戦で対戦するのは
本局が初めて
で、
少し意外な感じ。

というのも、
両者はどちらも
関西の所属だから。

同じ関西どうしであれば、
東西に分かれているよりも
対戦のチャンスは
多いはずです。

それでも対戦がなかった
理由としては、
久保九段が
タイトルホルダーだったことが
大きいのでしょう。

タイトルホルダーは
多くの棋戦で
予選が免除されます。

一方で藤井七段は、
予選の一番下の方から
勝ち上がらなければ
いけません。

タイトルホルダーである
久保九段と
対戦するところまで
勝ち続けることが
大変なわけです。

それでも藤井七段は
多くの棋戦で
勝ち上がってきては
いるのですが、
久保九段との対戦は
偶然ありませんでした。

関西を代表する
棋士の一人
である久保九段と
藤井七段の対戦を、
多くの将棋ファンが
楽しみにしていました。

また、本局の勝者は
棋聖戦の
本戦トーナメントへと
進出します。

本戦トーナメントは
16人の棋士のみで戦われ、
その中に入れれば
タイトル挑戦が見えてきます。

藤井七段には
初めてのタイトル挑戦の期待も
かかっているので、
その意味でも
注目の対局でした。

一局の流れ:久保九段の四間飛車

振り駒の結果、
久保九段の先手に。

藤井七段は
後手番になることが
なぜか多いのですが、
本局でもそうなりました。

将棋は基本的に
先手番の方が
少し有利なので、
あまりにも後手番が多い
藤井七段が
気の毒になるほどです。

先手となった
久保九段の作戦は
「四間飛車」

3手目に端歩を突くなど
序盤から工夫があって、
この対局のために
準備をしてきたことが
うかがえます。

対して藤井七段は
守りが固い
「穴熊」に組もうと
しましたが、
久保九段は
「穴熊」を完成される前に
戦いを起こしていきました。

久保九段は
「さばきのアーティスト」
という異名で知られています。

本局でも
駒をうまくさばいて、
有利になりました。

藤井七段が
終局後のインタビューで
語っていましたが、
久保九段に
さばかれたあたりで
誤算があったようです。

予想していなかった
局面に誘導されて、
時間を多く使わされる
展開になりました。

とはいえ勝負は
まだまだ難しく、
終盤で藤井七段は
端から攻め込んでいき、
どちらが勝っているのか
わからない、
大熱戦になりました

最後は藤井七段の攻めが
わずかに届かず、
その瞬間に
久保九段が反撃を決めて
ついに決着。

127手までで
久保九段の勝利と
なりました。

対局の結果がもらたすもの

これで勝った久保九段は
棋聖戦の
本戦トーナメントに進出

藤井七段との
公式戦初対局で、
先輩棋士として
貫禄を見せる
結果となりました。

対して敗れた藤井七段は、
期待されていた
勝率記録の更新は
ほぼ無理
となって
しまいました。

ただ、藤井七段は
インタビューでも
「勝率記録のことは
気にしていない」

ということを
語っており、
実際その通りなのだろうと
思います。

周囲の人は
色々と期待を
してしまいますが、
対局をする棋士としては
目の前の一局一局を
精いっぱい指すことだけを
考えているのかなと。

歴代記録の
更新はできなくても、
藤井七段が
今年度の勝率1位となるのは
間違いなさそうです。

2年連続での
勝率1位
となれば、
本当にすごいことです。

ニコニコ生放送での解説

解説者:
増田康宏六段
聞き手:
塚田恵莉花女流1級
メールテーマ:
「思い出のお店」

ニコニコ生放送には
藤井七段の
ライバルのような存在である
増田康宏六段が出演。

「矢倉は終わった」
という発言で有名で、
ストイックなイメージが
あります。

ただ、この放送では
とぼけた一面も見せて
くれました。

メールテーマの
「思い出のお店」
に関連して
聞き手の塚田女流が
「フレンチ」
言ったところ、
その言葉の意味を
理解できず。

「フランス料理のこと」
だと説明してもらって、
ようやく納得。

さらにその直後には、
「パテ」と言われて
またわからなくなり、
「それは食べ物ですか?」
と聞くほど。

「パテ」に関しては
塚田女流も説明に困り、
見かねたスタッフから
紙とペンを渡されて
絵を描くように
うながされます。

しかし絵を書いても
四角くて
豆腐のようになってしまい、
増田六段は
ますますわからなくなって
しまいました。

そのやり取りが
面白かったです。

そんな増田六段と
藤井七段の
順位戦の対局の記事も
ありますので、
合わせてどうぞ↓

アベマTVでの解説

解説者:
三浦弘行九段
都成竜馬五段
聞き手:
安食総子女流初段
貞升南女流初段

アベマTVの解説者には
都成竜馬五段が登場。

都成五段は3月5日、
つまり6日前に
藤井七段に
順位戦で負けたばかり
というタイミング。

でもそんなことは気にせず、
わかりやすく
解説してくれました。

都成五段は
なにしろイケメンなので、
コメント欄でも
大人気でした。

藤井七段と都成五段の
対局については、
こちらの記事に
書いています↓

また、三浦弘行九段の
解説での出演は
珍しいところ。

私は三浦九段と同じ
群馬県出身なので、
その姿が見られて
うれしかったです。

まとめ

藤井聡太七段と久保利明九段の
公式戦では初めてとなる
対局について書きました。

藤井七段が負けたことで、
勝率記録の更新は
絶望的に。

勝ちまくっている
藤井七段を止めた
久保九段は、
さすがの強さでした。

藤井七段が
ますます活躍するにつれて、
両者の対戦は
今後は増えていくでしょう。

次はどんな舞台で対戦し、
どんな将棋が見られるのか
楽しみです。

藤井七段関連の記事は
こちらにまとめてあるので、
合わせてどうぞ↓

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