アンコールワット、世界遺産の中に入って見学~タイ,カンボジア30


世界遺産のアンコールワットは、
内部に入ったり上まで登ったりしながら
見学することができます。
外から見ても美しい建造物ですが、
内部もレリーフなどの装飾が施されており
とても豪華。
内部を歩きまわりながら、
時間をかけて楽しめました。
再びアンコールワットへ
再びアンコールワットへとやってきました。
時刻は午後3時過ぎ。
この日の早朝、
アンコールワットで日の出を見たことについては
こちらの記事に書きました↓
そのときには暗くてよく見えなかったのですが、
今はアンコールワットの全体像がよく見えます↓
通常であれば、この写真の左側に見える
「西参道」を通っての中へと入るのですが、
現在は改修工事中のため通行できません。
その改修工事には上智大学が関わっているということで、
カンボジアと日本のつながりが感じられます。
改修工事中は南側に設置された浮き橋を通ります↓
とてもしっかりした作りで、安定した橋でした。
こちらが「西塔門」で、アンコールワットの正門です↓
この門をくぐったら、
本殿まで続く長い通路を歩いていきます↓
冒頭の写真は、このとき撮ったアンコールワット。
青空をバックに撮るのもきれいです。
ここまでは、朝日を見に来たときと同じ道のり。
いよいよ、朝は立ち入ることができなかった、
アンコールワットの本殿へと入っていきます。
アンコールワットの内部
アンコールワットを遠くから見たときに
5本の塔のように見える部分は「祠堂」といい、
第一回廊と第二回廊が周りを囲んでいます。
回廊には彫刻がほどこされており、
整然とした美しさがありました。
ただ、壁のところどころが
赤くなっているのが気になります↓
ガイドさんによれば、
建立されたときには赤く塗られていたが、
今は色が落ちてしまった状態とのこと。
元のカラフルな様子を創造するとすごく派手で、
その様子を見てみたいものです。
面白かったのが窓にはめられていたこちらの柱↓
できた影に注目。
実は、影の形がアンコールワットに似た
複数の尖った部分を持つように
計算して作られているらしいです。
面白いことを考えるものだと感心しました。
第三回廊にの登る
本殿の中心部までくると、
目の前には第三回廊があります↓
高さ65mの中央祠堂が中心にあり、
四方をそれより低い祠堂が囲んでいます。
四方の祠堂には階段が付いていますが、
あまりに急な階段なため
過去には観光客の転落死亡事故もあったようで、
現在は立ち入り禁止になっています。
ただ、現在は北東の祠堂に
安全な階段が設置されていて、
ここからのみ登ることが許されています。
手すりが付いているとはいえ、
かなり急な階段です↓
大勢の観光客が列を作っているので、
順番を待たないといけません。
下手をすれば1時間ぐらい待つこともあるようですが、
私たちは15分ほどの待ち時間で
登ることができました。
上に登ると遠くまで見通せて、
眺めがよかったです↓
自分たちが通ってきた門や通路が見えます。
アンコールワットの遺跡も
上からよく見ることができました。
第三回廊の通路はこんな感じで、
けっこう狭いです↓
遠くから見えていた中央祠堂が
こんなに間近で見られます↓
見学を終えて降りる階段を上から見ると
けっこう怖いので、
高所恐怖症の人は気をつけましょう↓
壁一面のレリーフに圧倒される
いったんアンコールワットの中心部まで行った後、
第一回廊まで戻ってきました。
このように、壁一面にレリーフが彫られています↓
これは南側東面にあるレリーフで、
上段が天国、下段が地獄、
中段がどちらに行くかの裁定を待つ人達、
という絵です。
こちらは東側南面のレリーフで、
ヒンドゥー教の天地創造神話「乳海攪拌」
が描かれています↓
精巧なレリーフがどこまでも続いていくのは、
近くで眺めなら歩くと圧倒されます。
アンコールワットの裏側
第一回廊をさらに外に向かって歩くと、
アンコールワットの裏側に出ました。
夕日で逆光になっているアンコールワット↓
入ってきた門の反対側であるこちら側は、
あまり整備されていないように見えました。
観光客の数もずいぶん少なかったです。
手入れがされずにほったらかしに
されているような遺跡がありました↓
道も舗装されておらず、
森の中を歩いている感じ。
正面側とはだいぶ違います。
しばらく森の中を歩いていくと、
アンコールワットの周りを囲む
堀まで到達しました↓
このときには、
雨がポツポツと振り始めてきました。
ずいぶん前から振りそうな雲の様子だったのですが、
いよいよ来たかというところ。
そんな状況で、
バスが待っている場所まで
歩いてたどり着きました。
バスに乗り込むあたりのタイミングで
スコールの激しい雨が始まり、
ギリギリでずぶ濡れになるのを
避けることができました。
本当にラッキーでした。
時刻は午後5時。
次は、夕日を見られる遺跡まで移動しました。
雨がすぐにやんでくれることを願いながら…。
私が今回利用したツアーはこちら↓
タイ・カンボジア旅行記の全記事は
こちらにまとめてあります↓
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