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高見泰地叡王vs永瀬拓矢七段、叡王戦第1局の情報まとめ

 
高見泰地叡王vs永瀬拓矢七段、叡王戦第1局
この記事を書いている人 - WRITER -
梅澤 浩太郎
将棋講師。棋力はアマ四段。 インターネット上で将棋を教われるサイト、将棋マッチを開設・運営しています。 1987年12月生まれ。群馬県在住。 このブログでは自分でイラストを描きつつ情報発信中。叡王戦を支援しています。 将棋を始めたころからずっと、一番好きな棋士は藤井猛九段。 海外旅行が好きで旅行記も書いています。

高見泰地叡王vs永瀬拓矢七段、叡王戦第1局

高見泰地叡王と永瀬拓矢七段による
叡王戦七番勝負がいよいよ開幕。

第1局は叡王戦では初めて海外、
台湾で行われました。

対局は高見叡王が有利に進めていたものの、
終盤で逆転して永瀬七段が勝利。

対局の情報のまとめです。

食事など対局の情報まとめ

叡王戦七番勝負第1局
2019年4月6日
高見泰地叡王vs永瀬拓矢七段(先手)
台湾・台北市「圓山大飯店」
持ち時間:各5時間(チェスクロック使用)
開始 10:00
終了 21:24
135手まで永瀬七段の勝ち
消費時間
高見:5時間0分
永瀬:4時間41分

 

昼食
高見:揚州チャーハン、小籠包、
___ウーロン茶
永瀬:揚州チャーハン、小籠包、
___豚肉とへちまとえび蒸餃子、
___麻婆豆腐、クラブハウスサンド、
___グレープフルーツジュース、
___ホットコーヒー

 

おやつ
高見:アズキのライスケーキ、マンゴープリン、
___新鮮フルーツの盛合せ、アイスクリームシェイク、
___ホットコーヒー
永瀬:アズキのライスケーキ、杏仁豆腐、
___グレープフルーツジュース
___ホットコーヒー

 

夕食
高見:クラブハウスサンド
___フライドポテト
___オレンジジュース
永瀬:グレープフルーツジュース
___ホットコーヒー

 

ニコニコ生放送
解説者:
藤井猛九段
聞き手:
山口絵理子女流二段
ゲスト解説:
藤井聡太七段

 

食事でまず驚いたのが、
永瀬七段の注文の量の多さ

テーブルの上に
全部が並べられた写真を見ると、
まるでこれから
パーティが行われるかのよう。

一人で全部食べるとは
信じられないほどです。

 

さらにおやつは
永瀬七段だけでなく
高見叡王もすごいボリューム。

まるで大食い対決を
しているかのよう
でした。

 

その後、
永瀬七段は夕食では一転して、
注文をキャンセルしていました。

これらについては、
永瀬七段は終局後のインタビューで
詳しく答えていました。

いわく、
海外なので量がどれぐらいか
わからなかったため、
多めに頼んでおいた

思っていたよりも量があったので
昼食では全部は食べずに残しておき、
夕食時に食べた。

自分は猫舌なので、
料理が冷めたのは
都合がよかった、
とのこと。

 

叡王戦のトーナメントのときから、
食べるものに関して
多くの話題を提供してくれる永瀬七段。

七番勝負でも最初の一局から
楽しませてくれました。

一局の流れ:終盤での逆転

事前の振り駒により、
本局の先手は永瀬七段。

戦型は「角換わり」。

いま大流行している
「相腰掛け銀」に
なるかと思いきや、
永瀬七段は
「早繰り銀」という
実践例が比較的少ない作戦。

永瀬七段は持ち時間を
ほとんど使わずに
どんどん指し進めて、
用意の作戦であることを
うかがわせます。

 

迎えうつ高見叡王は
時間を使いながらも
永瀬七段の攻めに
的確に対応。

高見叡王が少し有利な状況で
終盤戦に入りました。

そこからさらに
高見叡王が差を広げ、
一時はいつ高見叡王勝ちで
対局が終わっても
おかしくない状況に。

 

