情報の断捨離で脱「情報デブ」~新聞の購読をやめて気づいたこと~


・そもそもアタマに入ってくる感じがしない
・情報に反応することに疲れた
こうした感覚があるのであれば、それは情報を多く取り入れすぎて「情報デブ」になっていることに原因があるかもしれません。
そんな人には「情報の断捨離」がオススメです。私自身、情報の断捨離の大切さに気づくできごとが最近あったので、それを紹介します。
情報の断捨離を知って実践すると、「ほんとうに大切な情報」だけをしっかり自分のものにできるようになります。そして、その情報を仕事や生活に活かして、より楽しく充実した毎日を過ごせるようになりますよ。
「情報の断捨離」で「情報デブ」をやめる
「断捨離(だんしゃり)」という言葉はふつう、モノに対して使います。ざっとこんな意味があります。
捨:モノを手放す
離:モノを最適化する
「断捨離」についてはすでに知っている人が多いと思うので、ここでは詳しくは書きません。モノの断捨離について詳しく知りたい人には、こちらの本がオススメです↓
「断捨離というのはモノだけでなく情報にも有効ですよ!」というのが、この記事でお伝えしたいことです。
昔は情報が貴重だったかもしれませんが、誰もがスマホを持ついまの時代、情報はいくらでも手に入ります。手に入るというより、つねに情報を押し付けられているような状態になっていると言えます。
だから、情報を必要以上に取り入れてブヨブヨに太った「情報デブ」になりやすい状況なのです。情報デブになってしまうと自分にとって有益な情報の区別がつかなくなり、アタマの働きも重くなって、ろく考えられなくなってしまいます。
情報デブになるのを避けるためには、「情報の断捨離」が必要。具体的には、さきほどの断捨離を情報にあてはめて、これを実践していけばいいです。
捨:情報を忘れて手放す
離:情報を最適化する
情報の断捨離の効果とその理由
情報の断捨離に効果があるのは、「ほんとうに大切な情報に集中できるようになる」からです。
情報デブのときには、情報が多すぎて大切な情報がうもれてしまっています。情報というのはメディアやインターネットから得るものだけでなく、ふだんの目にする風景や人との会話もふくみます。
たとえば、ふだん仕事をしていて、お客さんと会話をしたり社内の会議に出席したりしていれば、たくさんの情報が入ってきます。情報の断捨離ができている状態であれば、その中からとくに重要な情報だけに注目して、その情報に対応した行動をすぐにとることができます。
その結果、仕事で大きな成果が得られるのです。
また、家庭内の人間関係をよくするのにも情報の断捨離は有効です。
家族との会話の中にも、たくさんの情報が含まれています。言葉だけでなくて、相手の声のトーンや表情からも多様な情報が読み取れるはず。そうした情報に気づけるのは、ふだんから情報の断捨離ができているからこそです。
そうして得た情報があれば、言葉にはなっていない相手の本当の心情や、自分に期待していることも想像できます。それがわかれば適切な言葉を返すことができて、人間関係がよくなるのです。
スマホで別の情報を取り入れながら相手の顔も見ないで話をする人もいますが、そんなことをしていると相手の情報を見落としますし、信頼も失います。
そういうことをしてしまうのは、そもそも「ほんとうに大切な情報に集中しよう」という意識がうすいからだと言えます。
新聞の購読をやめた私の例
私は最近、情報を断つことについて、大きな決断をしました。それは、新聞の購読をやめたことです。
私は社会人1年目のころから10年近く、日本経済新聞を毎日かかさず読んできました。日経新聞の電子版は紙の新聞と同じ紙面がiPadで読めるので気に入っていたのです。
新聞を読むのは私は昔から好きで、有益だとも思います。ですが、自分のいまの状態には新聞が合わなくなってきたと感じていました。まさに情報デブになってきていたのです。
昔は私にとって情報収集といえば、ほぼ新聞と本だけでした。
それがここ数年は、TwitterなどのSNSでの情報収集も多くなっていました。さらに、最近の数ヶ月間は、YouTubeでビジネスの有益な情報をたくさん得るようにも。以前はYouTubeはヒマつぶしで楽しんで見るものだと思っていたのですが、認識が変わりました。
さらに、音声配信でも役立つ情報を聞くようになっています。
そうして色々なところから有益な情報をたくさん得られるようになったのは良いことなのですが、情報が多すぎて、あまりアタマに残らないような感じがしていました。
人がきちんと処理できる情報の量には限度があることを、自分の実感として感じたのです。
「いま自分が実現したいことは何か」に注目する
そこで私は、情報の断捨離をすることにしました。
そのとき、自分にとっての「ほんとうに大切な情報」が何かをあらためて考えました。
大切な情報をはっきりさせるには、「いま自分が実現したいことは何か」に注目するといいです。私の場合は、「自分がやっているビジネスを成功させたい」というのがイチバンです。
そのうえで、いま取り入れている情報を見直してみました。すると、いまの情報源のうち、新聞は自分のビジネスに直結していないということに気づきました。
新聞は一般的な社会の流れを見るのにはいいのですが、ネットビジネスに関しては情報が薄すぎるのです。
だから、私は新聞を読むのをやめました。
昨年の12月のはじめから新聞を読まなくなって1ヶ月半ほどが経ちました。
そしていま、いい変化を実感しています。自分の脳の容量が開放されて、新しくて大事な情報を取り入れやすくなった感覚があるのです。本や動画から学んだことを自分の中できちんと消化できている感じがします。
情報を集めないと不安な人も少しずつ試そう
私も自分でやってみてわかったのですが、情報を取り入れないようにするのは意外と勇気がいることです。長年の習慣になっていることであれば、なおさらです。
・毎日チェックしているニュースサイト
・通勤時にいつも開くニュースアプリ
こうしたものを、いきなりなくすのは不安です。そのせいで有益な情報を取り逃すことになったらイヤですからですからね。
ただ、有益な情報を1つ得るためにムダな情報を9つ取り入れることをつづけていると、情報デブになってしまいます。だから、たとえ大切な情報を少し逃すことになったとしても、それは許すという心がまえが必要です。
いきなり情報にまったく触れなくするのに不安があるのであれば、チェックする回数を減らしていってみましょう。いままで毎日みていたものを、1日おき、週に2回、週に1回と減らしていくのです。
そうやってためしに情報を断ってみると、不都合なことは特にないことに気づくと思います。そして、私が感じたような良い変化を実感できるはずです。
まとめ
情報を取り入れすぎて「情報デブ」になっている人が多いです。その場合は「情報の断捨離」をすることで、自分にとってほんとうに大切な情報に集中できるようになります。
あなたもぜひ一度、情報の断捨離をためしてみてください。
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