しかし、
そこで高見叡王が
安全に勝とうと意識し過ぎて
ミスをしてしまいました。

それを永瀬七段がとがめて、
一気に形勢が逆転

中盤からずっと
高見叡王が有利でしたが、
それがついに
ひっくり返ったのです。

 

逆に優勢になってからの
永瀬七段の指し手は正確。

そのまま危なげなく指し進め、
永瀬七段の勝利となりました。

前期の金井恒太六段を思い出す逆転負け

高見叡王にとっては
あまりにも痛い逆転負け。

その様子は私には
前期叡王戦の金井恒太六段
重なって見えました。

 

前期叡王戦では、
金井六段がずっと優勢でも
持ち時間が終盤でなくなり
高見叡王が逆転勝ちする
というパターンが何度もありました。

本局ではその立場が逆になり
高見叡王が持ち時間がなくなってからの
逆転負けに追い込まれることに。

高見叡王が
必要以上に安全に勝とうと
してしまった背景には、
例えば以下のような
要因があると思います。

・これが初めての「防衛戦」
・相手が粘り強い永瀬七段
・本局は大事な初戦

 

この中でも特に
「防衛戦」だということの
心理面への影響は
大きいように思えます。

負けても失うものがなかった
前期の叡王戦とは、
立場が違います。

「タイトルは防衛して一人前」
という言葉もありますが、
それだけ防衛戦というのは
タイトルを奪取するのとは
違った難しさ
があるのでしょう。

 

この第1局の逆転負けで、
高見叡王の中に
「優勢になっても勝てない」という
悪いイメージが植え付けられないかが
少し心配です。

前期の叡王戦では、
初戦を逆転負けした金井六段は
結局一度も勝てないまま
4連敗して七番勝負が決着しました。

高見叡王が第2局以降で
巻き返せるかに注目です。

ニコニコ生放送の解説

ニコニコ生放送の解説は
藤井猛九段、
聞き手は山口絵理子女流二段。

どちらもニコニコで人気の棋士
生放送の出演実績も多く、
安定感はばつぐん。

私は藤井九段のファンなので、
より楽しめました。

台湾の現地大盤解説は
三浦弘行九段と北尾まどか女流二段で、
どちらも藤井九段の兄弟弟子

現地と映像がつながって
会話する場面もあり、
親しい間柄ならではの
藤井九段とのくだけたやりとりが
面白かったです。

 

海外対局ならではの
楽しみもありました。

対局場の圓山大飯店という
有名なホテルのロビーから
中継
をしたり、
立会人の木村一基九段が
宿泊している
スイートルームの中を案内したり。

対局前日の両対局者や
関係者の様子が
動画にまとめられて
紹介されたりもしました。

そうした様子を見ると
やはり日本とは違っていて、
新鮮でした。

 

午後6時ごろからは
ゲスト解説として
藤井聡太七段が登場

ファンが待ち望んだ
「ダブル藤井」による
解説が実現しました。

お二人が対面するのは、
聡太七段のプロデビューが
決まったころ以来とのことで、
かなり久しぶり。

どちらの藤井さんも
少し緊張している様子。

聡太七段の終盤の読みの速さは
やっぱりすごくて、
難しい詰み手順を
あっという間に読み切っていました。

聡太七段の出演時間が
1時間ほどと短かったのは
少し残念でしたが、
視聴者はすごい盛り上がりでした。

まとめ

叡王戦第1局について、
一局の流れなどをまとめました。

叡王戦では初めての
海外対局ということで、
視聴者としても
とても面白かったです。

藤井聡太七段の
ゲスト解説も
うれしいポイント。

対局の内容は大熱戦でしたが、
終盤での逆転は劇的でした。

これが今後の七番勝負の流れに
どこまで影響するかに
注目しています。

 

叡王戦七番勝負の記事はこちら↓

 

叡王戦の記事は
こちらにまとめてあります↓

 

 

 

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